スズキのアルト(ALTO)は、1979年に発売されて以来、低燃費・低価格を貫いて来たベストセラーの軽自動車です。軽自動車の有るべき姿を追求するだけでなく、デザイン性や使い勝手の面でも成長を続けている人気の1台です。
以下で、アルトの中古車買取情報や口コミなどを見ていきましょう。
中古車買取価格予想
(2015年10月6日 現在)
参考媒体 | 形態 | 価格(単位:万) |
---|---|---|
価格.com | 個人売買 *1 | 26~115 |
カーセンサー | 買取相場 | 61.3 |
Goo-net | 市場価格 | 33.2 |
アルトの平均的な中古車買取相場は、22万~64万円と予想されます。(*2)
*1 価格com-ヤフオク予想買取価格より。
*2 上記3媒体の「個人間売買」「実際の買取価格」「市場価格」から判断した予想額。
なお、上記は年代等を考慮していない車全体の平均買取価額の予想です
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
新車価格帯 | 84万〜124万 |
車種 | 軽自動車 |
燃費 | 25.2km/L〜37.0km/L |
排気量 | 0.658L |
エコカー減税 | 取得税・重量税共に100% |
乗員 | 4人乗り |
ドア数 | 5ドア |
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1475mm *1 |
パワーウェイトレシオ | 12.5kg/ps *1 |
*1 X 2WDの場合
燃費について
アルトのカタログ燃費は、25.2km/L〜37.0km/Lです。燃費性能ではダイハツのミライースに若干遅れをとってしまったものの、実走行では殆ど変わりありません。
実燃費は、街乗りで20〜23km/L程度、高速道路で26〜30km/L程度。平均しても25km/L前後は期待出来ます。これが本当にガソリン車なのか?!と思うくらいよく走りますね。
ピックアップポイント
アルトの買う前に知っておきたい情報を、厳選して紹介していきます。
■後部座席の居住性は微妙■
シートのクッション性は優れているので、座っていると心地いいのですが、背もたれが立ち気味なのでしっくり来る姿勢が取りにくいかもしれません。
また、後部スペースは狭く大柄な人にとっては窮屈ですね。
■実用性は△■
収納の数やスペースは必要最小限と言った感じです。荷室も後部座席を倒さないと大きな荷物は積み込めません。
シートアレンジも限られているので、実用性という点では最近の他の軽自動車と比べると少し物足りなさを感じますね。
■運転のし易さはさすが!■
車体自体が軽自動車の中でもコンパクトなので、車両感覚が掴み易く運転のし易さは抜群です。最小回転半径は4.2mと小回りも効き、視界も良好です。
スイッチ類は、シンプルなデザインでゴチャゴチャしていないので、直感的な操作が出来ます。
アルトの変遷
SUZUKIのアルトは、1979年に発売された軽自動車(ハッチバック型)です。ワゴンRが登場するまでの間、スズキの軽自動車の代表として評判でした。ちなみに、アルトはイタリア語で「優れた」という意味があります。
1984年にフルモデルチェンジし、4WDが追加されました。
1988年に3代目が誕生し、ホイールベースが当時の軽自動車としては最長となりました。
その後もフルモデルチェンジを繰り返し、2009年には7代目が発売されました。7代目は2010年にグッドデザイン賞を受賞しています。
2011年に派生モデルとして「アルトエコ」が登場。アルトエコは、アイドリングストップを搭載するなど、エコの面により注力したモデルです。2012年にはマツダにアルトエコをOEM供給しています(マツダでの名称は「キャロルエコ」)。
2014年12月に8代目が発売。原点回帰の発想のもと、初代を思わせる様な「低燃費・低価格」を重視したモデルとなっています。8代目が37.0km/Lの燃費を達成したため、エコをウリにしていた「アルトエコ」はラインナップから消えています。
アルトの口コミ
・シンプルかつ安い、というのが何よりいいですよね。抜群の低燃費も最高です。車を便利な道具と考える人にとっては唯一無二の車でしょうね。
・運転がとてもし易いです。あまり得意でない方でも、難なく運転出来ますよ。駐車も簡単!
・近場の買い物とかでしか車に乗らない、という方にはピッタリの車だと思います。
・シート(特に後部座席)が微妙です。あと、大人が4人乗ると車が元気なさげに走ります 笑
・最安モデルは、やはり安っぽいです・・・。ミラーが手動ですし、時代錯誤してしまいそうな感じがします。
・エンジンブレーキが極端に効きが良いですね。渋滞時には後ろから追突されてしまうのでは?!と不安になることがあります。
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