車を売却しようと思った時、必ずと言っていいほど目に付く「車一括査定」について、色々と気になっている部分がありませんか。
しかしネット上の知識は断片的な情報ばかりで、あなたが知りたいこと全てを解説していませんよね。
だからこそ、何をどこまで理解していいかよくわからないはず。
しかし実は車一括査定について、あなたが知っておくべきことは限られていることをご存知でしょうか?
具体的には以下の要素だけを押さえておけばOKですよ。「車一括査定を極めた!」と第三者に言っても全然大丈夫です。
- 車一括査定の仕組みと利用の流れ(基礎知識)
- それぞれの車一括査定の特徴と比較(ランキング)
- 車一括査定の注意点と対処法(体験談)
- あなたは車一括査定を使うべきなのか(総括知識)
もしこのことについて知らなければ、むやみやたらに色々な知識を調べて、本当に知るべき知識を理解できていなかったかもしれませんよ?
車一括査定についてムダ知識や机上の空論ばかりを備えてしまい、いわゆる「知ったか野郎」になっていたかもしれません。
しかし、ご安心ください。今回の記事では「車一括査定」を利用する前に知るべき知識は、完全に網羅しているため、「決定版」とも言える内容となっています。
つまりはこの記事さえ見ておけば、車一括査定については、そんじょそこらの業者よりも博識になったと言えるわけですね。
既存の車一括査定を全て利用した筆者だからこそ伝えられる内容となっていますので、解説する知識はリアルな経験談に基づく、即戦力となる知識ばかり。
「車一括査定」が気になっているという人にとって必見の内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
なお「自分は車一括査定のランキングだけ見たい」という特定の知識だけを求めている人は、以下の【見出し】を表示させれば、気になる箇所だけ読むことができますよ。
【基礎知識】そもそも車一括査定とは?どんな流れで使う?
まずは車一括査定サイトとは何なのか、という基礎知識について紹介していきます。
もし「車一括査定についてある程度知っているよ!」という人は、次の「高価買取できるのはドコ?車一括査定ランキング」まで飛ばしてもらって構いません。
車一括査定サイトは効率よく高価買取ができるサービス
車一括査定サイトとは、インターネット経由での申し込みによって、複数の業者に査定ができるサービスのこと
早い話が、めんどくさい複数業者への査定を全部代行してくれるサービスというわけです。
車一括査定サイトの世間的認知度はどれくらい?
便利なサービスである車一括査定サイトの世間的な認知度って、どうなのか気になりませんか?
当サイトが独自に「車の売却に興味がある人」もしくは「車の売却をしたことがある人」100人にアンケートをしてみたところ、以下のような結果になりましたよ。
残念ながら、認知度としてはまだまだといったところですね。まあテレビCMなどのプロモーションを大々的にしていないので、仕方ないと言えば仕方ないでしょうか。
車一括査定の利用の流れは?
世間的な認知度はまだまだと言える車一括査定ですが、実際に利用する際の流れとしては以下の通りになりますよ。
今までは一社ずつ回って、どこの会社が一番高いか確認していかなければなりませんでした。面倒極まりないですよね。
しかし車一括査定サイトのおかげで、数十秒の申し込みで複数の業者にたくさんの査定をもらえるため、効率よく査定を手に入れることが可能になっています。
また車一括査定サイトと提携している業者は、他の業者と比べられる状況にいるので、ライバルに負けじと高い金額を提示します。
いわゆる「相見積もり」が強制的に行われる仕組みになっているというわけ。
業者としてはあまり嬉しくない仕組みでしょうが、車を売る人にとっては嬉しいサービスと言えるでしょう。
買取業者は車一括査定をどう思っているのか
車一括査定を利用する側からすると、なかば強制的に高価買取ができる仕組みになっていますが、買取業者はどのようにを思っているのでしょうか?
