2014年に販売が終了となり、5代に渡った歴史に幕を閉じたホンダの「ライフ」。軽自動車として、必要十分な性能を有していただけに、生産終了を残念に思う人も少なくないのではないでしょうか。
今回は、ホンダのライフの中古車査定相場情報や特徴を見ていきたいと思います。
中古車査定相場予想
(2015年8月17日 現在)
参考媒体 | 形態 | 価格(単位:万) |
---|---|---|
価格.com | 個人売買 *1 | 30~122 |
カーセンサー | 買取相場 | 32.6 |
Goo-net | 市場価格 | 46.1 |
ライフの平均的な中古車査定相場は、29万~53万円と予想されます。(*2)
*1 価格com-ヤフオク予想買取価格より。
*2 上記3媒体の「個人間売買」「実際の買取価格」「市場価格」から判断した予想額。
なお、上記は年代等を考慮していない車全体の平均買取価額の予想です
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
新車価格帯 | 販売終了 |
車種 | 軽自動車 |
燃費 | 16km/L〜19.6km/L |
排気量 | 660cc |
エコカー減税 | - |
乗員 | 4人乗り |
ドア数 | 5ドア |
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1635mm *1 |
パワーウェイトレシオ | 13.59kg/ps *1 |
*1 ライフディーバ ターボパッケージ(FF)の場合
燃費について
ホンダのライフの実燃費は、街乗りでは11km/L~13km/L、高速道路では、17km/L~18km/Lといったところです。軽自動車としては、平均的な燃費と言えるでしょう。
ピックアップポイント
ライフの注目ポイントを厳選して解説していきます。
■必要十分な走行性能■
車体が軽い分、そこまでパワー不足を感じる事は有りません(軽自動車として)。
高速道路での走行でも、時速80km辺りまではスムーズに加速してくれます。ただし、時速100kmを超えたところから、エンジン音などがかなり騒がしくなります。
■ラゲッジスペースもそこそこの広さ■
ラゲッジスペースもそこそこの広さを確保していて、普段の荷物程度なら困る事はないでしょう。
また、フロントシートに収納スペースが随所に設定されている点は、使い勝手を向上してくれるポイントになります。
■死角がほとんどなく、運転しやすい■
最終モデルのライフは、今までのモデルで死角となっていたピラーを細く改良したので、運転手の視界が大分良くなりました。
また、座席を少し高くしたり、サイドのガラスの高さを低くしたりと、全方位の視界を確保しています。
■子供や老人の乗降に優しい■
低い床の高さに加え、センターピラーグリップという取っ手が、高さ約1m辺りの所に設置されているので、足腰の弱い老人や背の低い子供の乗降を補助してくれます。
また、後席は足が組めるほどのスペースが確保されていて、後席に乗る家族の事も考えられた設計になっています。
■生活(ライフ)車としてはピッタリの車■
日々の生活の足として考えるならピッタリの車です。突出して良い点はあまり有りませんが、特に悪い点も無く、生活車として使用するなら問題無いレベルです。
ライフの変遷
1971年に初代モデルの販売が開始されたものの、わずか3年で販売中止となりました。
その後、約25年間は販売停止となっていましたが、1997年に2代目モデルが登場。しかし、軽自動車法の改正に伴い、2代目モデルの生産はすぐに終了。翌1998年に軽自動車法の規格に合わせた3代目モデルの生産が開始されました。
最後のモデルとなった5代目も2014年に販売終了。ライフモデルの長い歴史は幕を閉じる事になりました。
ライフの口コミ
・室内天井が高く、広さを感じる。また、車高の割には、ロール感があまり有りません。重心を低めに設定しているのかな。
・セカンドカーとして、街中で買い物や送り迎えなどに使うなら、問題無しです。メインにするのはお勧めしません。
・燃費には満足してます。でも、他の軽はもっと良いので、乗り換えを考えてます。
・遠出をした時には、さすがにパワー不足を感じました。高速道路、登り坂などでは、思った以上に進みません。
・至って普通の軽自動車。かわいいデザインであれば、もう少し人気が出たのかも。
・窓は大き目で視界は広いのですが、Aピラーがやや太めで少し死角になる点は気になります。
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