日産のムラーノは、国産のSUVの中ではトップレベルの高級感を持つ個性的な車種です。高級感だけでなく、卓越した走行性能も持ち合わせた魅力ある1台です。
以下で、ムラーノの特徴や中古車査定情報などを見ていきましょう。
中古車査定相場予想
(2015年10月6日 現在)
参考媒体 | 形態 | 価格(単位:万) |
---|---|---|
価格.com | 個人売買 *1 | 131~262 |
カーセンサー | 買取相場 | 135.4 |
Goo-net | 市場価格 | 168.0 |
ムラーノの平均的な中古車査定相場は、120万~142万円と予想されます。(*2)
*1 価格com-ヤフオク予想買取価格より。
*2 上記3媒体の「個人間売買」「実際の買取価格」「市場価格」から判断した予想額。
なお、上記は年代等を考慮していない車全体の平均買取価額の予想です
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
新車価格帯 | 2015年9月末時点で新車販売無し。 |
車種 | SUV |
燃費 | 8.7km/L〜10.8km/L |
排気量 | 2.488L・3.498L |
エコカー減税 | 不適合 |
乗員 | 5人乗り |
ドア数 | 5ドア |
全長×全幅×全高 | 4845×1885×1730mm *1 |
パワーウェイトレシオ | 7.07kg/ps *1 |
*1 350XV FOURの場合
燃費について
ムラーノのカタログ燃費は、8.7km/L〜10.8km/Lです。大きな車格かつ大排気量ということなどが原因となり、燃費はライバル車に一歩遅れをとった感じですね。
実燃費は、街中で4〜5km/L程度、高速道路で7〜8km/L程度でしょう。
ピックアップポイント
ムラーノの抑えておきたい特徴をピックアップして紹介していきます。
■内外装は高級感溢れるデザイン■
他の国産SUVとはひと味違った高級感のある外装が人目を引きます。内装もスタイリッシュで、特に光りを多く取り入れる設計になっており、前後に2つの電動サンルーフがあります。
また、ステアリング・ドアミラー・運転席位置などをID毎に登録する事が可能なので、乗る人に合わせて自動でポジションを動かす事が出来ます。
他にも、荷室のドアが挟む込み防止の機能が付いた、リモコン操作が可能な電動ドアであることなど、おもてなしの機能にも高級感が伝わって来ますね。
■居住空間はゆったり■
北米市場向けに開発されたという過去があるためか、内装はゆったりとしたスペースが確保されています。その為、ライバル車と比べるとシートが大きめとなっています。慣れるまではサイズ感が落ち着かないかもしれないですが、慣れると快適そのものです。
■国産SUVにしては排気量大■
3.5Lエンジンは、2Lエンジンの多い国産SUVと比べると大きく、時代の流れに逆らっている様な感じがあります。しかし、大排気量のおかげでライバル車に負けない力強い走りが可能となっています。加速もスムーズで、走りの面では十分満足出来るでしょう。
ムラーノの変遷
日産のMURANO(ムラーノ)は2002年に北米で発売された(日本では2004年9月)クロスオーバーSUVです。開発当時は北米市場専用車の予定でしたが、日本市場での期待も大きく、北米での発売から2年後に日本市場に登場しました。
北米や日本だけでなく、世界100カ国以上で販売されている人気の車種です。2003年には「カナダトラックオブザイヤー」、2004年には「グッドデザイン賞」を受賞しています。
2008年にはフルモデルチェンジし2代目(Z51型)が誕生しました。北米市場向けですが、2ドアのオープンカータイプ「クロスカブリオレ」も用意されました。
2012年には「モード・ビアンコ」、2013年には「モード・ビアネロ」が発売されています(何れも特別仕様車)。
2014年10月に生産終了となり、2015年3月には在庫も完売されたため、日本市場での販売は終了しました。
しかし、北米では2014年に3代目が発売されており、日本でも2015年中のハイブリッド車導入が期待されています。
ムラーノの口コミ
・エコ感はあまり無いですが、高級感はバッチリですね。乗せた知り合いは皆満足してくれています。
・車格だけでなく、タイヤの外径も大きいので存在感・迫力があります。トヨタのハリアーや日産のエクストレイルなどのライバル車は街中でも良く見かけますが、ムラーノはあまり見かけないので、ちょっとした優越感!笑
・遮音性に優れているので、走行中とても静かです。
・内外装は高級感があるのに、なぜかインパネはとても安っぽいです。
・荷室はいいのですが、収納ポケットなど気の利いたものが少ないです。
・視界が結構悪いです。それ以外は特に不満はありません。
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