車の下取りは、中古車買取業者に車を引きわたすことを意味します。車買取の一種ですが、ちょっとだけ違うのが特徴。
そんな車買取における「下取り」のデメリットとメリットについて、心配していませんか?
車の下取りは、新しい車の購入価格を割引するために、現在乗っているの車をひきわたす方法です。
新車の購入金額を抑えることができるという大きなメリットがあるので、他にも弱点はないと思いますよね。
しかし実際には、車買取と比較して自動車の下取りには、見逃してはいけない不利な点があることをご存知ですか?
そこで今回は、大きくわけて、次のテーマで自動車の下取りのデメリットを説明します。 (もちろん、メリットも紹介します!)
- かなり高いリスクを伴う「自動車の下取り」の欠点
- 別にスルーしても大丈夫なデメリット
多くの場合、自動車の下取りにはメリットがありますが、欠点もあります。
あなたがこの事実について知らないならば、あなたは「下取りが一番良い方法だ」と考えて、別の方法を選んだかもしれません。
でも、安心してください。
この記事では、自動車の専門誌の編集者であった作家が、自動車の下取りとデメリットのメリットについてしっかりと説明しています。
- 車の下取りを使うべきかどうかについて迷っている
- まず第一に、下取りのメカニズムを知りたい
- 最高の売り方を知りたい
上記のように車下取りに困っている人に役にたつ記事です。クルマを売ろうと思っている方はぜひご覧ください。
車買取と比較して下取りには4つのメリットがある
車下取りに出すメリットとしては、以下が考えられますよ。
それではそれぞれのメリットについて、詳しく紹介していきましょう。
納車までの移動手段に困らない
車下取りに出す場合、新しく買った車が納車されるまでの間も車に乗り続けることができます。
中古車販売店によっては、もともと持っていた車にギリギリまで乗れる場合もありますし、先述したように代車を貸してくれる業者も少なくありません。
買取価格が0円以上になる可能性が高い
一般的に低年式の車や走行距離が多い車については、査定額がつきにくい傾向にあります。
しかし、車下取りには「新しく買う車の値引き」という意味合いもあるので、この様な車についても値段がつきやすい、というメリットがあります。
また、事故車や修復歴のある車など、買取店では査定額がつかず逆に引取費用を取られる可能性のある車でも、引取してくれる事が多いです(下取りでも査定額がつかない事もあります)。
営業担当者との交渉がかんたん
車下取りに出す場合、値段交渉や書類の提出などは担当者とするだけで済みます。
買取査定に出す時のように、色々な業者に見積りを出して都度価格交渉をする必要が無いので手間が省けますね。
自分でやってみたら分かると思いますが、複数社に査定を依頼するのって本当面倒なんですよね。
お金のため!と割り切れる人なら良いですが、時は金なり!と思っている人は下取りの方が良いかもしれません。
車下取りの担当者と信頼関係が築ける
同じ業者で何度も車を買い替えていると、担当者と信頼関係を築く事ができます。
その結果、お得な情報をもらえたり密なアフターフォローを受けられる事があります。
メリットは地味に大きな利点です。特に知識がない人には助かるでしょう
仲の良い営業マンができるので身近な味方として重宝することができますよ。(筆者の母がそうです)
車買取・車下取りのデメリット(お金関係)
では次に車下取りに出すデメリットを見ていきましょう。
危険度が高いデメリットなので、要・警戒ですよ。
車下取りだと現金が入らない
車下取りにおいて、最強最悪のデメリットが「現金がもらえない」という点です。
車下取りは、あくまでも新しい車を購入する際の「割引のための交換手段」として今乗っている車を差し出すことです。
そのため、買取ではなく割引のための引き渡しという形になり、現金はもらえないのです。
この点を勘違いして「損をした」「イメージしていたのと違う」と思っている人が多いので注意してください。
金額の内訳がよくわからない
車下取りに出して代わりに新しい車を買った場合、請求明細などで下取車の金額が載っておらず、値引き金額に含まれてしまっている事が多いです。
下取価格が値引き金額に含まれてしまうと、実際の査定金額がいくらだったのかが分からなくなってしまうので、もやもやした感じが残ることに…。
また「オプションを無料で付ける代わりに下取価格はゼロ」といった文句で対応してくる営業マンがいます。
しかし、オプションは値引きの一環でよく使われるものなので、本来下取り価格とは関係無いはずです。
こうなって来ると、もう下取価格は一体何なのか分からなくなってしまいますね・・・。
約110万
↓オプションやら端数値引き
約150万
↓車下取り
147万書類の上に赤枠で『お支払総額147万』って書いてある。
書類の真ん中ら辺に小さく細々と確かに『割賦手数料74万〜』って書いてあるけど店員ノータッチで気付かない。
だったら『お支払総額221万』って書くのが正しくないか⁈
— 大道寺ルカ (@pingpong0505) February 27, 2019
ちなみに明確ではないですが、ざっくばらんな査定相場であれば「カーマネ」(後述)というサイトでわかりますよ。
リサイクル料金と自動車税の払い戻しは含まれない
車を売却した際、リサイクル料金と税金(自動車税)が返金されるという事実をご存知ですか?
