車を査定に出すときに、車内は掃除をしておいた方がいいのでしょうか?また、掃除をするかどうかで査定金額は変わるのでしょうか?
以下では、査定前の掃除に関して紹介していますが、売る直前に慌てて綺麗にするのではなく、普段から掃除をして綺麗に保つ様に心がけましょうね。
掃除をするに越した事は無い
例えば、賃貸マンションで部屋を借りた人が引っ越しをする事になり、大家さんに部屋を明け渡すとき、掃除機をかけてある程度綺麗にしてから部屋を出て行きますよね。
仮に掃除をして出たとしても、大家さんは業者にルームクリーニングを依頼してから、新しい入居者に賃貸に出します。
掃除をしたからといって敷金(保証金)が多く帰ってくるという訳でもないですが、印象は良くなりますよね。これと同じ事が車の査定でも言えます。
一般的に、内装を綺麗にする為にちょっと掃除機をかけたりゴミを拾ったからといって、査定金額がアップするということは有りません(そもそも、ルームクリーニング代は査定額から引かれています)。あくまでも査定士が査定をし易い様に、また、心証が良くなる程度だと思っておいて下さい。
しかし、業者オークションを例にとると、内装評価点がA〜E(Aが一番綺麗)に分かれており、内装を綺麗にしてから出品するのとそのまま出品するのでは、評価点が変わる事が有るのです。内装評価点が高いと、評価を見た人が安心して購入出来るので、買取金額も上がる可能性が有ります。
つまり、「掃除の仕方」によっては査定金額が上がる事もあり得るのです!(むしろマイナス査定にならないように掃除をするという言い方の方が正しいかもしれません。)
以下ではお金をかけずに出来る掃除のポイントを見てみましょう。
ちなみに社内の掃除に対する査定評価の考え方は【車の洗車】と同じです!
内装掃除の仕方のポイント
ちょっと掃除機をかけたりゴミを拾ったからといって、査定時の内装評価は変わりません。どうせするなら徹底的に磨き上げて査定価格をアップさせましょう!
お金をあまりかけずに出来る掃除の必須アイテムとして、以下の様な物が有ります。
- 中性or弱アルカリ性洗剤(酸性や強アルカリ性は×)
- 歯ブラシ(使い古しでOK)
- タオル等、吸い取りのいいクロス
- 掃除機
- 消臭スプレー
- 光沢剤
光沢剤以外は一般家庭に有る物ばかりです。お金をかけたからといって査定額が跳ね上がる訳でも無いので、可能な限り家にある物だけで綺麗に仕上げましょう。
まずは車内全体に掃除機をかけて、マット下やシートの下を綺麗にしましょう。
次に、内装を洗剤とクロスで綺麗に拭きましょう。シートに付いたシミは、洗剤をかけてクロスなどで叩く様にして汚れを落とします。1回や2回では汚れは落ちないかもしれないですが、根気よく何度もすると汚れが落ちてきますよ。
また、プラスチック部分には光沢剤を塗って仕上げる様にしましょう。これだけでも見栄えが明らかに良くなります。
なお、査定ではタバコの匂いのする車は、「タバコ臭あり」という評価を受け、査定額が下がることになります(参考記事:タバコの臭いが有るとマイナス査定)。
タバコを吸う人に「タバコを車内で吸うな!」とは言いませんが、日頃から換気をしっかり行う様にして、査定前には消臭スプレーをするなどして、タバコを吸わない人が車に乗っても気にならない程度にはしておきたいですね。
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