日産のシルフィは、世界約120カ国で販売されているワールドワイドなコンパクトセダンです。上質さと快適性を追求した、あらゆるシーンで使う事の出来る1台となっています。
最近はミニバンやSUV人気が高まりセダン離れが進む中、セダン人気を取り戻す起爆剤となることが期待されるシルフィ。
以下で、シルフィの中古車買取情報や特徴を見ていきましょう。
中古車買取価格予想
(2015年8月17日 現在)
参考媒体 | 形態 | 価格(単位:万) |
---|---|---|
価格.com | 個人売買 *1 | 84~146 |
カーセンサー | 買取相場 | 147.9 |
Goo-net | 市場価格 | 135.7 |
シルフィの平均的な中古車買取価格は、81万~152万円と予想されます。(*2)
*1 価格com-ヤフオク予想買取価格より。
*2 上記3媒体の「個人間売買」「実際の買取価格」「市場価格」から判断した予想額。
なお、上記は年代等を考慮していない車全体の平均買取価額の予想です
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
新車価格帯 | 199万~267万 |
車種 | セダン |
燃費 | 15.6km/L |
排気量 | 1.798L |
エコカー減税 | 適合せず |
乗員 | 5人乗り |
ドア数 | 4ドア |
全長×全幅×全高 | 4615×1760×1495mm*1 |
パワーウェイトレシオ | 9.38kg/ps*1 |
*1 versionSの場合
燃費について
シルフィのJC08モードでのカタログ燃費は15.6km/Lとなっています。
実燃費は、街乗りで7〜8km/L、高速道路で13〜14km/L程度で、平均で12km/Lくらいは走ります。最近のコンパクトセダンの燃費性能が向上している中では、少し見劣りしてしまいますね。
エコカー減税も不適合となっています。
ピックアップポイント
シルフィの注目ポイントを厳選して解説していきます。
■動力性能がいまいち■
1.8Lエンジンを搭載している割に、高回転域での踏ん張りが効かず、加速も素直にスムーズと言えるレベルではありません。また、トランスミッションがCVTで車両重量も軽めなのに、アクセル操作に対するレスポンスが微妙です。
■安全装備は△■
比較的新しいモデルにも関わらず、横滑り防止装置が標準装備されている事以外、最新の安全機能は特に無いです。最低限必要な安全装備はあるのですが、目新しさという点では一歩引いた感じですね。
■運転はし易く、居心地も○■
ボディサイズを拡大し、従来の5ナンバーから3ナンバーに変わりましたが、特段取り回し性に影響は無く、車両感覚も掴み易いです。視界も良好で総じて運転はし易いですね。
後部座席の居心地についても特に問題なく、長距離ドライブも苦にはなりません。乗り降りも自然な動作で出来ます。
シルフィの変遷
日産のシルフィ(SYLPHEY)は、2000年に発売されたセダンです。1959年から長く愛されて来た「ブルーバード」の後継車で、初代・2代目は「ブルーバードシルフィ」の名前で販売されていました。
なお、シルフィという名前は、「シルフ」という風の精を表す英語からきた造語です。北米市場では「セントラ」、オセアニア市場では「パルサーセダン」、台湾では「スーパーセントラ」の名で販売されており、実に世界約120カ国で流通しています。
2代目の「G11型」が2005年に発売され、ダッシュボードがグランドピアノをモチーフとされていたり、S字曲線を全体に取り入れたりと、デザインが一新されています。
2012年12月に、現行となる3代目「B17型」が登場しました。ボディサイズを拡大し、車幅が1,700mmを超えたため、従来の5ナンバーから3ナンバーへと変わりました。
シルフィの口コミ
・値段が安めの設定の割には高級感も備わっていて、デザインも気に入っています。大人の車に乗っているという感じが味わえます。
・トランクが大きく、一般的なゴルフバッグなら4個位積む事が出来るのが嬉しいですね。後部座席の乗り心地もいいので、積極的にみんなを誘ってゴルフに行けます。
・ボタン類がすっきりしていて、「どこだったかな?」と迷う事も無く操作しが易いです。エアコンが左右独立で温度調整が出来るというのがいいですね。
・大きな不満は特にないけど、これといってシルフィじゃないとダメ!という点も見当たりません。普通のコンパクトセダンという感じです。
・エコカー減税に適合していないのが残念です。燃費ももう少し良ければいいんですけどね。
・収納スペースが必要最小限という感じ。もう少し多くてもいいかな・・・。グローブボックスに照明が付いているのは○
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