マツダの「フレア」は、「AZ-ワゴン」の後継車です。AZ-ワゴン同様に、フレアもスズキ「ワゴンR」のOEM供給を受けて販売が行われています。
以下で、フレアの中古車買取情報やその特徴やワゴンRとの違いについて見ていきましょう。
中古車査定相場予想
(2015年8月17日 現在)
参考媒体 | 形態 | 価格(単位:万) |
---|---|---|
価格.com | 個人売買 *1 | 48~145 |
カーセンサー | 買取相場 | 98.8 |
Goo-net | 市場価格 | 85.2 |
フレアの平均的な中古車査定相場は、62万~88万円と予想されます。(*2)
*1 価格com-ヤフオク予想買取価格より。
*2 上記3媒体の「個人間売買」「実際の買取価格」「市場価格」から判断した予想額。
なお、上記は年代等を考慮していない車全体の平均買取価額の予想です
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
新車価格帯 | 116万~173万 |
車種 | 軽自動車 |
燃費 | 24.2km/L〜32.4km/L |
排気量 | 660cc |
エコカー減税 | 取得税100%、重量税100% *1 |
乗員 | 4人乗り |
ドア数 | 5ドア |
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1660mm *1 |
パワーウェイトレシオ | 15.19kg/ps *1 |
*1 グレードHS(2WD)の場合
燃費について
マツダ・フレアの実燃費は、渋滞の多い道などの街乗りでは14km/L~15km/L、高速道路などの流れの良い道では23km/L~25km/Lといったところです。
カタログ値が30km/L以上有る他メーカーの軽自動車と比較すると劣りますが、まずまずの燃費性能と言えるでしょう。
ピックアップポイント
「フレアの注目ポイント」や「フレアとワゴンRの違い」について解説していきます。
■性能はワゴンRと同じ■
スズキのワゴンRのOEM供給を受けているので、性能面はワゴンRと同じです。
異なる点は、エクステリアや購入価格(中古車としての価値も)、グレード体系、グレードによる設定色などです。ワゴンRの記事に詳細に特徴などを記載していますので、そちらを参考にして頂ければと思います。
■性能が同じワゴンRよりも若干価格が高い■
スズキのワゴンRのOEM供給を受けて販売されているので、性能は同じなのですが、価格はやや高めに設定されています。
フレアが「116万円~」、ワゴンRが「107万円~」の新車販売価格となっています。
デザインをマツダ風にしたせいか、OEM供給を受けているためでしょうか。
■台数が少ないから?中古車査定額はフレアの方が高い■
人気の高いスズキのワゴンRよりも、マツダのフレアの方が中古車としての査定額は若干高くなっています。販売されている台数が少ないからでしょうか。
購入する場合はフレアの方が購入価格は高いのですが、乗り換える時にはフレアの方が価値が有るので、「フレア」か「ワゴンR」どちらを購入するか、かなり悩む所だと思います。
■グレードによってボディカラーの選択肢が異なる■
フレアとワゴンRを比較すると、同等のグレードによって選択出来るボディカラーが異なります。
例えば、フレアの「グレードXG」とワゴンRの「グレードFA」を比較すると、フレアは選択肢が4色で、ワゴンRは6色の選択肢となっています。
フレアかワゴンRかで迷った時は、自分の好きな色で決定するのも有りかもしれませんね。
フレアの変遷
フレアは2012年から販売が開始された軽自動車。
ワゴンRのOEM供給は、1994年から行われていて、当時は「AZ-ワゴン」として販売が行われていました。2012年にワゴンRがモデルチェンジした事を契機に、車名を「フレア」に変更。
新車名「フレア」としての歴史は浅いですが、実際は20年近い歴史の有るモデルとなります。フロントグリルをマツダ風にアレンジして、ワゴンRとの差別化を図っている事が分かります。
車名「フレア」の由来は、才能・お洒落という意味の有る英語「flair」から来ています。
フレアの口コミ
・子供の送迎や近所での買い物に使用しています。このような用途なら必要十分な性能ではないかと思います。
・死角は少なく視点も高い上に、小回りも効く(軽全般に言えますが)ので、非常に運転がしやすいです。
・同じ軽自動車の「ムーヴ」などの方が購入価格も安く、燃費も良いので、敢えてフレアを購入する意味は無いように思います。
・エンジン回転数が3,000回転を超えた辺りから、エンジン音がうるさくなってきます。登り坂ではエンジンが少しかわいそうに感じます。
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