「車一括査定なんてなければいいのに…」と思っているのか、それとも「車一括査定がないと仕事にならない!」と感じているのか。
筆者が普段から気になっていた疑問を、実際に車一括査定で査定してもらった買取業者にぶつけてみました。
今回質問させていただいたのは、車一括査定サイトで出会った地場の買取業者C社の査定担当・後藤さんです。
あの…査定をしているところ、すいません。買取業者さんにとって、車一括査定でどのような感じなんですか?強制的に競争させられる仕組みなので、ホントは嫌ですよね?
まぁ確かに、車一括査定経由のお客さんからは「他の会社はこれぐらいの金額でしたよ」と言われる事はほぼ100%です。しかし一括査定でなくても言われますよ。
えぇ、そうなんですか?みんな複数の会社に査定してるんですかね?
中にはカマをかけてくる人もいます。ただ、大手の買取業者さんに電話である程度の相場を聞いて、それを元にふっかけてくることが多いですね。とにかく日常茶飯事で、苦ではないです。
では車一括査定は業者的にも良いサービスなんですか?
お客さんを呼んでくれるので良いサービスだと思ってますよ。お互いにとって良いサービスなので、気にせずにガンガン他社さんと比較してほしいですね。
このように買取業者も「他社との競争、ドンとこい」というスタンスです。
つまりは「最終的には他社よりも買取金額を上げるつもりだ」「査定後の買取金額アップを前提にしている」というわけですね。
さて、ここまでの解説で、車一括査定が車を売却する上で、車を売る人・車を買う人ともに役に立つサービスであることを理解していただけたと思います。
では実際に利用する際、どのサイトを利用すれば良いのでしょうか。
その「答え」を出すために、今回実際にすべての車一括査定を使ってみました。ざっと以下の通りです。
※画像出典:カーセンサー「申込み完了ページ」より
※画像出典:ナビクル車査定「申込み完了ページ」より
※画像出典:ズバット買取査定比較「申込み完了ページ」より
さすがにすべての車一括査定サイト全て利用したと言う人は、なかなかいないのではないでしょうか。
次の章では筆者がすべてのサイトを利用して導き出した、車一括査定サイトのランキングを紹介していきます。
高価買取できるのはドコ?車一括査定ランキング
せっかく車一括査定を使うのであれば、高価買取できる可能性が高いサイトにしたいですよね。
しかし、どのような特徴を持つ車一括査定サイトが高価買取できるのでしょうか。
回りくどいことを抜きにして、結論から言いましょう。
「提携数」が多くて、多くの査定数が確保できる車一括査定サイトが高価買取を実現できます。
筆者はすべての車一括査定サイトを使って実感しましたが、高価買取できるかどうかは「確率論」であり、たくさんの業者に査定してもらうしか方法はありません。
たくさんの業者に査定してもらえるかどうかを司るのは「車一括査定サイトの提携数」です。
つまり提携数が少ないと、査定の対象となる業者が少なくなるため、「高価買取になる業者に当たる可能性が低くなる」わけですね。
車一括査定サイトには提携している業者が決まっており、ざっとまとめると以下のようになっています。
- ユーカーパック:8,000社以上
- カーセンサー:1,000社以上
- MOTA:500社以上
- ズバット買取査定比較:200社以上
- カービュー:300社以上
- ナビクル車査定:100社以上
※出典:各社一括査定のHPより
上記にある各サイトの「提携数」を踏まえた上で、高価買取が期待できるサイトランキングをまとめると、以下の通りになります。
順位 | サイト名 | 提携会社数 | 入力項目 | 最大同時査定数 |
---|---|---|---|---|
1位 | カーセンサー | 1,000社以上 | 12項目 | 30社 |
2位 | MOTA車買取 | 400社以上 | 13項目 | 20社 |
3位 | ユーカーパック | 8,000社以上 | 9項目 | 8,000社以上 |
