日産のシーマは、運転感覚やクオリティなど全てが最高級という、日産の最高峰モデルです。1980年代に一大ブームを巻き起こしたものの2010年に一旦生産終了となりました。しかし、2012年にハイブリッド専用車としてさらに磨きをかけて復活を遂げています。
最先端技術をふんだんに取り入れ、乗る人を心地よくもてなす機能が多分に備わっています。
以下で、シーマの中古車買い取り情報や特徴について見ていきましょう。
中古車買取相場予想
(2015年7月31日 現在)
参考媒体 | 形態 | 価格(単位:万) |
---|---|---|
価格.com | 個人売買 *1 | 102~465 |
カーセンサー | 買取相場 | 55.5(467.3) |
Goo-net | 市場価格 | 91.1 |
括弧内はハイブリッドの金額です。
シーマの平均的な中古車査定相場は、50万~98万円(351万〜460万円)と予想されます。(*2)やはり、ハイブリッドは新しいだけあって、買取価格も半端ないですね。
*1 価格com-ヤフオク予想買取価格より。
*2 上記3媒体の「個人間売買」「実際の買取価格」「市場価格」から判断した予想額。
なお、上記は年代等を考慮していない車全体の平均買取価額の予想です
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
新車価格帯 | 756万~864万 |
車種 | セダン |
燃費 | 16.6km/L |
排気量 | 3.498L |
エコカー減税 | 重量税100%+取得税100% |
乗員 | 5人乗り |
ドア数 | 5ドア |
全長×全幅×全高 | 5120×1845×1510mm *1 |
パワーウェイトレシオ | 6.37kg/ps *1 |
*1 CIMA HYBRID VIPGの場合
燃費について
シーマのカタログ燃費はJC08モードで16.6km/Lです。実燃費は街乗りで7〜9km/L程度、高速道路で12〜13km/L程度となっています。
セダン全体としてみると決していいとは言えない燃費性能ですが、高級セダンと考えればいい部類に入るでしょう。
ピックアップポイント
シーマの知っておきたいポイントをピックアップして紹介します。
■居住性抜群!■
低反発ウレタンのセミアリニン本革シートを採用しているので、手触りは柔らかく上質な座り心地です。
また、ホイールベースが3mを超えるため、後部座席の足下は驚くほどゆったりしています。乗る人をおもてなしする体制は万全ですね。
■足回りや乗り心地は上質■
コンフォートサスペンションにより、高速道路の継ぎ目などでの突き上げ感や振動が抑制されます。また、ダブルピストンショックアブソーバーが減衰力を最適に制御してくれるので、細かい振動から大きな揺れまでを抑制してくれます。
コーナリング時も安定しており、乗り心地は最高ですね。
■収納などの実用性は平均的■
ハイブリッド専用車となるので、ガソリン車と比べると収納スペースが小さくなってしまいます。また、シートアレンジなども必要最小限という感じで、突出して良い箇所は特にありません。
シーマの変遷
日産のシーマは、1988年にセドリックやグロリアの上級車として発売された高級セダンです。プレジデントは法人やハイヤー向けの最高級ランクのセダンだった一方、シーマは一般のオーナー向けのセダンとして最高級のランクという位置付けでした。
2代目までは日本国内のみの販売でしたが、3・4代目は海外でも販売されました。
2001年に4代目が発売されましたが、2010年にプレジデントと共に一旦生産終了。これにより、日産ではフーガが最上位のモデルとなりました。
しかし、生産中止から約1年9ヶ月ぶりの2012年5月に、現行となる5代目をハイブリッド専用車として発売。なお、5代目のシーマはディグニティとして三菱にOEM供給されています。
ちなみにシーマはスペイン語で「頂上」や「完成」といった意味があり、ここから車名がきています。
シーマの口コミ
・乗り心地が最高です。長距離運転していても全然苦にならないです。車体が大きいので視界はそこまで良くないですが、乗り心地の良さを思うと気にならない程度。
・安全機能やクルーズコントロールなどの最新設備が整っていて嬉しいです。最新設備が好きな方にはたまりません!
・日常生活で乗るというよりは、後部座席の快適性が重視されているので、仕事等で運転手付きで乗るための車ですね。普段使いするにはやはり車体価格や維持費が高くつきます。
・排気量が3,500ccの割にはそこまでのパワーを感じません。
・昔から特徴的だったエンブレムが、日産のマークになってしまったのが残念です。
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