パッソと言えば、オシャレなインテリアと親しみの湧く雰囲気が魅力で女性に人気のコンパクトカーです。小回りが利き、運転が得意でない方でも扱いやすい車ですね。
しかし反面、ダイハツも軽自動車を売っているため、立ち位置が曖昧になってきているのも事実。軽自動車との差別化という困難に直面している車種と言えます。
中古車査定相場予想
(2015年7月1日 現在)
参考媒体 | 形態 | 価格(単位:万) |
---|---|---|
価格.com | 個人売買 *1 | 33~158 |
カーセンサー | 買取相場 | 52.9 |
Goo-net | 市場価格 | 68.7 |
パッソの平均的な中古車査定相場は、45万~72万円と予想されます。(*2)
*1 価格com-ヤフオク予想買取価格より。
*2 上記3媒体の「個人間売買」「実際の買取価格」「市場価格」から判断した予想額。
なお、上記は年代等を考慮していない車全体の平均買取価額の予想です
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
新車価格帯 | 109万~160万 |
車種 | コンパクトカー |
燃費 | 19.0km/L〜27.6km/L |
排気量 | 0.996L&1.329L |
エコカー減税 | 取得税25%or75%+重量税40%or80% |
乗員 | 5人乗り |
ドア数 | 5ドア |
全長×全幅×全高 | 3650×1665×1535mm *1 |
パワーウェイトレシオ | 13.18kg/ps *1 |
*1 グレードGの場合
燃費について
メーカーの発表では燃費性能は19.0km/L〜27.6km/Lとなっています。1.3Lエンジンでの燃費性能はガソリンエンジン登録車ではトップです。
実際の走行では、街乗りで13〜14km/L程度(エアコンも併用で)、高速道路で17〜18km/L程度の様です。平均しても15km程度は走れそうですね。やはり、ガソリン車としては燃費はいいといえますね。
ピックアップポイント
パッソの気になるポイントを解説します。
■運転のしやすさはクラス上位■
全長が4m以下のボディなので、市街地走行ではクラス上位の実力があります。また、視界もよく、車両感覚がとても掴みやすいです。
■ガソリン車の中では燃費トップクラス■
減速時のエネルギーをバッテリーに貯める機能が充実しています。また、停止前の時速9kmでエンジンを停止する「アイドリングストップ」を搭載し、リッター27.6kmというガソリン車ではトップの燃費性能を誇っています。
■軽自動車との差別化に苦戦■
運転のしやすさや燃費性能を含め、軽自動車との差別化に苦戦しており、存在価値が薄れてきている状態にあります。
現状のままだと、車体価格も維持費も安い軽自動車に負けてしまう可能性があります。軽自動車では満足出来ないという人の為に、しっかりとした差別化を図り存在意義を確立していく必要がありますね。
パッソの変遷
パッソはトヨタとダイハツ工業との共同開発によって2004年に「プチトヨタ」の愛称で誕生しました。設計及び開発はダイハツ主導、企画及びマーケティングはトヨタ主導で行われています。ダイハツのブーンと双子車に当たりますが、OEMの関係という訳ではありません。
ちなみに、パッソはイタリア語で「ステップ、足音」の意味が有り、「気軽に乗れる、軽やかなクルマ」をイメージして命名されました。
発売から5年半程の歳月を経てフルモデルチェンジをし、企画段階から女性スタッフを中心に構成し、女性をターゲットとした戦略を展開しています。
パッソの口コミ
・低燃費なのに車両価格が安い点がハイブリッドカーと違っていいです。コストパフォーマンスは最高にいいですね。
・外装ががかわいい!また、コンパクトカーだけど室内は想像以上に広いです。リアシートを倒すと結構大きな荷物を積む事も出来て満足です。
・ダッシュボードがフラットなので、で前方が見やすいです。後方もよく見えるので、バックカメラを使わなくても十分に操作が出来ます。
・乗っていて楽しい、という感じは全然有りません。生活に必要な足という意味で、実用性は高いと思いますが・・・。また、男性が乗るにはかわいすぎる気がします。
・コンパクトカーでスポーツタイプでもないので、やはり力はあまり無いです。街乗りには十分ですが、少し高速道路を使って遠出という時は、4人乗るとしんどいですね。
・ちょっと急ブレーキをすると、すぐにロックがかかってしまいます。高性能と言える反面、怖いとも思います。
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