洗車機って何を使えばいい?そこら辺にある洗車機は全部一緒だろうから、何を使っても大丈夫よね?
ガソリンスタンドに行くと、必ずと言っていいほど見かける「洗車機」ですが、見栄え的に似たり寄ったりなので、どの洗車機も同じ機能だと思いますよね。
しかし洗車機には使用している「ブラシ」によってタイプ分けされており、どの洗車機もオススメできるわけではないことをご存知でしょうか。
もしこの事実について知らなければ、そこら辺の洗車機を使ってしまい、大切な愛車に傷が付いてしまったかもしれませんよ?
しかし、ご安心を。今回の記事では「洗車機とは何なのか」という基礎知識はもちろんのこと、どの洗車機がオススメなのかを深掘りしています。
これから洗車機を使うかもしれない人には必見の内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
【基礎知識】洗車機とは?どんなタイプがある?使い方は?
まずは洗車機とは何なのか、という基礎知識について紹介していきましょう。
使い方だけではなく、洗車機のタイプ分けについても解説していくため、オススメの洗車機を知るうえで必要な知識ばかりです。
「洗車機について、ある程度知っている」という人以外は、ぜひ目を通してみて下さい。
もちろん「おすすめの洗車機だけ早く知りたい」という人は、次の「【結論】おすすめの洗車機タイプはたった1つ」まで飛ばしてもらって構いません。
そもそも洗車機とは?
洗車機とはガソリンスタンドに置いてある、無人で動く洗車用マシンのこと
スタンドの洗車機まで山雅なのね pic.twitter.com/FDhifGeaVQ
— KAORU (@2020magiccarpet) February 23, 2016
洗車機は必要な洗車作業を、機械が自動で行ってくれるため、あなたがすべきなのは、洗車が終わるまで、待つだけです。
上記の動画の洗車機は、外でボタンを押して操作するタイプですが「ドライブスルー洗車機」として、車に乗ったまま使用できる洗車機もあります。機能は変わりませんよ。
洗車機にかかる時間と値段
洗車機にかかる時間は5分程度で、料金も数百円とリーズナブルです。100円で実施している洗車機もありますよ。
明日は撮影なんで洗車機入ってる。500円で気持ちよくなれるなら安いよなぁ。 pic.twitter.com/S5rxjOP9Nd
— りょーかい (@ryokaloid) June 29, 2018
人の手で手洗いする洗車は15~30分かかり、価格は2,000円~5,000円必要です。時間と金額的には、洗車機の方が手洗いよりも勝っていることになりますね。
【全4ステップ】洗車機の利用手順
洗車機を利用するなら、以下の4ステップをふんでいく必要があります。
- STEP1.ドアミラーやアンテナを畳む
- STEP2.お金を入れてコースを選択
- STEP3.洗車が終わるまで待つ
- STEP4.洗車終了後に水を拭き取る
それではそれぞれのステップについて、簡潔に解説していきましょう。
なお、以下の動画は洗車機の利用手順を知るうえで、参考になりますよ。ご一緒にどうぞ。
STEP1.ドアミラーやアンテナを畳む
全自動洗車機を使う際、ドアミラーやアンテナなどは必ず折り畳んでおきましょう。展開したままだと破損してしまいますよ。
STEP2.お金を入れてコースを選択
以下のような装置が近くに併設していますから、お金をいれて「洗車コース」を選択しましょう。
※出典:Weblog::kkato「ホームセンターさくもと」より
コースは多種多様で、水洗いのみや、シャンプー洗車、ワックス、撥水やガラスコーティングなどが選べますよ。
STEP3.洗車が終わるまで待つ
コースを選択したらスタートボタンを押して、洗車を開始しましょう。ドライブスルー洗車機ならカギをしめるのをお忘れなく。
普通の洗車機なら、少し離れた所で待ちましょう。どちらも大体10分位で終了しますよ。
STEP4.洗車終了後に水を拭き取る
洗車が終了したら、車を移動して水を拭き取ります。絶対に拭き取らないといけないわけではありませんが、ムラが出るのがイヤなら拭き取りした方がいいですよ。
【全4種】洗車機はブラシでタイプが分かれる
洗車機をタイプ別に分類するのであれば、注目すべきポイントは「ブラシの素材」になるでしょう。
洗車機はブラシの素材によって、ボディーに傷が付きやすいかどうかが大きく変わってきます。
