三菱のアイミーブ(i-MiEV)は、モーター動力ならではの軽快な走りがウリの電気自動車です。環境性能も優れており、一般的な軽自動車では味わえない満足感が得られる1台です。
以下で、アイミーブの中古車売却価格や口コミを見ていきましょう。
中古車売却価格予想
(2015年8月17日 現在)
参考媒体 | 形態 | 価格(単位:万) |
---|---|---|
価格.com | 個人売買 *1 | 45~135 |
カーセンサー | 買取相場 | 95.6 |
Goo-net | 市場価格 | 115.4 |
アイミーブの平均的な中古車としての売却価格相場は、39万~97万円と予想されます。(*2)
*1 価格com-ヤフオク予想買取価格より。
*2 上記3媒体の「個人間売買」「実際の買取価格」「市場価格」から判断した予想額。
なお、上記は年代等を考慮していない車全体の平均買取価額の予想です
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
新車価格帯 | 226万~283万 |
車種 | 電気自動車 |
燃費(1充電当たり) | 120km・180km |
排気量 | ー |
エコカー減税 | 重量税・取得税共に免税 |
乗員 | 4人乗り |
ドア数 | 5ドア |
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1610mm*1 |
パワーウェイトレシオ | 26.09kg/ps*1 |
*1 Mの場合
燃費について
アイミーブのカタログ燃費は、1回の充電当たり120キロ(Mの場合)及び180キロ(Xの場合)です。ライバル車である日産リーフが「一充電当たり228キロ」も走る事を考えると、ガソリン車と比べれば優れているけど、電気自動車の中では良いとは言えないですね。
実燃費については、バッテリーなので経年劣化はあるものの、丁寧に乗れば最初の数年はカタログ燃費に近い数値で走ります。
ピックアップポイント
購入前に知っておきたいアイミーブの重要ポイントを解説していきます。
■重量に負けない軽快感■
100%電気自動車の為、バッテリー等の搭載により車両重量が1,000kgを超えています。軽自動車にしてはかなり重い部類ですが、モーター動力なのでスタートもパワフルで、渋滞時でも軽快な走りが可能です。実際は、車両の重さを感じる事は殆どありませんね。
■長距離移動には適さず■
一般的な軽自動車と広さは変わらないですが、後部スペースは少し窮屈なので長距離ドライブに適しているとは言い難いです。また、100%電気自動車なので、高速道路を長時間走ったり、田舎を走り続けるのは充電の点からも不向きでしょうね。
■運転のしやすさは○■
デザインが個性的ですが、車両感覚は掴み易く視界も問題ありません。小回りも効くので、運転が苦手な方でも安心してドライブ出来ますね。
アイミーブの変遷
三菱の「アイ・ミーブ」は2009年7月に法人向け(個人向けは2010年4月)に発売された電気自動車です。従来から三菱にある「軽自動車のアイ」に電池を搭載する形で生産が開始されました。
名前のミーブ(MiEV)は、「Mitsubishi innovative Electric Vehicle=三菱の革新的な電気自動車」からきています。
三菱商事とGSユアサの共同出資で設立された「リチウムエナジージャパン」からリチウム電池の供給を受けているのですが、供給量の問題から生産台数が制限されています。
2011年にはジャパネットタカタを通じた「テレビショッピングでの紹介販売」を業界で初めて行い、注目を浴びました。
2013年4月には従来からあった「G」を廃止し、その代わりに装備の充実した「X」が追加されました。
都市部での日常的な足代わりとしてのニーズが強く、一般顧客による購入というよりは、カーシェアリング等に使われる事が多い様です。また、燃費が良く音もあまりしないので、タクシーや福祉車両としても利用される事が多いです。
アイミーブの口コミ
・電気自動車と言えば、維持費が安い点が魅力ですね。アイミーブも一充電当たり100キロ以上走るので燃費面は最高ですが、軽自動車と考えると、車両価格が250万円前後なので高く感じます。エコカー補助金や減税を十分に受けられるので最終的な価格は許容範囲に収まりましたけどね。
・近所でちょっと買い物するなど、近場の運転に使うだけであれば最高の車だと思います。
・低速からの走りがとても力強く、ターボ車に乗ってるのかと思うくらいです。外観が近未来の様な独特な形なのも良いですね。
・電気自動車はどれでもそうですが、常にバッテリーの残量を気にしながら運転をしないといけないのが辛いところですね。
・もう少し価格が安ければもっと人気が出ると思います・・・。せめて日産のリーフくらいの価格にして欲しいですね。
・内装がシンプル過ぎて少し寂しい感じがします。もう少し作り込んでも良かったのでは?
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