3位 | ズバット車買取 | 200社以上 | 8項目 | 10社 |
4位 | カービュー | 300社以上 | 10項目 | 10社 |
6位 | ナビクル車査定 | 100社以上 | 9項目 | 10社 |
提携数だけを見てみると結果は一目瞭然。圧倒的な件数を誇る「ユーカーパック」が圧倒的に「高価買取できる可能性が高い」といえます。
しかしランキングの結果は、ユーカーパックが単独1位では無いですよね。
「提携数が1番多いところが効果買取できる可能性が高いって言ったじゃないか!」と言うツッコミが聞こえてきそうです。
実はユーカーパックが単独1位では無いのは、ちゃんと理由があります。
何故かというと、ユーカーパックは他の一括査定とサービスの仕組みそのものが違うからなのです。
ユーカーパック以外の車一括査定は、買取業者と直接やり取りをします。直接会って、査定をしてもらって、金額を聞くという流れですね。
一方、ユーカーパックの場合は、買取業者ではない人が査定をして、ネット上に車種を公開して入札する仕組みです。
早い話、ユーカーパックはオークションに似た仕組みなのです。そのせいで買取業者と直接交渉できません。
つまり「他の業者さんがもう少し高かったので、もっと頑張れませんか?」等のやり取りができないというわけ。
高価買取につながる「交渉」ができず、高価買取の確率が下がってしまうため、3位になっています。
ではランキング付けの根拠とについて知っていただいたところで、ここからは各サイトの特徴を紹介していきましょう。
車一括査定ランキング1位「カーセンサー」
https://www.youtube.com/watch?v=Edvr2-xEyog
もっとも高価買取が狙える車一括査定サイトが「カーセンサー」です。
「ホットペッパー」「スーモ」「じゃらん」でおなじみ「株式会社リクルート」が運営しています。
提携業者は全国になんと1,000社以上で、1度に最大で30社から見積りをもらうことが可能なので、高価買取をする業者に高確率で出会うことができますよ。
ただし、他のサイトと比べて依頼時の必須入力項目が12項目と多く、依頼完了までに少し時間がかかるのが難点。(1分以内で終わるのでそこまで苦では無いですよ)
車一括査定ランキング2位「MOTA」
2位は有名タレントを起用したCMでおなじみの「MOTA車買取」です。
MOTA車買取は、車一括査定とオークションを掛け合わせたようなサービス。
車一括査定は申し込むとすぐに複数の買取業者から電話ラッシュがありますが、MOTA車買取はありません。
MOTA車買取を申し込むと、翌日の18時にWEB上で最大20社の車買取会社から査定額が提示されます。
そのうち上位3社のみが交渉権を持ち、出張査定などをしてもらうサービスです。
他のオークションサービスのように交渉が一切できないわけではなく、上位3社とは交渉もできます。
電話ラッシュは嫌だけど、買取業者と交渉したい人に向いているサービスです。
車一括査定ランキング3位「ユーカーパック」
3位は有名タレントさんを起用するプロモーションでおなじみの「ユーカーパック」です。
高価買取に直結する要素である「提携数」は全国に約2,000社で、他を寄せ付けない圧倒的な数を誇ります。
また他のサイトと比べて依頼時の必須入力項目が7項目と少なめなのも魅力。依頼は数十秒で終わりますよ。
一方、弱点は先述したように「買取業者と直接交渉ができないこと」です。
システム的には「ヤフオク!」に近く、オークション(入札)方式になるので、買取業者が思い切った価格で入札してこないことも。
買取業者とのやり取りが苦手ならオススメですが、より高価買取を目指すなら同率1位の「カーセンサー」のほうがいいでしょう。
車一括査定ランキング4位「ズバット買取」
4位の「ズバット車買取」は「車種別の買取相場」や「地域別のトレンド」、「高額査定のポイント」など、これから車を売ろうと思っている方に対する情報提供に力を入れています。
