スズキのワゴンRは、軽自動車クラスを牽引するスタンダードモデルとも言える根強い人気の車種です。軽自動車は長さと幅が決まっているので、室内スペースを拡大するには天井を高くするしかない!という発想から誕生し、ハイルーフタイプの軽自動車の先駆けとなりました。
直近では、2014年8月のマイナーチェンジで「S-エネチャージ」を搭載しクラストップの低燃費を実現したことで話題を呼んでいます。
以下で、ワゴンRの中古車買取の価格はいくら位なのか見ていきましょう。
中古車査定相場予想
(2015年8月4日 現在)
参考媒体 | 形態 | 価格(単位:万) |
---|---|---|
価格.com | 個人売買 *1 | 52~147 |
カーセンサー | 買取相場 | 64.9 |
Goo-net | 市場価格 | 42.1 |
ワゴンRの平均的な中古車査定相場は、48万~63万円と予想されます。(*2)
*1 価格com-ヤフオク予想買取価格より。
*2 上記3媒体の「個人間売買」「実際の買取価格」「市場価格」から判断した予想額。
なお、上記は年代等を考慮していない車全体の平均買取価額の予想です
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
新車価格帯 | 107万~154万 |
車種 | 軽自動車 |
燃費 | 24.2km/L〜32.4km/L |
排気量 | 0.658L |
エコカー減税 | 重量税25%〜100%+取得税40%〜100% |
乗員 | 4人乗り |
ドア数 | 5ドア |
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1660mm *1 |
パワーウェイトレシオ | 15.19kg/ps *1 |
*1 FZ 2WDの場合
燃費について
ワゴンRのカタログ燃費は24.2kmL〜32.4km/Lです。
エネチャージ機能によって、減速時のエネルギーを電気に変えることでバッテリーを充電することが出来ます。また、エコクール機能はアイドリングストップ時に室温が上がらない様にしてくれるので、室温が上がる事によるエンジンの再始動を抑えてくれます。
これらの最新技術によって、ワゴンRは現行の車種の中でクラストップレベルの低燃費を実現しました。
実燃費も、街乗りで14kmL〜16km/L、高速道路で20kmL〜24km/L程度です。さすがはトップレベルの低燃費というだけありますね。
ピックアップポイント
ワゴンRの是非知っておきたいポイントを紹介していきます。
■運転のし易さは軽ならでは■
視界は広く確保されており、車両感覚の掴み易さや小回りの利き具合も抜群です。
スイッチ類はセンターに集中は位置されているのですが、少しごちゃごちゃしている感じがあります。
■動力性能はまずまず■
軽自動車なので他のセダン等と比べると絶対的な力の差はありますが、自然吸気モデルで加速力は十分あるので、普段乗りではアクセルを全開にすることもほとんどなくこなすことが出来るでしょう。
また、ステアリングに対する反応もいいので安心して運転が出来ます。
■荷室・収納スペースが◎■
ショッピングフックは3ヶ所用意されており、収納スペースはインパネ下のペットボトルホルダーや助手席シートアンダーボックスなど全部で16ヶ所あります。
また、座席は全席リクライニングな上に、助手席の背もたれは前に倒れるのでスノーボードなどの長尺物も簡単に積む事が出来ます。
ワゴンRの変遷
スズキのワゴンRは1993年に発売された軽トールワゴンです。当時の軽自動車の弱点だった内装の狭さをルーフを高くすることで克服した、軽トールワゴンの先駆けとも言える車です。
現行モデルで5代目ですが、初代から見た目の点では殆ど代わり映えがしません。
なお、最大のライバルはダイハツムーブです。性能面ではいたちごっこの様に抜いたり抜かれたりの攻防を繰り広げています。
ワゴンRの口コミ
・燃費の良さ以外は、特にこれがすごい!という点が見当たらないです。普段使いには全然問題のない無難な車だと思います。
・新型のワゴンRは視界がとても良いです!先代にも乗っていましたが、後方の視界が結構悪かったので・・・。
・ハンドリングが安定しているので、快適な運転が楽しめます。
・最近流行のカーテンエアバッグが標準装備になっていないのが残念です・・・。
・収納は便利なのですが、少し内装が古くさい感じがしますね。
・シートの素材が固めということもあり、全般的に乗り心地はあまり良く感じません。
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