日本を代表するクロカンSUV-三菱 Pajero(パジェロ）

三菱のパジェロは、日本を代表するクロカンSUVです。世界170カ国以上で販売されているグローバルカーで、世界屈指の悪路走破力を備えています。環境性能や燃費性能も両立した優秀な1台と言えるでしょう。

以下で、パジェロの中古車買取情報や特徴を見ていきましょう。

中古車買取相場予想

（2015年8月17日 現在）

パジェロの平均的な中古車買取相場は、149万~167万円と予想されます。（*2）

*1 価格com-ヤフオク予想買取価格より。

*2 上記3媒体の「個人間売買」「実際の買取価格」「市場価格」から判断した予想額。

なお、上記は年代等を考慮していない車全体の平均買取価額の予想です

スペック

燃費について

パジェロのカタログ燃費は、8.4km/L〜10.4km/Lです。実燃費は、街中で4〜6km/L程度、高速道路で8〜9km/L程度です。平均で7km/L前後走るでしょう。

最近のクロスオーバーSUVやハイブリッドモデルには到底敵わないですが、クロカンSUVとしてはまずまずの燃費性能ですね。

なお、使用するガソリンは、モデルによってレギュラーか軽油かに分かれます。

ピックアップポイント

パジェロの注目ポイントを紹介していきます。

■居住性・実用性は良好■
ボディサイズが大きいため、内装スペースはゆったりとしています。また、2列目は着座位置が高めの設定となっているので、開放感が感じられます。

3列目シートは必要に応じて、取り外したり床下に収納する事も可能。5人乗車の状態であれば、かなり多くの荷物を積むことが出来ます。

■悪路はお任せ■
クリーンディーゼルエンジンモデルは、低速からの力強いトルクだけでなく、「ポスト新長期規制（排ガス規制）」もクリアしているので、環境性能面でも魅力的ですね。

パジェロは悪路走行でこそ真価を発揮し、他のクロカンSUVとは一線を画した走りを楽しむ事が出来るでしょう。ただし、車重が重く重心が高めなことから、コーナリング時の安定性はあまり良くありません。

■運転のし易さは△■
ボディサイズが大きく、どうしても車体感覚は掴み辛くなってしまい、小回りも効きません。

一方で、ウィンドウ面積は大きいので視界に問題はありません。インパネの視認性も良好なので、サイズ感さえ攻略出来れば運転を楽しむ事が出来るでしょう。

パジェロの変遷

三菱のパジェロは、1982年に誕生したSUVです。ダカールラリーで多くの好成績を残しているので、ヨーロッパでも有名な車種です。なお、パジェロという名前はパタゴニア地方に生息しているパジェロキャット（山猫）から来ています。また、イギリスでは「SHOGUN」、スペイン語圏では「Montero」という名前で販売されています。

1983年には4ドア版が登場し、1BOワゴンとしても使える様になりました。

1987年には、現在でも高級グレードとしてラインナップされている「エクシード」が誕生しました。

1991年のフルモデルチェンジで2代目が誕生。スーパーセレクト4WDやマルチモードABSが導入されています。

1994年には2月に「リミテッドエディション」5月に「ホワイトパジェロ」（何れも特別仕様車）が発売されました。

2006年には4代目が登場。内外装が刷新され、昔からの三菱車のファンが好む様なデザインとなっています。

2012年のマイナーチェンジで、グレード体系の見直しがされ、全車５ATとなっています。

2015年7月のマイナーチェンジでは、オートマチックハイビームが標準装備となりました。

パジェロの口コミ