また、申込直後に愛車の相場が分かるのも大きな特徴。
さらに一括査定のサイトでは珍しく、専用のカスタマーサポート(0120-979-216)が設置されています。
取引上の不安やトラブルをカスタマーサポートで相談出来るので、安心して利用することができますよ。
車一括査定ランキング5位「カービュー」
5位の「カービュー」は、Yahoo!JAPANの完全子会社である株式会社カービューが運営する無料買取査定サービスなので、安心感があります。
日本で1番初め(2001年)に車一括査定サービスを行ったサイトなので、累計利用実績が400万人超(2018年時点)という、圧倒的な実績を誇っていますよ。
車一括査定ランキング6位「ナビクル車査定」
6位の「ナビクル車査定」の運営会社は「株式会社エイチームライフデザイン」という2013年設立の若い会社。
しかし東証一部上場の「株式会社エイチーム」が親会社なので、信頼性は折り紙付きです。
提携業者数は42社と少なめですが、逆に言うと厳選しているともいえる。
つまり、業者をあえて絞っているということですね。ただ高価買取に必要不可欠が提携数は、さすがに寂しすぎると言わざるをえません。
URLが見つかりません。【番外編】「グーネット買取」も便利なサイト
中古車情報サイト「グーネット」が運営する車買取サイト「グーネット買取」は、一括査定サイトではないので、ランキング外にしましたが、便利なサイトなので番外編として紹介しておきます。
どちらかと言えば、グーネット買取は「買取業者検索サービス」といった方が正しいでしょう。
画像のように売りたい車の情報など、全11項目を入力すると・・・
※画像出典:グーネット買取「入力ページ」より
以下のような情報が表示されます。
つまりは「買取相場」と「査定をしてくれる会社」が表示されるわけですね。
「どんな会社が買取をしてくれる対象なのか」という目的がある方には便利なサービスになってくれますよ。
なお、この後に買取業者が一覧で出てきて、自分で買取業者を選べるようになっています。
「自分で買取業者を選びたい」というニーズを持つ人にも役に立ってくれることでしょう。
【補足知識】世間的に人気の車一括査定サイトは?
今回この記事を作成する上で、実際に車一括査定サイトを使ったことがある100人にどの車一括査定サイトを使ったことがあるのかアンケートしてみました。結果としては以下の通りです。
世間的に人気なのは「カーセンサー」でしたね。残念ながらユーカーパックを使っている人はほとんどいませんでした…。
やはり、他の車一括査定サイトと違って、仕組み的に少しわかりにくいのが問題なのでしょうか。
さて、ここまで車一括査定サイトの特徴について紹介してきました。
実際に「使ってみたい」と、気持ちが高ぶっているかもしれませんね。
しかし現時点で車一括査定サイトを使う事は絶対にオススメできません。
何故かというと車一括査定サイトには絶対に知っておくべき「注意点」があるから。トラブル事例と言ってもいいかもしれません。
このような注意点を知らずに、車一括査定サイトを使うと「こんなはずではなかったのに」と後悔することでしょう。
そこで次の章では車一括査定サイトの注意点(トラブル事例)と具体的な対処方法について解説していきます。
どんなトラブルがある?車一括査定の注意点と対処法
車一括査定サイトで特に挙げられる注意点…つまりトラブル事例として代表的なものは、以下のとおりです。対処法と合わせてどうぞ。
トラブル例 | 発生頻度 | 対処法 |
---|---|---|
依頼した直後の電話ラッシュ | 多い | カーセンサーの「メール査定」を使う |
交渉ミスによる二重契約問題 | 普通 | 査定がすべて終わったあとに売却する |
査定した後に減額される | 少ない | 査定時にマイナスポイントは全て話す |
強引に買取を要求される | 少ない | 大手業者だけに査定してもらうようにする |
