レガシィのB4は、グランドツーリングと呼ぶに相応しいスポーティなドライブが楽しめるセダンです。新開発のターボエンジンも搭載しており、走りの面では定評のある1台です。
以下で、B4の特徴や中古車買取価格を見ていきましょう。
中古車買取相場予想
(2015年10月1日 現在)
参考媒体 | 形態 | 価格(単位:万) |
---|---|---|
価格.com | 個人売買 *1 | 95~222 |
カーセンサー | 買取相場 | 82.4 |
Goo-net | 市場価格 | 105.1 |
B4の平均的な中古車買取相場は、80万~97万円と予想されます。(*2)
*1 価格com-ヤフオク予想買取価格より。
*2 上記3媒体の「個人間売買」「実際の買取価格」「市場価格」から判断した予想額。
なお、上記は年代等を考慮していない車全体の平均買取価額の予想です
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
新車価格帯 | 291万〜313万 |
車種 | セダン |
燃費 | 14.8km/L |
排気量 | 2.498L |
エコカー減税 | 取得税40%+重量税25% |
乗員 | 5人乗り |
ドア数 | 4ドア |
全長×全幅×全高 | 4795×1840×1500mm *1 |
パワーウェイトレシオ | 8.74kg/ps *1 |
*1 LEGACY B4の場合
燃費について
B4のカタログ燃費は14.8km/Lです。ミドルクラスのセダンの中では、決して燃費性能は良い方ではないですね。
実燃費は、街中で7〜9km/L程度、高速道路で11〜13km/L程度です。
ピックアップポイント
B4の抑えておきたい特徴をピックアップして紹介していきます。
■ずば抜けたスポーツ性■
ミドルクラスのセダンの中でも、2Lエンジンでスポーティな走りを楽しめる車種は珍しいです。FA20型のターボエンジンにより、パワフルな走りを実現しつつも、内装などの作りは落ち着きある「大人の車」という感じです。
ファミリーユースだけどしっかり走りも楽しみたい、という方にオススメですね。
■文句無しの居住性・実用性■
ボディの背が高めとなっているので、背筋をしっかり伸ばしてもゆったり座れる空間が確保されています。リアドアの開口面積も大きく、乗り降りも他車に比べると容易に出来ます。
また、荷室も大きい設計となっており、9インチのゴルフバッグを4つ積む事が可能。床下にサブトランクもあり、不便する事はほとんど無いでしょう。収納ポケットは数は少ないですが、一つ一つが大容量なので小物入れとしては問題ないですね。
■運転のし易さも良好■
ミドルクラスのセダンということで、全幅も1780mmあり少し大きく感じるかもしれませんが、全方向の視界は良好なので車両感覚も掴み易く、運転はし易いです。
また、走行時に必要になりそうなスイッチ類はステアリング上に一通り揃っているので、運転中にスイッチ探しで煩わされることもありません。
B4の変遷
レガシィのB4は1989年にスバル(富士重工)から発売されたスポーツセダンです。セダン自体は初代からあるのですが、B4という名称は3代目(1998年〜)につけられました。このころから、スポーツセダンと言えば「B4」と言われる程に人気が出て来ました。
2003年に4代目が誕生し、ボディの強化や安全装備の追加がされました。2014年には6代目が誕生し、この時に、ツーリングワゴンがレヴォーグに引き継がれたので、レガシィはB4とアウトバック(SUV)の2タイプのみとなりました。
2015年9月に一部改良され、死角検知機能や車線変更支援などの安全機能が追加されました。なお、B4のラインナップとしては、「B4(標準仕様)」と「B4 Limited(上級仕様)」の2つがあります。
また、同月にB4は「2015年度グッドデザイン賞」を受賞しています。
B4の口コミ
・直進時・コーナリング時の安定性が高いですね。気持ちよく走る事が出来るので満足しています。
・車内が広く、大人4人でもゆったり座る事が出来るのがいいですね。遠方へのドライブでもストレス無しです。
・モデル末期でも全然遜色のないデザインや走行性能が素晴らしいです。今までに乗った同クラスのセダンと比べると抜群に走りが楽しいです。
・収納ポケットの数が少ないですね。サイズは大きいけど、もう少し小分けにして欲しかったです。トランクは大きいので満足しています。
・燃費がもう少し良かったら言うことなしです。ATは4速しかないので、これが5速まであれば燃費も少し改善されたのかなぁと思います。
・小回りがきかないです。あと、後部座席はリクライニング出来ない事など、シートアレンジが少し残念です。
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