コンパクトカーの需要がどんどん大きくなっていますね。今回はトヨタから販売されているコンパクトカーIQ(アイキュー)の査定相場を予想しつつ、IQについて紹介していきたいと思います。
それではまずIQの査定相場の予想から見ていきましょう。
査定相場予想
参考媒体 | 形態 | 価格(単位:万) |
---|---|---|
価格.com | 個人売買 *1 | 32~334 |
カーセンサー | 買取相場 | 73.2 |
Goo-net | 市場価格 | 80.3 |
トヨタ IQの平均的な査定額は90万~100万円と予想されます。(*2)
*1 価格com-ヤフオク予想買取価格より。
*2 上記3媒体の「個人間売買」「実際の買取価格」「市場価格」から判断した予想額。
なお、上記は年代等を考慮していない車全体の平均買取価額の予想です
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
新車価格帯 | 132.6万~183万 |
車種 | コンパクト |
燃費 | 20.8~21.2km/L |
排気量 | 1.0L/1.3L |
エコカー減税 | 重量税50%・取得税60% |
乗員 | 2/4人乗り |
ドア数 | 3ドア |
全長×全幅×全高 | 3,000×1680×1500mm *1 |
パワーウェイトレシオ | 10.11kg/ps *1 |
*1 グレード130Gの場合
燃費
メーカー発表では約21km/Lという燃費ですが、利用シーンで数字は異なります。街中中心に利用した場合には、だいたい13~16km/Lの燃費に、また高速利用時には16~25km/Lの燃費になるようです。まあ平均すると16~21km/Lとメーカー発表の数値に近い数値になりそうです。
ピックアップポイント
トヨタ IQ(アイキュー)の主な特徴について紹介していきます。
■室内空間を確保する技術■
助手席側のインパネを削り、ダッシュボードを全面に押し出す事で助手席の足元のゆったり感を演出。また助手席が運転席より前方に出ることで、助手席の後席の足元の空間も広く確保されている。またシートを薄型にするなど後席の膝への圧迫感も少なくするデザインになっています。
■全長は3m以下■
全長が3m以下の構造なので、小回りが利く事もさる事ながら、駐車スペースの確保もしやすく、また駐車時に横に駐車している車両に合わせておけば乗り上げや後部の衝突などの心配が不要。
■環境に優しい機能が満載■
まず注目したいのが二酸化炭素の排出量です。1.3LのCVT車で112g/kmという低排出量なので非常に環境に優しい!!ちなみに普通車は排気量にもよりますが200g/km前後といった数値です。
その他には、空調等を最適に調整するエコドライブモードシステムや、エコな運転をしているかチェックする事が出来るエコドライブインジゲーターを採用しています。
■9個のエアバッグ(グレード100X2seaterは6個)■
前方、側面、センターライン、後部座席の頭部にもエアバックを配置し乗員の安全を確保しています。ちなみに後部座席の頭部のエアバックは生産開始時は世界初だったようです。
全方向にエアバックが搭載されているので、エアバックに包まれた状態で運転する事になります。
また、対人事故に備えて、歩行者の被害を軽減するように、車両前面には歩行者傷害軽減ボディを採用しています。
■静粛性はやや問題あり■
走行中のエンジン音や振動などが伝わってくるので、気になる人にとっては欠点となる。
また、走行安定性に関してはホイールベースの狭さからか少し跳ねる感触を受けます。こういった走行性に関しては悪い口コミにもありましたが、IQに求めるのは少し違うような気もします。
以上、IQの主な特徴点でした。次は、トヨタIQの変遷について簡単に紹介していきたいと思います。
IQの変遷
世界のコンパクトカーへの流れの中で、2008年から販売が開始。
巻貝などの自然界に存在する物の曲線や面などを活かしたエクステリア・インテリアデザインを採用している。また、コンパクトタイプの欠点である狭い車内空間を改善すべく助手席のダッシュボードの位置を工夫するなどして居住性を確保。販売同年には、グッドデザイン大賞や日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。
2012年には、IQをベースとしてコンパクトタイプの電気自動車eQが企業向けに限定販売されている。
IQの口コミ
・いい意味でトヨタ車っぽくない外観です。コンパクトカーなので当然かもしれないけど、横から見ても斜めから見ても前から見てもかわいいの一言。
・小回り具合が最高です。最小回転半径が3.9mと普通車のそれと比べると1m以上も差があります。どんな場所でもUターンが出来ちゃいます。
・前の席だけを利用するなら十分な広さです。後部座席をパタンと倒してラゲッジスペースを広くしちゃうのもありかなと。バンバン荷物積めちゃいますよ。
・後席は狭いので後部座席に人を乗せる機会が多い人はIQではなく、ミニバンやワゴン等他の車種にすべきかな。コンパクトだから仕方ないので悪い点というかコンパクトカー自体の特徴って感じですね。
・内装がとにかくチープ。傷つきやすい材質やルームランプの暗さなど外観で購入してしまうと後々後悔してしまう。やっぱり車は見た目も重要だが、乗った時のワクワク感がもっとも重要だと思う。
・1Lエンジンのグレードではパワーが物足りないので購入はオススメできない。1.3Lにした所でどうなのかというのはありますが。まあ、走りを求めて買う車ではありませんね。
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