ではさっそく、それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。
車一括査定の注意点1.嵐のような電話が来る
車一括査定サイトを利用すると申し込んで数秒以内で、嵐のように電話がかかってきます。
筆者がそれぞれの車一括査定サイトを利用した時、電話の回数についても統計をとりましたが、具体的には以下の通りになりましたよ。
カーセンサーが「98回」と、特にとんでもない数字ですね…。
やはり、提携数の少ないサイトほど電話の回数も少なくなっています(もちろん筆者の住む地域が田舎なのも少なからず影響していると思いますが)
カーセンサーのような提携数の多い車一括査定サイトを使うと、同じ会社からも複数回かかってきますし、店舗、営業マンから直接の電話も。とにかく何度も何度も電話がかかってきます。
車一括査定サイトに申し込んで、携帯を置いたままトイレへ…。そして戻ってくると100件近くの着信履歴が!なんてことが実際に起こりえるわけですね。
ネットで車一括査定申し込んだら
怖いくらい電話くるんだけど— 亀 (@kamachopper) February 9, 2017
https://twitter.com/rrrttt420/status/760363682085732352
上記のように、鬼のようにかかってくる電話が予想外すぎて、恐怖を感じることも。
しかしなぜ電話だらけになるのでしょうか。それは「一番最初に接触した方が買取率が高くなる」と買取業者が考えているからなのです。
だから「我先に!」と電話をかけてくる訳ですね。
嵐のような電話を対処するには?
もし電話回数を減らしたいのであれば、「カーセンサー」を利用するといいでしょう。
先ほどカーセンサーは、とんでもない数の電話がかかってくると紹介しました。
しかし実はカーセンサーには「メールでの返事限定」にできる方法があり、これを使えば電話での査定を激減することができますよ。
ではカーセンサーで「メールの返事限定」にする方法を解説しておきましょう。
まずTOP画面で車の「メーカー・車名・タイプ・事故歴の有無・郵便番号」を入力して「申し込みスタート」をクリックします。
「申し込み内容入力」ページに移ったら、「お客様に関する情報」を入力するフォームの下に「任意項目」という部分があります。そこをクリックして下さい。
すると連絡希望時間帯の入力フォームが開きますので、以下の赤枠の箇所に「メールのみで連絡希望」などと記載すると、連絡方法をメールに限定する事ができますよ。
しかし「ビッグモーター」と「ガリバー」は申し込みから数秒で自動で電話をかけてくる仕組みのため、電話を阻止できません。
他の業者は、メールでのみのやりとりにしっかりと対応してくれましたよ。
なお、希望する時間帯を記入すれば、営業電話の時間を指定する事もできます。例えば、以下の画像のように土日13時以降などといった感じですね。
あとは、車の情報などを入力して、申し込みをするだけ。この方法を利用出来るのは「カーセンサー」のみなので、電話回数を気にする方はカーセンサーを使うのをオススメします。
車一括査定の注意点2.二重契約問題の発生
車一括査定サイトでは、買取買者を一同に集めて査定を実施してもらうことも可能ですが、基本的に1社毎に時間を設けて、個別に査定を実施します。
そんな個別での査定で起こりやすいのが「二重契約問題」です。
二重契約とは既に買取を依頼する契約書を結んだにもかかわらず、別の会社にも買取契約を結んでしまうこと
最初に査定に来たA社の提示額が思いのほか、高かったのでその場で契約し、その後査定してもらったB社がA社より10万円も高い価格を提示してきたので契約…というのが二重契約です。
既にA社と売買契約書を取り交わしているので法律的にも大問題です。当然A社からは損害賠償を請求されます。
最悪の場合、刑法である「横領罪(刑法252条1項)」の罪に問われて5年の懲役刑を求刑される事も…。
二重契約を防ぐには?
