フォルクスワーゲンのゴルフは、ハッチバックの世界標準として名高い完成度の高いドイツ車です。街でぱっと見て「ゴルフ」と分かる独特のスタイルだけでなく、走行性能や快適性などでも人気の1台です。
以下で、ゴルフの中古車査定情報やユーザーからの口コミなどを見ていきましょう。
中古車査定相場予想
(2015年10月26日 現在)
参考媒体 | 形態 | 価格(単位:万) |
---|---|---|
価格.com | 個人売買 *1 | 73~323 |
カーセンサー | 買取相場 | 135 |
Goo-net | 市場価格 | 57.6 |
ゴルフの平均的な中古車査定相場は、66万〜137万円と予想されます。(*2)
*1 価格com-ヤフオク予想買取価格より。
*2 上記3媒体の「個人間売買」「実際の買取価格」「市場価格」から判断した予想額。
なお、上記は年代等を考慮していない車全体の平均買取価額の予想です
あとVWに関しては排ガス規制に関する不正問題で揺れています。直近でも新車の販売台数の落ち込みは激しく、それが中古車買取価格に影響を与える可能性は大いに有るでしょう。
VWユーザーとしては歯がゆい限りですが、今後の市場動向がどうなるのか?慎重にウォッチしていきたい所です。
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
新車価格帯 | 266万〜539万円 |
車種 | ハッチバック |
燃費 | 19.9km/L〜21.0km/L |
排気量 | 1.197L&1.394L&1.984L |
エコカー減税 | 取得税60%+重量税50% |
乗員 | 5人乗り |
ドア数 | 5ドア |
全長×全幅×全高 | 4265×1800×1460mm *1 |
パワーウェイトレシオ | 11.80kg/ps *1 |
*1 Golf TSI Trendlineの場合
燃費について
ゴルフのカタログ燃費は、19.9km/L〜21.0km/L(一部非公開の分あり)です。実燃費は街乗りで10〜12km/L程度、高速道路で14〜17km/L程度です。平均で13〜15km/L程度は走るでしょう。
なお、ガソリンはハイオクを使用することになります。
ピックアップポイント
ゴルフの是非抑えておきたい特徴点を紹介していきます。
■走行性能は抜群■
パワートレーンのレスポンスは軽快で、オールアルミ製エンジンは十分なトルクを前輪に伝えてくれます。そのおかげで、加速はスムーズで力強い走りが可能となっています。コーナリングや直進時だけでなく、高速道路走行時の安定性も抜群です。
■室内はゆったりスペース■
大人が4名乗車しても窮屈さを感じさせない、ゆったりなスペースが確保されています。特に後部座席は座面の高さや背もたれの傾き具合などが、何とも言えない快適さを感じさせてくれます。長距離ドライブでも疲労感が少なく、存分に走りを楽しめるでしょう。
■収納・荷室も満足レベル■
助手席のグローブボックスは、500mlペットボトルであれば3本収納することが可能な上に、エアコンの風で保冷も出来ます。
荷室の奥行きは微妙ですが、それでも380Lの容量があり積載能力としては十分と言えるでしょう。また、必要に応じて荷室の床面の上下調整が可能です。
ゴルフの変遷
VolksWagenのゴルフは、1974年にヨーロッパで発売(日本は1975年から)されたハッチバックです。発売されて以来、ハッチバックのベンチマークとして常に高い評価がされています。ゴルフと言う名前は、メキシコ湾流を意味する「Der Golfstrom」から来ています(スポーツのゴルフに因んで付けられた、という説もあります)。
1983年にフルモデルチェンジを行い2代目が誕生しました(日本では1984年)。初代に引き続き、フロントドアウィンドウには三角窓があったのですが、後のマイナーチェンジで廃止されています。なお、エンジンは1.6L(ディーゼル)と1.8L仕様です。
3代目(1991年〜)は、欧州カーオブザイヤーを受賞し、日本では「Bon Jovi Edition(限定車)」が発売されています。
4代目(1997年〜)からは、会長が高級化路線をたたき出したため、ゴルフもその影響を受けており、内外装や細かい塗装などの品質が向上しています。また、従来5ナンバーでしたが、4代目からは3ナンバーとなっています。
その後もフルモデルチェンジを繰り返し、2012年には7代目が誕生(日本での販売は2013年から)。グレードは「GTI」・「コンフォートライン」・「トレンドライン」・「ハイライン」の4つの設定です。
2014年1月にはゴルフヴァリアント(ワゴンモデル)もフルモデルチェンジしています。また、2月には日本でのフラッグシップモデルである「ゴルフR」がラインナップに追加されました。
2015年7月には、ゴルフシリーズでは初となるクロスオーバー型のステーションワゴン「ゴルフオールトラック」が発売されました。
2015年9月には、フォルクスワーゲンで初となる、プラグインハイブリッド車(ゴルフGTE)が発売。
なお、2015年9月に世界中で話題となった「排ガス試験の不正」問題では、ゴルフも対象車種となっており、今後の行く末が気になるところですね。
ゴルフの口コミ
・内外装のデザインが好きです。フルモデルチェンジ毎にかっこよくなりますね。高級感もばっちりです。
・エアコンを付けたまま窓を開けると、「燃費が悪くなるから窓を閉めて下さい」という警告が出たのに驚きました。細かいところまで作り込んだ、という感じがしますね。
・足回りや静粛性が優れていると思います。
・燃費は悪く無いのですが、ハイオク仕様というのが痛いところですね。同じクラスの国産車と比べると結局燃料代は高く付くかも。
・先進安全装備が備わっているのはいいのですが、急に仕様が出来なくなることがあり逆に不安になります。
・荷室が少し小さめですね。ファミリーユースと考えると、もう少し大きめの方が嬉しいです。あと、アクセルがつり下げ式に格下げになったのが残念ですね。
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