フェアレディZは、日産を、ひいては日本を代表するスポーツモデルです。豪華かつ優雅な雰囲気を持ち、力強い走りで乗る人を虜にする、まさに一級品にふさわしい車と言えるでしょう。
以下で、フェアレディZの中古車買取情報や特徴を見ていきましょう。
中古車査定相場予想
(2015年8月17日 現在)
参考媒体 | 形態 | 価格(単位:万) |
---|---|---|
価格.com | 個人売買 *1 | 178~458 |
カーセンサー | 買取相場 | 121.9 |
Goo-net | 市場価格 | 140.1 |
フェアレディZの平均的な中古車査定相場は、116万〜181万円と予想されます。(*2)
*1 価格com-ヤフオク予想買取価格より。
*2 上記3媒体の「個人間売買」「実際の買取価格」「市場価格」から判断した予想額。
なお、上記は年代等を考慮していない車全体の平均買取価額の予想です
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
新車価格帯 | 383万~573万 |
車種 | スポーツ |
燃費 | 9.1km/L〜9.2km/L |
排気量 | 3.696L |
エコカー減税 | 適合せず |
乗員 | 2人乗り |
ドア数 | 2ドア |
全長×全幅×全高 | 4260×1845×1315mm*1 |
パワーウェイトレシオ | 4.88kg/ps*1 |
*1 version STの場合
燃費について
フェアレディZのカタログ燃費は、JC08モードで9.1km/L〜9.2km/Lです。スポーツタイプなので贅沢は言えませんが、燃費性能はもう少し改善して欲しいですね。
実燃費は、街乗りで4〜5km/L、高速道路や流れの良い道路で7〜9km/L程度です。ガソリンはハイオクなので、ガソリン代は結構かかることを覚悟しておく必要がありますね。
ピックアップポイント
フェアレディZを販売店で見る前に、是非知っておきたい特徴点を紹介していきます。
■走り・クオリティは高水準■
クーペだけでなく、ロードスターも海外高級ブランド車に退けを取らない優雅さを持っています。また、3.7LのV6エンジンかつ最高出力が300psを超えるという、圧倒的な力を持った車です。走りを優雅かつパワフルに楽しみたい方には最高の1台ですね。
■実用性・運転のし易さは△■
フェアレディZが残念なのは2シーターモデルなので、実用性ではどうしても一歩劣ってしまうという点です。荷室のスペースや収納が少ないということもあり、趣味の1台と割り切って乗る必要がありますね。
運転のし易さはというと、ウィンドゥ面積が小さい上にシートが低いため、視界(特に後方視界)が悪いです。また、慣れる迄は車両感覚も掴みにくいです。
■足回りは満足レベル■
車両が1,500kgを超えており、スポーツタイプの中では重いですが、重量に負けないパワーを持っています。その為、ハンドリングに対して素直に車は反応し、コーナリングも安定しており、気持ち良く運転することが出来ます。
フェアレディZの変遷
日産のフェアレディZは、1969年に発売されたスポーツモデルです。当時は北米市場での人気が高く、空前の販売記録を樹立した程です。
フェアレディZの名前は、車にも洗練された美しさが必要という社長の想いがあり、「フェアレディ=貴婦人」、「Z=究極(アルファベットの最後なので)」から来ています。
2002年に発売された5代目(Z33)でデザインが一新され、2シータークーペのみの設定となりました(後にロードスターも発売)。
6代目となるZ34(2008年発売)が2015年時点での現行モデルです。流線形にさらに磨きがかかり、安全性能や変速機も改良されています。
一部の都道府県ではパトカーにフェアレディZを採用している警察もあり、特に1972年に神奈川県警で導入されたときには「最強のパトカー」とも言われていました。
フェアレディZの口コミ
・流線形が美しいだけでなく、迫力も備えた外観が大好きです。所々にある「Z」のマークもカッコいいですね。大人のスポーツカー!という感じです。
・加速のスムーズさは最高に気持ちいいです。アクセルを踏み込んだときの、シートに体が押し付けられる感じがたまりません!走行性能がいいので、街乗りにしておくにはもったいないレベルですね。
・所有する歓びを味わえる車ですね。乗っていても結構注目を浴びるので悪い気がしません。
・荷室がかなり小さいです。また、ドリンクホルダーの使い勝手が悪いです。あと、サイドブレーキの場所を出来れば助手席側ではなく、運転席側にして欲しいです。
・パーツが高いので、修理時は結構痛い出費となります。
・車幅が想像以上に広いので、駐車場を選ぶのが大変なときがあります。また、左後方の視界が悪く、バックするときに結構気を使います。
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