純正と社外では全然違う?車査定でパーツを高価買取してもらう裏技をプロが完全ガイド

 
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心の声

ホイールやエアロ、マフラーなどの改造用パーツが車査定において、どのような影響があるのか気になる…

高いお金を払ってカスタマイズしてきた愛車であるからこそ「高く評価されて当たり前」と思いますよね。

しかし実は多くの買取業者ではあなたが期待しているほど、あなたの愛車についたパーツを高く評価してくれないという事実をご存知でしょうか?

もしこの事実を知らなければ「これだけお金をかけた愛車だから高く評価されるだろう」と大手買取業者に車持っていき、「この程度の金額なのか」と落胆していたかもしれませんよ?

しかし、ご安心ください。今回の記事では車査定において、あなたが取りつけたパーツはどのような評価を下されるのかを詳しく紹介しています。

どうすればあなたの愛車が最も高く評価されるのかという方法まで紹介しているので、カスタマイズをたくさんしている人は必見の内容になっていますよ。

「せっかく高い投資をして仕上げてきた車をどうにか高く評価してほしい」という人には、絶対に役に立つ内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

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車査定における純正パーツと社外パーツの評価の違い

車のカスタマイズ用パーツには、純正パーツと社外パーツが存在します。

純正パーツとはディーラーが販売しているパーツで、社外パーツとは自動車ディーラー以外の業者が販売してるパーツのこと。

「愛車を自分好みに仕上げたい!」という方は結構いますよね。純正パーツでは満足いかず、エアロパーツやホイール、マフラーなどのかっこいい社外パーツ品を装備している事も多いでしょう。

ただ結論から言いますと、純正パーツと社外パーツであれば、圧倒的に純正パーツの方が車査定では評価が上です。

何故かというと、世の中には社外パーツを嫌がる人が多いから。逆に純正パーツを好む人は多いです。

https://twitter.com/rinka731/status/1025790806337019906?s=21

買取業者は買取をした後に売れなければ、意味がありません。

その点を考えると、売れにくい社外パーツが付いている車よりも、売れやすい純正パーツがついてる車の方を好むというのは、当たり前と言えば当たり前ですね。

そのため純正パーツだけの車であれば、下手に外す事はせず、つけたままで車査定してもらっても全然問題ありません。

パーツそのものをきちんと評価してくれる業者であれば、純正パーツで揃えているという点でプラス査定になってくれますよ。

人気のある社外パーツなら評価があがることも

社外パーツ品は「かっこいい」「機能性が優れている」と思って付ける方がほとんどでしょうが、先程も解説したように、いざ売ろうと思うとなかなか高い評価がされないのが実状です。

基本的に中古車市場では、社外パーツ品よりも大衆ウケのする純正品の方が評判が良いので、査定額も純正品の方が高い事が多い、というのは先ほども紹介した通りです。

実はもう一つ理由があります。中には社外パーツ品を得意としていない買取業者がおり、その価値の判断が適切にできない事があるのです。

顕著な例がディーラーの下取りですね。ディーラーでの下取りでは、社外パーツが付いているとそのパーツの価値そのものを見る事はなく、一概にマイナス査定としがちです。

一方で、最近は人気の社外パーツ品であれば査定価格がアップする事も多く、改造車を専門に扱っている買取り業者も登場して来ています。(詳しくは後述)

従って、基本的に社外パーツ品は高評価はあまり期待できませんが、人気のあるパーツであれば高額査定の可能性もある、という事が言えるわけですね。

車査定前にパーツは外すべきか外さないべきか

純正パーツに戻した車
ここまでは純正パーツと社外パーツの評価の違いについて紹介してきました。

社外パーツを使って、自分好みにカスタマイズした車を売却する時は苦戦しやすい、ということを理解していただけたと思います。

次は査定時に自分で取り付けたパーツ品を付けた状態のまま、査定に出した方が良いのかどうかを見ていきましょう。

結論から言いますと特殊なパーツがない限りは、車と一緒に売ってしまった方が良いですし、なによりラクです。

先述したように、純正パーツならついたままでも高く評価されるため、大抵の場合はパーツをつけたまま売却したほうがお得になるでしょう。

もしパーツを個別で売りたいのであれば、有名メーカーの高価な社外パーツなどをつけている場合は外して、「ヤフオク!」等のオークションサイトで売却した方が良いですよ。

また車査定で0円と言われた場合も、パーツだけ取り外して売却したほうが、結果的にお金が手元に残ることになりやすいです。

【補足1】査定後にパーツを外すのはNG

パーツを付けたまま査定に出しておきながら、後になってパーツを取り外して引き渡す、というのは絶対にNGです。

査定の金額は査定時の状態で決まっていますし、その金額で契約をしているので、後で取り外すのは契約違反になりますよ。

トラブルの原因となるので、必要なパーツは査定前に取り外すか、後で外す旨を査定士に予め伝えておくようにしましょう。

【補足2】パーツ外しにはお金がかかる

自分でパーツを外せる方は、各種パーツ品を取り外して別途売るのも問題ないでしょう。

しかし自分でパーツを取り外せる技術がないのであれば話は別です。業者に取り外しを頼む、とそれだけで数万円ほどかかる事もあるので注意してください。

【補足3】違法パーツは査定前に外すべし

もし車検が通らないような違法改造をしている車の場合、マイナス査定になります。場合によっては買取そのものを拒否されることも。

もし違法パーツを使っているのであれば、車査定前に純正品に戻すか、そのものを外しておいた方が良いでしょう。

車査定で特に評価されるパーツとは

中古車の査定
ここまでは車査定でパーツを外すべきかどうかという点について紹介してきましたが、基本的にはパーツを外さずにそのまま査定に出すべきだと言うことを理解していただけたと思います。