二重契約を防ぐには、全ての査定が終わった後に、実際に買取してもらう業者を1社にしぼってから返事をするのが一番。
早い話、焦らずにすべての業者の査定を聞いてから動きましょうよ、と言うことですね。
ビジネスにおいて契約書は絶対ですから、売買契約書を取り交わす際には、最新の注意を払って契約するようにしましょう。
車一括査定の注意点3.査定した後の減額
車一括査定サイト利用後のトラブルとして、たまに起こるのが「査定後の減額」です。
査定後の減額とは買取後に「何らかの問題(傷や修理や事故歴)があった」と業者に指摘をされて、買取価格が減額されるケースのこと
昔、そこに登録されている会社で働いていました。さながら、公園の鯉への餌やりの様に電話鳴りますよね。
値段知りたいだけなら車関係の友人でカーオークションの相場を見ることができる人に聞くのが一番確実ですね。
ネットからの査定は高値で釣り上げて、後から落とす傾向が強いので要注意です。— 必中必沈@超あつた (@LittleJanneROKA) June 12, 2017
あー、むっかつくわー。
車の売却で28.3万円だったはずが、引き渡した後から事故車だからとか言われて15万円なら買うとか言ってきやがった。
査定に遅れて来て見せられなかったガリバーの言うとおりだったわ。
やり方がせこ過ぎる。
返してもらう事にした。— ゴキ研(ゴキゲン中飛車研究ノート) (@gokiken_note) July 29, 2013
ネットを見てみても、減額の経験をしている人はたくさんいますね 。
車の査定は10~20分ほどと限られた時間なので、場合によっては隠された修復歴(事故歴)や傷に気づけないこともあります。
買取完了後に気づいて、マイナス査定分を返金するよう請求してくる、というわけです。まぁ本当は業者の方が悪いのですが。
査定後の減額を防ぐには?
査定後の減額請求を防ぐためには、査定時にマイナス査定を起こすような要素を説明しておくことです。
大抵の買取業者は以下のような「ヒアリングシート」という紙を使って、アンケート形式の聞き取り調査を行います。
「過去に修復歴をあるのか」など、車の状態を詳しく記入していくことになるでしょう。
これをしっかりと回答しておけば、後々にマイナス査定が発生する確率もぐっと減らせますよ。
それでも「後々の減額請求が怖い」というのであれば、ガリバーやビッグモーターで行っている「クレームガード保証」を使うといいでしょう。
クレームガード保証とは買取後になにか問題が発覚しても、返金請求を絶対にしないという制度のこと
また「カーセブン」という買取業者は、査定後の減額請求を絶対にしない制度があります。
売った後の減額請求を絶対的に防ぎたいという人には、相性が良い会社といえるでしょう。
車一括査定の注意点4.強引な買取要求
車一括査定を使うと、ごくまれに悪質な業者に出会うことも。ネットの口コミでも、ちらほら悪質業者の話がでていますね。
朝から携帯に見たこともない番号から着信があったので、検索したら車買取店でかなり強引で悪質な業者らしかった。ので着信拒否設定したら即、違う番号から掛けて来た。めげない!がんばれ!
✧٩(ˊωˋ*)و✧ 違うかw— みほ (@mihhohchang1970) April 19, 2017
携帯電話だしねぇ。
最近こっちでも、全国渡り歩いてる、悪質な買取業者いるんょ。
査定ってゆって、車乗っていっちゃったりするみたぃ。。。被害者は絶えません( ˙-˙ )サイテーよな。ほんま。— 福あゆ美 (@AuMike3150) October 4, 2016
確かに悪徳業者に遭遇した人も実際にいるのでしょうが、筆者が実際に車一括査定を使った時は、悪質な業者に出会うことはありませんでした。
今のご時世、悪質な行為をするとSNSなどですぐに拡散されるため、悪徳業者も虫の息と言える状況です。
だからこそ、車一括査定サイトを使う上で悪質の業者が出現することに対して、そこまで警戒しなくても大丈夫ですよ。
強引な買取要求を防ぐには?
