トヨタのシエンタは、古い設計である為に中古車としての価値が低くなっていく事が予想されます。乗換を考えている人は、なるべく早く決断をした方が良いかもしれませんね。
トヨタのシエンタの中古車査定額等について紹介しますので、参考にしてください。
査定額予想
(2015年6月1日 現在)
参考媒体 | 形態 | 価格(単位:万) |
---|---|---|
価格.com | 個人売買 *1 | 54~172 |
カーセンサー | 買取相場 | 51.3 |
Goo-net | 市場価格 | 95 |
シエンタの全体の中古車査定額は62万円~71万円と予想されます。(*2)
*1 価格com-ヤフオク予想買取価格より。
*2 上記3媒体の「個人間売買」「実際の買取価格」「市場価格」から判断した予想額。
なお、上記は年代等を考慮していない車全体の平均買取価額の予想です
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
新車価格帯 | 167.1万~189.7万 |
車種 | ミニバン |
燃費 | 17.2km/L |
排気量 | 1.5L |
エコカー減税 | 重量税50%、取得税60% |
乗員 | 7人乗り |
ドア数 | 5ドア |
全長×全幅×全高 | 4100×1695×1670mm *1 |
パワーウェイトレシオ | 11.18kg/ps *1 |
*1 グレードGの場合
燃費について
シエンタの街乗での燃費は、12~14km/Lとなるようです。また、高速道路においては15~17km/Lとなり、平均した実燃費は14~15km/Lとなります。メーカー発表の数値とそこまで違いは生まれないようですね。
また、オーナーさんの中には長い距離(総走行距離)を乗っても、燃費性能が一切落ちないという人もいました。
ピックアップポイント
シエンタの主な特徴を紹介します。
■コンパクトなのに7人乗り■
これはシエンタを語る上で外せない特徴になります。ただ、オーナーのほとんどは三列目は畳んで利用しているようですね。「ラゲッジスペースの確保」と「三列目がやはり狭い」というのが理由のようです。
■多彩なシートアレンジ■
三列シートを設置出来る広い空間を利用して、多彩なシートアレンジが可能。一列目と二列目又は二列目と三列目でカウチソファーのように利用したり、二列目の一つを畳み込む事で長尺の荷物を積む事も出来ます。さらに、二列目と三列目を畳む事で大容量のラゲッジスペースを作り出すことも可能です。
■古い設計■
シエンタは、2003年に開発されて以来1度もフルモデルチェンジが行われていないので、装備面(スマートキーではない、古いCVTの性能など)や内装がやや古い設計になっているという欠点があります。
■インパネ中央の速度計等■
インパネ中央に配置されている速度メーターや燃費計等は、運転席からの視認性が悪い設計になっています。走行速度は運転に慣れていれば確認しなくても良いかもしれませんが、燃費情報は都度確認をしないとエコドライブに繋がらないので、勿体ない設計と言えますね。これも古い設計が原因しているようです。
シエンタの歴史
2003年から販売が開始されたミニバンタイプの車両です。ミニバンというカテゴリーではありますが、その中でもコンパクトタイプの車両であるため「ミニミニバン」と呼ばれる場合も有ります。
2010年に生産・販売が一旦中止されました。その理由はミニミニバンとしての役割を「新たに開発したパッソセッテ」に担わせる計画だったからです。しかし、パッソセッテがあまりにも不評であったため2011年に再販が開始されました。
10年以上販売が行われていますが、細かいマイナーチェンジや特別仕様車の販売などは行われているものの、2015年6月現在でまだ1度もフルモデルチェンジは行われていません。
シエンタの口コミ
・基本的に5人乗りの仕様で利用しています。車体もそこまで大きくないので、街中でもスイスイと走行する事が出来ます。普段は5人ですが、たまに6、7人乗せなければいけない時などでも対応出来るので、非常に使い勝手が良い車だと思います。
・普段は三列目のシートを畳みこんで広いラゲッジスペースを確保して利用しています。三列目を出していると大きな荷物を積む事が出来ませんが、畳む事でかなり大容量のラゲッジスペースへと変化します。大人数又は大きな荷物を運べるシエンタに満足しています。
・子育てしている家族にはピッタリの車です。ベビーカーの積み下ろしやチャイルドシートに子供を座らせる事が、スライドドアと広い二列目のおかげでスムーズにこなせます。また、サイズがコンパクトなので、女性でも運転しやすいのも嬉しい特徴です。ザ・ファミリーカーとは、この車の事を言うんじゃないでしょうか。
・エンジンスタートがキーを差し込んで回すタイプという昔ながらの機能は、わびさびを感じさせるためなのか。これだけで購買意欲が削ぎ落とされる。
・発進から40km/hまでの加速にもたつき感があり、スムーズな走りが出来ない。80km/hからもたつくならまだファミリーカーだから納得がいくけど、0~40って発進時毎回ですよね。車の運転は慣れればと言いますが、この点は運転者側がどうこうするような問題では無いと思う。
・パワー不足感は否めない。大人5人が乗った時の加速力が無い。古いCVTのせいなのか低速時ももたつく。走りを求めない車である事は理解しているが、この走行性能はちょっとひどいのではないか。
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