フォルクスワーゲンのパサートは、トータルバランスの取れた実直な作りがウリのセダンです。目立つデザインやパワフルなエンジンを搭載している訳ではなく、実用性とコストパフォーマンスを追求した車種と言えますね。
以下で、パサートの中古車査定情報を見ていきましょう。
中古車査定相場予想
(2015年8月10日 現在)
参考媒体 | 形態 | 価格(単位:万) |
---|---|---|
価格.com | 個人売買 *1 | 105~147 |
カーセンサー | 買取相場 | 163.4 |
Goo-net | 市場価格 | 66.7 |
パサートの平均的な中古車査定相場は、98万~161万円と予想されます。(*2)
*1 価格com-ヤフオク予想買取価格より。
*2 上記3媒体の「個人間売買」「実際の買取価格」「市場価格」から判断した予想額。
なお、上記は年代等を考慮していない車全体の平均買取価額の予想です
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
新車価格帯 | 329万~460万 |
車種 | セダン |
燃費 | 20.4km/L |
排気量 | 1.394L |
エコカー減税 | 重量税75%+取得税80% |
乗員 | 5人乗り |
ドア数 | 4ドア |
全長×全幅×全高 | 4785×1830×1465mm *1 |
パワーウェイトレシオ | 9.73kg/ps *1 |
*1 PassatTSI Trendlineの場合
燃費について
パサートのカタログ燃費はJC08モードで20.4km/Lとなっています。セダンのガソリン車としては燃費性能は良いと言えますね。
実燃費は、街乗りで10〜12km/L程度、高速道路で15〜16km/L程度です。
ちなみに、アメリカではパサートの2013年モデル(クリーンディーゼル搭載車)を使用し、31.9km/Lというギネス記録を打ち立てたこともあります。
ピックアップポイント
パサートの知っていると購入時に役に立つポイントを紹介します。
■奇抜さが好きな方には物足りないか■
パサートは、理想的なバランスを追い求めた車です。悪いところが無い分良いところもあまり無い、といった感じです。デザインも飾り気が無く、地味です。
人目を引くデザインや、走る楽しみを追求したい方にとっては少し物足りないかもしれないですね。
■実用性は◎■
収納スペースが多く用意されており、センターコンソールボックスも使い勝手がいいです。標準装備のトランクスルーも大きく、後部座席に人が乗っていても長尺物を積む事が出来るのでとても便利な仕様となっています。
また、リアウインドウからの強い日差しを遮る電動サンブラインドは、センターコンソールのスイッチで簡単に操作が出来ます。
■快適な乗り心地■
内装はフォルクスワーゲンの中でも上級モデルの様な仕上がりになっています。特に後部座席は広い設計になっており、身長170センチ以上の方でも十分にゆったりと座ることが出来ます。
パサートの変遷
パサートは1973年にアウディ80の姉妹車として発売された中型セダンです。ちなみに、車名のパサートはドイツ語で「貿易風」を意味しています。(フォルクスワーゲンは風の名前からきている車名が他にもいくつかあります)
4〜5年に1度フルモデルチェンジがされており、現行で8代目となります。(ドイツでは2014年に8代目が発売されていますが、日本での発売は2015年7月です)
8代目では、アダプティブクルーズコントロールや渋滞時の追従支援システムなどの最新システムが搭載されています。
なお、アウディとの姉妹関係はモデルチェンジ毎に解消されたり復活されたりを繰り返しており、複雑な関係となっています。
パサートの口コミ
・走り出しの滑らかさや内外装など、どれをとっても大人の車といった感じがしますね。オシャレ感はないけど運転もし易いので気に入っています。
・静粛性の高さとトランクの大きさが素晴らしいと思います。燃費も十分満足レベルです。
・走っていて面白い!という車ではないですね。あくまでも実用車と考えた方がいいです。1.4Lエンジンにしてはしっかりと走りますが、やはり思い切り楽しみたい人には物足りないです。
・ミラースイッチが少し硬く感じます。また、アイドリングストップ時からエンジンを始動する時の揺れが結構大きいです。
・海外の車では一般的ですが、シートが日本車と比べると硬めなので少し疲れ易いかも。
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