悪徳業者が出てくる可能性はほぼゼロに近いですが、それでも確実に悪徳業者に遭遇することを防ぐのだとしたら「車査定をする前に業者名を確認しておく」ことでしょう。
査定日のアポイントを決める電話があったとき、聞いたことのないような業者であればすべて断ると、トラブルは絶対におきません。
CMでよく見るような業者にしておけば、強制的に買い取りを促すような悪質行為に走ったりすることはないので安心ですよ。
【総評】あなたは車一括査定を使うべき?誰にオススメ?
ここまで車一括査定について様々な知識を解説してきましたが、本当に車一括査定を使うべきなのかどうかを決めかねていませんか?
筆者はここまで紹介してきた車一括査定サイトを全てを利用しました。
確かに電話が何度もかかってきたり、面倒で不安に思うこともありましたが、高価買取はできたというのは純然たる事実でしたね。
つまり「高価買取をしてほしい」と思っているのであれば、あなたは車一括査定を使うべきなのです。
車一括査定を使うと「査定0円」の車が75,000円で買い取りされる
筆者は車一括査定を使う前、ある大手買取業者に愛車を査定してもらいました。
結果は「0円」。情けで20,000円まで上げてもらうという期待を大きく裏切る内容だったのです。(走行距離100,000キロ超えた、10年落ちの車なので仕方ないのかもしれませんが…)
納得できなかった筆者は車一括査定サイトを使い、様々な業者に査定をしてもらいました。
結果的として、以下のように75,000円まで値をつけてくれる業者を見つけることができたのです。
確かに電話を何度もかかってきましたし、査定後に「ウチで決めてくれませんか」と電話をしてきた業者もいました。ほんとにしつこかったです。
ただ最初に0円と査定された車が、75,000円まで引っ張り上げられた事実を考えると、やはり車一括査定サイトの効果は計り知れないものだといえます。
実際に車一括査定サイトで高価買取できた人はどれくらいいる?
「本当に車一括査定で高価買取できるの?」「あんたの場合は運がよかっただけじゃないの?」そう思いますよね。
実際、筆者もそう思いました。「高価買取できたのは自分だけなのではないか?」と。
そこで本当に高価買取できるのか調べるために、車一括査定サイトを実際に使ったことがある人100人に「サイトを利用したことで高価買取ができたと思うかどうか」のアンケートをとってみました。
気になる結果ですが、具体的には以下の通りになりましたよ。
このように「高額買取できるかできないか」と結果だけにフォーカスすると、車一括査定サイトは”高価買取ができる”のです。
筆者もこのアンケートとって、自分だけがレアな事例ではないことを知って安心しました。
「本気」なら車一括査定を絶対に使うべし
もしあなたが「車の相場だけ知っておきたい」「売る気はまだまだ無い」と思っているのであれば、絶対に車一括査定サイトを使わないでください。
数度の電話やセールスに対して、とてつもなく苦痛に感じてしまうでしょう。めちゃくちゃかかってきますからね。
そもそも電話やセールスが嫌だと思っているのであれば、まだあなたは本気で売りたいと思っていないのかもしれませんよ?
「電話の嵐や後日のセールス等のリスクを背負っても、高価買取を実現してやる」という人は、ぜひ車一括査定サイトを使ってみてください。
特に多くの査定数を確保できる「カーセンサー」を使えば、必ずと言っていいほど高価買取が実現できますよ。
まとめ
車一括査定サイトにはトラブル事例や注意点などもありますが、うまく使うことができれば必ず高価買取に結びつくことができることをご理解いただけたと思います。
「本気で高価買取を目指している」という人は、ぜひ車一括査定サイトを使ってみてください。
特に多くの査定数を確保できる「カーセンサー」を使えば、必ずと言っていいほど高価買取が実現できますよ。
以上、「車一括査定の全知識!ランキングから注意点までを全サイト利用経験者が解説」でした。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。