2つとも大体合わせて数万円ほどの金額が返金されることになります。つまり車を売却したら、仮に買取価格が0円だったとしても数万円は手元に帰ってくるというわけ。
しかし、多くの車下取りの場合はこのリサイクル料金と税金の返金が、下取り料金として含められることが少なくありません。
実際にディーラーの人が下取りの見積書を出してきたとき「これにはリサイクル料金と税金の返金は含まれているのですか」と聞いてみてください。
高確率でしどろもどろなるでしょう。結果的には「実は含まれていました」と答えるでしょうが、そうなると相当に低い下取り金額になってしまいます。
先ほど下取りの査定金額は不明瞭とお伝えしましたが、リサイクル料金と税金の返金に関してもそれが当てはまります。
ただこれを逆手にとって、リサイクル料金と税金の返金が含まれていなければ「含んでください」と一言いうだけで、数万円は下取り金額がアップすることができますよ。
車買取における「車下取り」のデメリット
買取よりも低い金額になる傾向がある
車下取りは最終的な金額だけで判断すると、買取専門店で買取りしてもらった方が高くなる傾向にあります。
主に以下のような理由で買取店の査定額の方が高くなる傾向にあります。
- 買取り店の方が流行に敏感に反応して値付けができる
- 買取店が確保している販路の方が多い
- 在庫リスクが下取りに比べて少ない
- 1台あたりの利益額よりも数をこなして利益を出そうとしている
実際に一括査定の「ズバット車買取比較」が実施した調査では、77.3%の人が下取りよりも買取り方が高く、平均すれば16万円以上得をしたと回答しているほど。
もちろん、車下取りには金額以外のメリットもあるので、査定金額だけで下取りか買取かを決める必要はありません。
総合的に考えてどちらにするかを決めるようにしましょうね。
純正部品以外は車下取りは評価されない
車下取り査定をする場合、効率化の為にマニュアルの手順に従った評価がされます。
従って、ノーマル車やオプションが純正品のみであれば、順当な評価額が出るでしょう。
しかし、改造車の場合や社外オプションパーツがある場合でもマニュアルに加点項目として無いので、評価額が上がることはありません。
まぁ早い話が、純正パーツしか評価しないということですね。
ノーマルパーツがないので車の下取り金額が残念なことになるといういつもの流れが発生したため、中年男性ができうるレベルで精一杯の可愛い顔をしながら頼み込んでみましたが、「いや真面目な話ね、田中さん」と冷えた口調でたしなめられました。
— tanaka (@ora_foreplay) June 6, 2018
マニュアル化されているので、社内的には誰が査定をしても同様の結果にはなるのですが、他社と比べると査定額に差が出てしまう可能性があります。
ちなみに買取り専門店なら、改造車や社外オプションの価値まで査定金額に盛り込んでくれる可能性大です。
その他、市場動向に応じても金額の強弱を付けてくれますしね。
店舗別で発生する「車下取り」のデメリット
いくつかの店は車下取りをしていない
車を購入するところ、つまり中古車販売店やディーラーなどであれば、下取りはどこでもやっていると思いがちですが、実はそうではありません。
車下取りを行っていない店舗もあるので注意しましょう。
特にトヨタなどのディーラーは顕著な例で、少し小さめ店舗になると下取りを行っていない場合があります。
なお、中古車販売店も規模の大きい「大手買取店舗」の場合は車下取りが100%行っていますが、その地元にしかない特定の中古車専門店になると、下取りを行っていない場合があります。
肩透かしをくらわないためにも、事前に電話確認をしておくといいでしょう。
すぐに車を引き渡す必要がある
店舗によっては融通のきくこともありますが、基本的には下取りを行った場合、もともと持っていた車を引き渡すタイミングが早いという難点があります。
まだ新車が納車されていないにかかわらず、先に車を引き渡しなければならないので、手元には何も移動手段がない状況が生まれかねません。
ただ大手のディーラーや中古車販売店であれば、移動手段がない時期は代車を出してくれるので、そこまで心配しなくても良いでしょう。
しかし代車を用意できない販売店になると、本当に移動手段がないことになりますので注意してください。
とくに心配しなくてもいい車下取りのデメリット
まだまだ車下取りには、デメリットが存在します。
ここまで解説してきたデメリットよりも危険度が低いですが、見逃せないポイントなのでしっかりと確認しておきましょう。
無料で出張査定を行っていない