そのため、もし洗車機を利用するのであれば、どのブラシの素材を利用しているのかは、確実に確認しておいた方が良いでしょう。
ではどんなブラシの素材があるのでしょうか。具体的には以下の通りです。
- プラスチックブラシ
- ゴムブラシ
- 布ブラシ
- ノンブラシ
それぞれのブラシについて、簡潔に解説しておきましょう。
タイプ1.プラスチックブラシ
※出典:洗車機情報サイト「洗車機まにあっくす」より
古いタイプの洗車機で採用されているブラシが、プラスチックブラシです。
プラスチックブラシは泥や砂が付着したまま取れないという性質があるため、洗車後に砂などによる傷がついてしまう弱点があります。
ただプラスチックブラシを使っている洗車機は、もはや絶滅危惧種といっても過言ではないので、お目にかかる事はないでしょう。
タイプ2.ゴムブラシ
※出典:洗車機情報サイト「洗車機まにあっくす」より
プラスチックブラシの代わりに台頭してきたのがゴムブラシですが、残念ながら泥や砂が付着したまま取れない弱点は改善されませんでした。
そのため、プラスチックブラシと同じように、前の車が砂や泥だらけだった場合は、傷がつく可能性があるので気をつけなければいけません。
なおゴムブラシを採用した洗車機は、いまだにガソリンスタンドなどで見かけることがあるので、注意してください。
タイプ3.布ブラシ
※出典:洗車機情報サイト「洗車機まにあっくす」より
現在の主流なのが、布ブラシを採用した洗車機です。泥や砂が付着する確率が一気に減ったので、傷がつくこともぐっと減りました。
しかし布そのものが繊細なボディー表面を傷つける可能性があるため、絶対に傷がつかないと言うわけでは無いのであしからず。
タイプ4.ノンブラシ
※出典:洗車スペースサード「洗車設備」より
昔から常々「洗車機は車のボディーに傷をつける」と言われ続けてきました。
実際にこれまで紹介してきた洗車機であれば、傷をつけてしまう可能性がありましたが、「絶対に傷つけない」という触れ込みでついに現れたのがノンブラシタイプです。
その名の通り、ブラシが付いておらず、高速かつ高圧の水流で汚れを取り除く仕組みを採用しているので、傷をつけることなく頑固な汚れまで落とすことができるようになっています。
【結論】おすすめの洗車機タイプはたった1つ
ここまで洗車機について様々な知識を紹介してきましたが、結論から言いますと、オススメの洗車機タイプは「ノンブラシタイプ」です。
洗車は愛車の汚れを落とし、きれいにするために行うものです。そんな洗車で傷が入ってしまうなんて、本末転倒ですよね。
だからこそ、ゴムブラシ等の洗車機はあまり利用しない方がベターであり、傷をつけることなく手軽に車をきれいにするノンブラシタイプこそが、あなたの使うべき洗車機なのです。
ノンブラシタイプの料金は1番安いコースで600円以上と、他の洗車機を利用するより高いですが、細かい傷を付けられることもないですし、かなりきれいに仕上げてくれますよ。
ノンブラシタイプの洗車機はどこにある?
洗車機といえばガソリンスタンドですが、設置されている洗車機は古い機種が多いです。
適当なガソリンスタンドに寄ったとしても、ゴムブラシを採用している洗車機ばかりが揃っていることでしょう。
ではどうすればノンブラシタイプの洗車機を簡単に見つけることができるのかと言うと「キーパープロショップ」が運営しているガソリンスタンドに行くと良いですよ。
キーパープロショップは、洗車に力を入れたガソリンスタンドを経営しています。全国に5,000店舗以上を巨大グループですよ。
そんなキーパープロショップが運営するガソリンスタンドは、確実と言っていいほどノンブラシタイプの洗車機を設置しています。
もしノンブラシタイプの洗車機を使いたいと思うのであれば、お近くのキーパープロショップのガソリンスタンドを調べてから行くと良いでしょう。
まとめ
今回はおすすめの洗車機について、紹介してきました。
ガソリンスタンドにある洗車機なら何でもいいわけではなく、ノンブラシタイプの洗車機を使えば、愛車を傷つけることなく、確実にきれいになると理解していただけたと思います。
もし洗車機について気になっているのであれば、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
以上「おすすめ洗車機は1つだけ!愛車を傷つけずにキレイする洗車機を完全ガイド」でした。最後までお読みいただき、ありがとうございます。