ガソリンタンクやラジエーターにサビがつくと、もう交換するしかないとネットの記事で見たんだけど、どうやったらサビを予防することができるのだろうか…
確かに素人にとって、ガソリンタンクやラジエーターのサビなんて未知の領域です。
どうしようもできないのではないかと思いますよね。
しかし実は、ガソリンタンクやラジエーターのサビは簡単に予防できることをご存知でしたでしょうか?
もし、この事実を知らなければ、最悪の場合、ガソリンタンクやラジエーターがサビだらけになり、運転に支障が出ていたかもしれませんよ?
しかし、ご安心ください。今回の記事では、ガソリンタンクやラジエーターのサビの予防法について、わかりやすく解説していきます。
さらにサビがついた後の対処方法についても解説するので、ガソリンタンクやラジエーターのサビについて気になっている人は、必見の内容となっていますよ。
ぜひ最後までご覧ください。
ガソリンタンクとラジエーターのサビ予防方法
自動車のメンテナンスで気を付けたいのは「サビ」です。
サビは金属に水分をつけたまま、除去せずに放置しておくと、ドンドン発生する仕組みになっています。
自動車の大部分は金属で構成されているので、どの部分にもサビが発生してしまう可能性が。
特に車の内部部品のサビは、発見しにくいので非常にやっかいな存在です。
放置しておくと見えない所で増殖し、車を傷めて、最終的には部品を交換しなければなりません。
では具体的にどんな内部部品にサビが発生しやすいのかというと、「ガソリンタンク」と「ラジエーター」になります。
「ガソリンタンク」と「ラジエーター」にサビがつくと、ガソリン漏れやオーバーヒート(エンジンが過熱されて不具合を起こすこと)などの問題が起こり得ます。
だからこそ、「ガソリンタンク」と「ラジエーター」には、サビがつく前の予防が特に必要なのです。
では、それぞれどうやってサビを予防するのか、わかりやすく解説していきましょう。
ガソリンタンクのサビ予防方法
ガソリンを貯蔵する箇所である「ガソリンタンク」内のサビを予防するには「水抜き剤」が効果的です。
水抜き剤は、ガソリンタンク内にある水分を、ガソリンと混ぜ合わせる効果がある薬剤のこと
水抜き剤によって、タンク内に溜まった水分をガソリンと一緒にエンジンに送り、燃やして除去する事ができます。
使用方法は至って簡単で、ガソリンタンクに水抜き剤を入れるだけ。
カー用品店やインターネットで安く購入する事が出来ます。
- 商品名:「フュエルシステム-ガソリン車専用水抜き剤」
- 価格:170円(税込み 送料込み)
なお、商品に記載されている使用量(ガソリン50Lあたり1本など)を守って利用して下さいね。いれすぎは禁物ですよ。
【補足】なぜガソリンタンクに水分がある?
そもそも、なぜガソリンしか入れないタンク内に水が混入するのでしょうか?
その主な原因は、ガソリンタンク内の空気が冷やされて起こる「結露」です。冬になると窓についている水滴が結露ですね。
結露を防ぐ方法は、ガソリンを満タンにしておくこと。
満タンにしておけば、タンク内の空気が少なくなり、結露が起きにくくなります。
ただ、車の利用頻度が多い人は、ガソリン満タンを常にキープする事は不可能ですよね、さすがに。
だからこそ「水抜き剤」によって、タンク内の水分を除去する事になるというわけなのです。
ラジエーターのサビ予防方法
エンジンを冷やす役目がある「ラジエーター」のサビを予防するには、「LLCの交換」をきっちりする事です。
LLCとは「Long Life Coolant」の略称で、不凍剤・防錆剤などが含まれた液体のこと。ラジエーターのサビ防止が役目の一つ
液体の色は通常「赤色」や「緑色」ですが、色が茶色に変色している時は、サビが発生していく可能性大なので、すぐに交換しましょう。
なお、LLCの交換は「エア抜き」などの高度な専門知識やそれに伴う技術、また一番厄介な「廃液の処理」もあるのでプロに任せた方が良いです。
オートバックスやイエローハットにいくと、2,000円程で交換してくれますよ。
ガソリンタンクとラジエーターのサビ取り方法
ここまではガソリンタンクとラジエーターのサビ予防方法について紹介してきましたが、もしすでにサビに出ていたら、どうすれば良いのでしょうか。
この章では、予防しきれなかったときの「対処法」としてサビをとる方法を解説していきます。
ガソリンタンクのサビ取り方法
ガソリンタンクのサビ取りは、実はカンタン。
トイレ掃除で使う「サンポール」と、お湯を5:5で混ぜてタンクにいれ、半日から1日程度放置するだけ。
もちろんサビが取れたら、水で内部を洗い流しましょう。そして、よく乾かせば完了です。
ラジエーターのサビ取り方法
ラジエーターのサビは、いたるところに見られるため、きちんとサビ取りするなら細かな分解が必要です。
そして、素人にラジエーターの細かな分解は不可能でしょう。構造が複雑ですから。
そのため、専門業者にサビ取り依頼することになるのですが、分解が複雑がゆえに5万円から10万円支払うことになります。
ここまで値が張ると、さすがに費用対効果が合わないですよね。もったいなさすぎます。
以上のことから、個人的にはサビ取りを依頼するのではなく、ラジエーターそのものを新品に交換してもらうことをおすすめします。
ラジエーターのサビ取りは5万円から10万円かかりますが、ラジエーターの交換は2万円ほどで済みます。
結果的にサビ取りを実現するなら、交換の方が安くなるので、ラジエーターのサビに気づいたのであれば、すぐに交換をするようにしてください。
まとめ
今回はガソリンタンクやラジエーターのサビについて解説してきました。
ガソリンタンクやラジエーターのサビは予防できると、理解いただけたと思います。
もし、ガソリンタンクやラジエーターのサビについて気になっているのであれば、ぜひ今回解説した内容を参考にしてみてください。
以上「実は誰でもできる!ガソリンタンクやラジエーターのサビの予防方法と対処方法」でした。最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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