日産のキューブ(cube)は、人気の高いコンパクトカーです。人気の高いキューブは、中古車としても需要が有り、リセールバリューもある程度は見込めるでしょう。
今回は、日産のキューブ(cube)の査定相場や自動車自体の評価を紹介したいと思います。
中古車査定相場予想
(2015年7月31日 現在)
参考媒体 | 形態 | 価格(単位:万円) |
---|---|---|
価格.com | 個人売買 *1 | 33~150 |
カーセンサー | 買取相場 | 53 |
Goo-net | 市場価格 | 62 |
キューブの平均的な中古車買取相場は、36万~82万円と予想されます。(*2)
*1 価格com-ヤフオク予想買取価格より。
*2 上記3媒体の「個人間売買」「実際の買取価格」「市場価格」から判断した予想額。
なお、上記は年代等を考慮していない車全体の平均買取価額の予想です
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
新車価格帯 | 159.8万~213.8万円 |
車種 | コンパクトカー |
燃費 | 19km/L |
排気量 | 1.5L |
エコカー減税 | 取得税40%、重量税25% |
乗員 | 5人乗り |
ドア数 | 5ドア |
全長×全幅×全高 | 3,890×1,695×1650mm |
パワーウェイトレシオ | 10.8kg/ps *1 |
*1 グレード1.5Xの場合
燃費について
キューブの実燃費は街乗りで10km/L~11km/L、流れの良い道路で15km/L~17km/Lといった所です。カタログ値が19km/Lなので、流れの良い道路ではまずまずの実燃費ですが、街乗りでは少し残念な実燃費となっています。
ピックアップポイント
キューブの気になるポイントを解説していきます。
■室内空間で勝負■
外装の四角いデザイン(若干丸みを帯びていますが)とは違い、内装は柔らか味の有る乗り心地の良いデザインとなっています。また、シートも分厚い材質になっていて、触り心地も良く・クッション性が有り、くつろげる癒し空間を演出しています。
■走行性能は我慢が必要■
見た目のかわいさや室内デザインが重視され、走行性能はやや置き去りにされた感じが有ります。法定速度を少し超過した速度になると、風切り音が早く進入してきます。
この風切り音を警告だと受け取れば?速度を抑制して、安全運転をすることが出来るかもしれません。
■ラゲッジスペースというより、ただのスペース■
3.89mの短い全長が仇となったか、ラゲッジスペースはかなり狭くなっています。また、2列目は背もたれ部分を前に「パタン」と、倒す事しか出来ず、狭さを補う作りにはなっていません。
しかし、ラゲッジスペースを犠牲にして、2列目の居住空間はしっかりと確保されています。大きな荷物を運ぶ事を想定していない人には、問題無いレベルでしょう。
キューブの歴史
1998年に第1代目のキューブの販売が開始。販売開始から1年足らずで、生産台数が10万台の大台を突破し、一躍人気車種の仲間入りを果たしました。
2002年にフルモデルチェンジが行われ、初代に引き続き、2代目もヒット。
2008年に、2度目のフルモデルチェンジが行われ、これが2015年現在の現行モデルとなっています。
キューブの評価
・シートの質が最高です。大きくて柔らかくて、いつまでも座っていられます。このシートを家まで持って帰りたいくらいです。
・コンパクトカーですが、室内空間はコンパクトカーとは思えないほど広いです。大人が4人乗っても、「しんどい」などと誰も文句を言いません。
・内装デザインのコストパフォーマンスは◎。また、外装の色も選択肢が多く、個性的な1台を購入する事が出来ます。
・最近のコンパクトカーの燃費と比べると、街乗りで10km/L前後の燃費は満足出来ません。そんな無茶な走りはしていないはずなのに・・・。
・高速域に入るまでの「もっさり感」と、高速域に入った時の「不安定さ」と「風切り音」。これらのせいで、高速道路を走る度に緊張します。
・低速域でのCVTのショックが大きく、発振・停止の度に揺れを感じるのは不快。あとは、ラゲッジスペースの狭さ。
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