トヨタのプリウスα(アルファ)は、プリウスをベースにして、使い勝手の良さと広さを追求したハイブリッドのミニバンです。最新技術を多く搭載しており、燃費性能はミニバンクラスでトップを誇っています。
以下で査定情報やピックアップポイントなどを見て行きましょう。
プリウスα(アルファ)の中古車査定相場予想
(2015年7月16日 現在)
参考媒体 | 形態 | 価格(単位:万) |
---|---|---|
価格.com | 個人売買 *1 | 121~422 |
カーセンサー | 買取相場 | 196.1 |
Goo-net | 市場価格 | 197.8 |
プリウスαの平均的な中古車査定相場は、140万~195万円と予想されます。(*2)
*1 価格com-ヤフオク予想買取価格より。
*2 上記3媒体の「個人間売買」「実際の買取価格」「市場価格」から判断した予想額。
なお、上記は年代等を考慮していない車全体の平均買取価額の予想です
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
新車価格帯 | 247万~317万 |
車種 | ミニバン |
燃費 | 26.2km/L |
排気量 | 1.797L |
エコカー減税 | 重量税・取得税共に100% |
乗員 | 5〜7人乗り |
ドア数 | 5ドア |
全長×全幅×全高 | 4630×1775×1575mm *1 |
パワーウェイトレシオ | 14.94kg/ps *1 |
*1 G7人乗りの場合
燃費について
プリウスαの燃費性能はミニバンクラスではトップです(2015年時点)。カタログ燃費は実に26.2km/Lとなっています。
走り方や状況にもよりますが、街乗りだと19〜20km/L程度、高速道路だと22km/L前後までは走ります。リッター20km走れるのは、やはり嬉しいですね。
ピックアップポイント
プリウスαの気になるポイントをピックアップして紹介していきます。
■3列目シートは微妙■
プリウスを7人乗りミニバンにしたことで、荷室スペースも広がり、使い勝手は良くなっています。しかし、3列目は快適とは言えず、あくまでも補助席といった感じですね。大人が長時間3列目に乗り続けるのは少し厳しいでしょうね。
■内装はプリウスと同等■
プリウスαは燃費性能や実用性を重視しているので、内装については高級感などは殆ど有りません。特段、オシャレ!という訳でもなく、あくまでも自動車を道具と考える人には最高の車と言えますね。シートアレンジは豊富で使い勝手がいいです。
■エコ技術は最新■
「THS−Ⅱ」と呼ばれる1.8Lエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用しており、また、専用ボディは空気抵抗を徹底的に低減します。燃費性能だけでなく、最新技術を求める方には魅力的です。
プリウスαの変遷
プリウスαはハイブリッド専用のミニバンとして2011年に販売が始まりました。
2013年には、メビウスという名称でダイハツにOEM供給をしています。また、同年に特別仕様車として「S」、「G」をベースにした「tune BLACK」を発売開始。
北米やオセアニア、韓国でも販売されており、名称は「プリウスV」と言われいています。また、ヨーロッパでは「プリウス+」という名称で販売されています。
なお、2015年時点では当初モデルからフルモデルチェンジはされていません。
プリウスαの口コミ
・燃費がいいのがなんといっても最高です。パワーモードで走ると加速も十分にあるので満足です。荷室の下にデッキアンダートレイがあるので濡れた荷物も積める点も良いですね。
・日常生活で使うならこの上ない素晴らしい車です。近場でも遠方でも使えるし、運転のし易さも問題ありません。ただ、運転の楽しさという意味では少し劣るかな。
・ハイビームとロービームを自動で切り替えてくれるなど、最新装備が整っていて満足です。また、モニターのエコドライブ情報は見ているともっと燃費良く走ろう!と思えて良いですね。
・内装が安っぽく、内張りなどが簡単に傷付いてしまいます。値段の割に高級感がないのも残念です。また、メーターが中央にあることで、慣れていないので逆に視線移動が多くなってしまう気がします。
・3列目が狭過ぎです。緊急用として割り切れば便利と言えますが、普段使いはなかなか出来ないですね。ちなみに2列目は十分に広いです。
・燃費を重視しているのである程度仕方が無いですが、高回転域での吹け上がりは悪いですね。走っている時の安定感などは普通といった感じです。