三菱のミラージュは、お手頃な価格で手に入るベーシックモデルとも言えるコンパクトカーです。クラストップの燃費性能を誇り、99%UVカットガラスを搭載するなど、走りを快適に演出してくれます。
以下で、ミラージュの中古車買取情報や特徴を見ていきましょう。
中古車査定相場予想
(2015年8月17日 現在)
参考媒体 | 形態 | 価格(単位:万) |
---|---|---|
価格.com | 個人売買 *1 | 47~64 |
カーセンサー | 買取相場 | 75.0 |
Goo-net | 市場価格 | 28.3 |
ミラージュの平均的な中古車査定相場は、45万~73万円と予想されます。(*2)
*1 価格com-ヤフオク予想買取価格より。
*2 上記3媒体の「個人間売買」「実際の買取価格」「市場価格」から判断した予想額。
なお、上記は年代等を考慮していない車全体の平均買取価額の予想です
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
新車価格帯 | 118万~144万 |
車種 | プチバン |
燃費 | 23.2km/L〜27.2km/L |
排気量 | 0.999L&1.192L |
エコカー減税 | 重量税25%〜75%+取得税40%〜80% |
乗員 | 5人乗り |
ドア数 | 5ドア |
全長×全幅×全高 | 3710×1665×1505mm *1 |
パワーウェイトレシオ | 11.41kg/ps *1 |
*1 XTHX1.2Gの場合
燃費について
アイドリングストップ機能やクラストップレベルの空力特性を実現したボディによって、カタログ燃費は23.2km/L〜27.2km/Lと上々です。
実燃費は、街乗りで14〜16km/L程度、高速道路で18〜20km/L程度です。ガソリンエンジン車でトップレベルの燃費性能というだけあって、よく走りますね。
ピックアップポイント
ミラージュの気になる特徴点を紹介していきます。
■運転のし易さは◎■
ボディが小さい割にウィンドウ面積が広いので、運転席からの視界は良好です。また、最小回転半径が軽自動車並みなので小回りが効き、車庫入れも簡単に出来ます。
ハンドリングにも癖が無く、誰がどんな場面で運転しても問題なく扱える、といった仕上がりになっていますね。
■ボディサイズの割にゆったり■
ボディはコンパクトですが、エンジンルームを小さくすることで後部座席がゆったり出来る広い空間となっています。また、フラットなベンチシートタイプなので、後部は中央席でも不快感無く座る事が出来ます。
■魅力という点では物足りないか■
あくまで道具としての車で、価格を一番に考えるのであればいいですが、カラフルなボディ以外にこれといって秀でた特徴はありません。
軽自動車との差別化が困難となって来ている1台とも言えますね。
ミラージュの変遷
三菱のミラージュ(mirage)は、1978年に発売されたコンパクトカーです(当初の設定はハッチバック・クーペ・セダンでした)。ミラージュという単語にはフランス語で神秘(英語では蜃気楼)という意味があります。
初代は未知との遭遇とのタイアップなどで話題を呼びました。また、2速の副変速機(スーパーシフト)により8速(4×2速)のマニュアルトランスミッションがあることも特徴的でした。
1987年に登場した3代目から、ボディに丸みを帯びる様になり女性をターゲットとして意識する様になりました。5代目が1995年に登場し、ABSや運転席エアバッグが標準装備されるなどの改良がされましたが、2000年5月に製造終了。
5代目の製造終了から12年が経った2012年に、新たにミラージュがコンパクトカーとして復活しました。先代よりも車格が2つ下がり、実質的にはコルトの後継車となっています。
なお、現行はコストカットの為に、タイで製造されています。
ミラージュの口コミ
・値段の割に走りはまともですね。1Lエンジンなので力が無いのは仕方ないですが、CVTと車体の軽さのおかげでしっかり走ってくれます。燃費が良いのも気に入っています。
・タイ製と聞いて少し不安になっていましたが、しっかりと作り込まれていて満足しています。ステアリングも三菱らしさが出ていいて、とても操作がし易いです。
・コンパクトカーだけど、荷室は十分な広さがあります。普段使いであれば、4人乗っていても全く問題なく荷物も積み込めます。
・100万円ちょっとで買える点は魅力的ですが、その分作り込みや装備の面では割り切っているなという感じが伝わって来ますね・・・。
・加速時のエンジン音が結構うるさくて気になります。
・1Lエンジンなので、パワーはやはり足りない気がします。加速もイマイチですね。あと、ハンドルが軽過ぎて思わぬ方向に曲がってしまいそうな時が有ります。
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