では実際にパーツ付きの車を査定したとき、どんなパーツがついていれば、車査定では高評価されるのでしょうか。

結論から言いますと、車査定の中で特に評価されるパーツは「エアロ」になります。

エアロとはフロントバンパーやリアバンパーなどにつけて、デザイン性を向上させる追加パーツのこと。もともとは空力特性を上げてスピードを増すためのレース用パーツ

車自体のデザイン性をアップさせるということから、エアロパーツは非常に人気です。

車に取り付けるパーツは基本的に社外パーツであればマイナス査定なることが多いですが、エアロであれば社外パーツであったとしても、カッコよければ金額が上がるという事例が多いです。

もしエアロパーツやがついているのであれば、自信を持って査定に出してみましょう。「プラス査定にならないほうがおかしい」という強気のスタンスで査定に臨んで OKですよ。

車査定で評価が低くなるパーツはマフラー

逆にあまり評価を受けられないのは「マフラー」です。社外製のマフラーほど嫌われる傾向があります。

マフラーは車の機構そのものに関わるパーツのため、純正パーツ以外のものになると「安全性は大丈夫なの?」と心配する人が多くなります

「不安なマフラーが付いている車を買うぐらいであれば、純正の車がいい」ということで社外マフラー付きの車は高く売れません。

そのせいで買取金額が高くならないという傾向が見られますので、もしマフラーを改造した車であれば、売却する業者は選んだ方が良いでしょう

【補足】パーツによっては高く取られる時期がある

実はパーツによっては、1年間の中で買取金額が高まる時期が明確に存在するモノががあります。

何故かというと、需要が高まる時期がはっきりとしているから。具体例を挙げますと雪道でのスリップを防ぐ「スタッドレスタイヤ」ですね。

スタッドレスタイヤは冬になると一気にニーズが高まります。そのため、10月11月になると買取価格がアップするのです。

リサイクルショップで冬物の服を秋に売ると高価買取になるように、パーツによっては高く買い取る時期が存在するので注意しなくてはいけません。

なお、春から夏の間にスタッドレスタイヤをつけた車を売ってもマイナス査定になるというわけではありませんが、プラス査定になることもないので注意してください。

車査定で各種パーツを高く評価する業者の見つけ方

純正パーツに戻した車

ここまではどんなパーツが高い評価を受けるのかを紹介してきましたが、実は業者によってもパーツの評価方法が違うので、注意しなくてはいけません。

買取業者には「大手買取業者」「中堅買取業者」「地場の買取業者」があります。

大手買取業者とは「ビッグモーター」など、CMでよく見かける買取業者のこと。店舗数も全国で数百店舗あります。

URLが見つかりません。

中堅買取業者はCMでもたまに見かける買取業者ではありますが、全国的には店舗数の少ない業者のこと。「カーセブン」などが該当するでしょう。

なお、カーセブンの評判については以下の記事をチェックしてみてください。

地場の買取業者は、その地域に根付いた「〇〇自動車販売」など名前がついた業者のことで、1つしか店舗がありません。

もしパーツを高く評価してもらいたいのであれば「大手買取業者が良い」と言いたいところですが、大手買取業者はあまりオススメできません。

何故かというと査定のルールがガチガチすぎて、パーツそのものにあまり良い評価を下さないから。

純正のエアロパーツが一式揃っているなどという場合は評価をしてくれますが、パーツそのものの価値はあまり考慮してくれません。

とにかく「走行距離」「車種」「年式」の3つを中心に据えたルールで査定するため、プラスアルファ要素はあまり見てくれないのです。

なお中堅買取業者も大手買取業者の査定ルールを参考にしている部分があるので、あまり良い金額にはならないでしょう。

地場の買取業者の車査定なら高価買取が狙える

愛車に取りつけた各種パーツを高く査定してもらいたいと思うのであれば、その地域にしかない地場の買取業者に持っていくのが1番です。

実際に他の買取業者では高く評価もされない社外品のマフラー付改造車であったとしても、地場の買取業者であればプラス査定にしてくれます

このように地場の買取業者であれば、あまり高く評価されないパーツもプラスアルファで見てくれるので、わざわざ取り外す必要もありません。

ただ地場の買取業者を使うとき、1つだけ注意しなくてはいけない点があります。

それはどの地場の買取業者も、車査定においてパーツを高く評価するわけではないということ。

地場の買取業者の中には、大手買取業者の査定ルールをそっくりそのまま真似している業者も存在します。

そんな業者に持っていけば、あなたの車に付いているパーツが高い評価をされる事はないで要注意。

車一括査定を使って、サクッと高価買取してくれる業者をみつけましょう。

まとめ

以上、今回は車査定において、パーツがどのように評価されるのかという点を見てきました。

基本的に社外パーツであればあまり評価されることがなく、純正品のパーツであれば高い評価を下されることをご理解いただけたと思います。

もしパーツをふんだんに使った車を売却したいと思っているのであれば、ぜひ今回紹介した内容を参考にしてみてください。

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