ダイハツのタント(TANTO)は、ミラクルオープンドアによる大きな開口部が特徴的な軽自動車です。小さな子供のいる家庭や荷物を運ぶ事が多い方にオススメの1台です。
以下で、タントの中古車査定情報や評判などを見ていきましょう。
中古車査定相場予想
(2015年10月7日 現在)
参考媒体 | 形態 | 価格(単位:万) |
---|---|---|
価格.com | 個人売買 *1 | 63~179 |
カーセンサー | 買取相場 | 86.9 |
Goo-net | 市場価格 | 86.9 |
タントの平均的な中古車査定相場は、60万~89万円と予想されます。(*2)
*1 価格com-ヤフオク予想買取価格より。
*2 上記3媒体の「個人間売買」「実際の買取価格」「市場価格」から判断した予想額。
なお、上記は年代等を考慮していない車全体の平均買取価額の予想です
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
新車価格帯 | 122万〜165万 |
車種 | 軽自動車 |
燃費 | 25.8km/L〜28.0km/L |
排気量 | 0.658L |
エコカー減税 | 取得税60%or80%+重量税50%or75% |
乗員 | 4人乗り |
ドア数 | 5ドア |
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1750mm *1 |
パワーウェイトレシオ | 18.07kg/ps *1 |
*1 グレードGの場合
燃費について
タントのカタログ燃費は、25.8km/L〜28.0km/Lです。30km/L越えが多くなって来ている軽自動車市場から見ると、あまり良いとは言えない燃費性能ですね。車高が高いので横風の影響もあるのかもしれないですね。
実燃費は、街乗りで14〜16km/L程度、高速道路で20〜22km/L程度です。平均して17〜19km/L程度は走るでしょう。
ピックアップポイント
タントの知らないと損する特徴を、ピックアップして紹介していきます。
■侮れない走りの質■
軽自動車という点と見た目から、走りについてはそこまで期待出来ないと思われるかもしれません。しかし、ステアリングは手応え十分で、徹底した軽量化によりエンジンも不足感はありません。
背が高めなのでカーブ時の車体の傾きは少々大きいですが、支障はそれほど無いでしょう。
■やはりミラクルオープンが魅力!■
助手席をピラーレスにして、後部座席をスライドドアにすることで、軽自動車で最大の開口部を実現しています。運転席側もスライドドアになっているので利便性はとても高いです。
ただし、ステップが38cmと少々高めなので子供や老人には気を遣う必要があります。
■実用性は◎■
助手席のシートバックを前に倒す事で、広いテーブルとして使うことが出来ます。
また、キッズポケット&ボトルホルダーがあり、カードやポータブルゲームなどを収納することが出来ます。他にも全部で15ヶ所の収納ポケットがあるので、ちょっとした収納で困ることは無さそうですね。
ちなみに、後部座席は倒すと広い荷室も確保出来るのですが、シートを倒すのが結構面倒なので女性は苦手と思う方が多いかもしれません。
タントの変遷
ダイハツのタントは、2003年11月に発売された軽自動車(トールワゴン)です。イタリア語の「Tanto=広い・たくさんの」という意味から名前が付けられています。
発売当時は、ホイールベースが2,440mmと軽自動車で最長でした。
2005年6月には、スポーツタイプの「タントカスタム」、2006年8月には車いす仕様として「タントスローパー」がラインナップに追加されました。
2007年12月にフルモデルチェンジされ、2代目が誕生しました。2代目からセンターピラーを排除し、スライドドアと組み合わせることで開口部を拡大した「ミラクルオープンドア」が採用されています。
2009年9月に、「X-Limitedセレクション」及び「X 4WDセレクション」を発売。また、タントから派生した「タントエグゼ」も登場しています。エグゼは、タントの上級モデルの位置づけとなっており、2014年まで製造されました。
2012年5月に「カスタムRS」に「e:Sテクノロジー」の一部を採用することで、燃費性能が向上しています。
2013年10月に3代目が誕生。名前はタントですが、綴りが「TanTo」に変わっています。翌月の11月にはグッドデザイン金賞を受賞しています。
2015年4月の一部改良で、安全装備を追加・強化しています。
タントの口コミ
・開口部が驚く程広いです、子供を抱っこしたままでも乗り込む事が出来ます!また、実用性を考慮した収納や装備が結構気に入っています。
・走行性能も特に不満は有りません。日常使いでは全然困ることは無いのではないでしょうか。
・運転はとてもし易いです。視界も良好!
・タコメーターが無いのが残念です。(無くて困るという訳ではないですけどね。)
・収納ボックスの数が多いのはいいのですが、一つ一つが小さいのでちょっと大きな物となると入らないです。
・燃費が思った程伸びないです。
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