下取りと買取の決定的な違いと言えば、出張査定がない点でしょう。
買取であれば無料の出張査定があるため、あなたが指定した場所にいつでもどこでも買取店から査定員が来てくれます。
しかし残念ながら、車下取りの場合は、無料の出張査定が存在しません。
基本的には自分で足を運び、査定してもらわなければ、いくらで下取りしてもらうのか知ることすらできないのです。
なお、下取りはディーラーだけでなく中古車販売店も行っていますが、中古車販売店も下取りとなると無料出張査定にそこまで力を入れません。つまり来ないのです。
下取りの場合はあなたの車を購入するという大前提があるため、通常の買取よりも実際に下取りを実施する可能性が低いのです。
そのため、本当に売ってくれるかどうかわからない人にわざわざ時間をかける行かないわけにはいかないと判断し、無料の出張査定を行ってくれません。
ただ無料出張査定を行ってくれないといえ、「有料なら下取り出張査定を行う」と言う下取り業者がいてもそれは絶対に使ってはダメですよ。
基本的に査定は無料で行われるものです。
売るかどうかよくわからないと言うところで、お金が発生すると言うのは明らかにおかしいです。
下取りで出張査定と言えど、有料を謳う会社は疑ってかかったほうがいいでしょう。
ちなみにトヨタのディーラーなら店舗によっては、出張査定OKです。
お近くの店舗の公式ホームページをチェックしてみてください。
車の下取りの市場価格はまったく参考にならない
車下取りがいくらの金額になるのか、事前に調べたいと思う人は多いでしょう。そんな人に役に立つのが、下取りの相場価格が分かるサイトです。
「カーマネ」などの相場サイトをみると、こんな感じで表示されますよね。
以下の記事を見ればわかるのですが、個人情報を入力しなくても相場を教えてくれるサイトはめちゃくちゃたくさんあります。
ただ1つ注意しなければならないのは、下取り側の場合は全然あてにならないということ。
何故かというと、ここまで解説してきた通り、下取りには提示される金額が変動する要素が多分にあるからです。
同じ車を下取りしてもらってるにかかわらず、営業マンの都合やあなたの交渉技術によって、100,000円が500,000円に引き上げることもあります。
そのため相場サイトで500,000円と表記されている車が、100,000円の下取りなることもありますし100万になることも。
このような状況で相場サイトをチェックし「自分の車はこの金額で売れるのだ」と変に期待をしてしまうと、あなたの目算が外れて痛い目に会うかもしれませんよ?
もし下取り価格の相場チェックするのであれば、ある程度相場はかけ離れているものだ、という意識を持ってチェックするようにしてください。
車買取より車下取りは高い金額では売れない
車下取りとは新車購入金額の割引として、車を引き取ってもらうことです。
車の「下取り」と一緒くたにされがちなのが「買取」ですが、買取の場合は「新車購入時の割引」という条件が付きません。
買取の場合は車を引き渡せばそのまま現金と交換されますが、下取りだと新車購入をした上で、その割引金額にされるので、現金をもらうことがで不可能です。
つまり両者は「現金でもらうことができるのか」「新車購入が条件なのか」という2点が大きく変わってくるというわけ。
そんな車下取りですが、実際に車下取りを行うべき人はどのような人なのでしょうか。
シンプルに定義するのであれば、新車を購入しようと思っている人でしょう。
逆を言えば、新車購入をしようと思っていない人は下取りを使うべきではありません。
下取りは「現金が手に入らない」という難点があるので、新車購入を伴わない人は無意味な売却方法になるでしょう。
ただ新車購入するのであれば、余計な心配や手間を一切かけることなく、車を引き取ってもらえます。
そのうえ、話題の新車を安く購入できるという大きなメリットを享受することができますよ。
下取り査定だけで満足してはいけない
また買取と比べて、下取りの方がそこまで売却金額が上がらない可能性があることも忘れてはいけません。
「下取り」をおすすめしないわけではありません。前述のように、手間がかからないという、決して小さくないメリットがあります。しかし、少しくらい面倒でも愛車の購入予算を節約したいというのであれば、やはり「買取り」を選ぶべきです。
※引用:ズバット買取比較
とにかく車の売却金額をあげたいと思っているのであれば、下取り1本にするのではなくて買取も検討すべきでしょう。
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