【3分でわかる】F1レーサーライセンス取得条件と方法とは?日本人には無理?

 
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心の声

F1レーサーってどうやったらなれる?専用のライセンスがあるだろうけど、ちょっと頑張れば誰でも取得できる?

F1(Formula1)とは自動車レースの規格のことで、F1レーサーはFormula1という規格で行われるレースに出るドライバーのを指す。第1回のF1レースは1950年5月にイギリスで開催された

F1レースを見ていると、多くのレーザーが入り混じって競争しているため、それ相応の選手数が存在し、ライセンスもちょっと頑張ったら取れるのではないかと思いますよね。

しかし実は、F1レーサーライセンス取得にはめちゃくちゃ厳しい条件が課せられていることをご存知でしたでしょうか?

もし、この事実を知らなければ、F1レーサーのライセンスについて、間違った知識を身につけたままだったことでしょう。

しかし、ご安心ください。今回の記事では、どうすればF1レーサーのライセンスが取れるのかを解説していきます。

さらにF1レーサーの年収や、レーサーが向いている人についても解説していくので、F1レーサーライセンスについて気になる人は、必見の内容となっていますよ。ぜひ最後までご覧ください。

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F1レーサーライセンスの取得条件とは

サーキット

F1レーサーは非常に狭き門です。現在のルールでは、1度に走る事ができるのは最大で12チーム24名までなので、現役のレーサーは多くても世界にたったの24名しかいません

ちなみに、日本人で過去にF1レーサーとなった方は、以下の通り。

小林可夢偉佐藤琢磨中嶋一貴山本左近
鈴木亜久里井出有治片山右京中野信治
中嶋悟高木虎之介井上隆智穂鈴木利男
服部尚貴野田英樹高橋国光鮒子田寛
星野一義高原敬武長谷見昌弘

日本から登場したF1レーサーは、歴代でも19人しかいません。それだけF1レーサーに到達するのが難しいという事ですね。

F1レーサーに必要なのは「スーパーライセンス」

F1レーサーになるには、FIA(国際自動車連盟)が発行する「スーパーライセンス」が必要です。

このライセンスを取得するには、以下の条件のいずれか1つ以上クリアする必要があります。

  • 前年のF1シリーズ戦で決勝に5戦以上出場、または過去3年で決勝出場回数が15回以上
  • 過去にスーパーライセンスを取得した経験があり、前年にF1チームでテストドライバーをしていた
  • 過去2年の間にGP2メインシリーズ・GP2アジアシリーズ・スーパーフォーミュラ・F2・F3インターナショナルトロフィーのシリーズランキングで3位以内に入賞した
  • フォーミュラ(ルノー3.5)・F3ユーロシリーズ・F3でチャンピオンを獲得した(シリーズ年の最終戦から12ヶ月以内に獲得)
  • 上記に該当しない方で、1人乗りフォーミュラカーで突出した能力があるとFIAに判断されたレーサー

つまり、いくつかの国際レースで優秀な成績を納めないといけない、という事ですね。

F1レーサーの年収は?

レーサーの年俸

ここまで説明したようにF1レーサーは、ごく限られた人しかなる事ができない職業です。

それ故、年収も良さそうな感じがしますよね、実際のところ、どれくらいもらっているのでしょうか?現役ドライバーの2018年の年俸を以下をまとめてみましたので、ご覧ください。

ドライバー名年収
セバスチャン・ベッテル 6,000万ドル(約67億5,000万円)
ルイス・ハミルトン 5,000万ドル(約56億2,400万円)
キミ・ライコネン 4,000万ドル(約45億円)
フェルナンド・アロンソ 3,000万ドル(約33億7,500万円)
バルテリ・ボッタス 1,200万ドル(約13億5,000万円)
マックス・フェルスタッペン 1,000万ドル(約11億2,500万円)
ストフェル・バンドーン 700万ドル(約7億8,700万円)
ダニエル・リカルド 600万ドル(約6億7,500万円)
ニコ・ヒュルケンベルグ 550万ドル(約6億1,800万円)
セルジオ・ペレス 500万ドル(約5億6,200万円)
ロマン・グロージャン 445万ドル(約5億円)
エステバン・オコン300万ドル(約3億3,700万円)
ケビン・マグヌッセン 250万ドル(約2億8,100万円)
ランス・ストロール 180万ドル(約2億円)
セルゲイ・シロトキン100万ドル(約1億1,200万円)
カルロス・サインツ 75万ドル(約8,400万円)
マーカス・エリクソン 50万ドル(約5,600万円)
ピエール・ガスリー40万ドル(約4,500万円)
ブレンドン・ハートレー35万ドル(約4,000万円)
シャルル・ルクレール15万ドル(約1,700万円)

少なくても1,700万円、多いと67億円という浮世離れした年収になっていますね…。

F1レーサーはなるのが非常に難しいですし、危険なスポーツなので、それに見合った報酬がもらえるというわけですね。

なお、伝説のレーサーであるミハエル・シューマッハが全盛期だったころは、年俸約60億にスポンサー料を合わせて年間200億円程度もらっていた事もあります。

F1レーサーに向いている人と日本でライセンスを取る方法

レース

ここまではF1レーサーの年収について紹介してきましたが、浮世離れした収入を実現できることもあり、自分もF1レーサーになりたいと思う人もいるでしょう。

しかし誰もがF1レーサーに向いているわけではありません。ではどんな人がF1レーサーに向いているのでしょうか。

技術的な才能はなんとも言えないとこですが、絶対に必要なのは時速300キロで走っても、冷静な気持ちと闘争心を両立できる人です。

つまりは普通の精神力では無い「骨太のメンタル」を持つ人がF1レーサーに向いているというわけ。

技術は練習して身につけることができますが、メンタルで才能がなければ、どれだけ頑張ってもずっと恐怖心と戦うことになります。

メンタルは「生まれ持った才能」として依存する要素ですからね。スピードに恐怖を感じるなら、「才能なし」と言わざるをえません。

具体的には、小さい頃に速い車に乗るのが嫌だったという人は、残念ながらF1レーサーに向いてないでしょう。

日本人がF1レーサーになるには?

F1レーサーになるには、上記のようにスーパーライセンスが必要ですが、その道のりは決して楽なものではありません。

日本人がF1レーサーになるには、一般的に以下の2つの方法があります。

  • スポンサーを見つける
  • レーシングスクールに通う

1つめは幼稚園や小学生の頃からレーシングカートを始めて、そこで優秀な成績を残してスポンサーを見つけ、レースの参加費用等のサポートを受けてライセンス取得を目指す方法です。

もう1つは、レーシングスクールに通って優秀な成績を残して資金援助をしてもらい、レースに参加してライセンス取得を目指す方法です。

どちらも生半可な覚悟ではやり遂げることができません。小さい頃から「必ずF1レーサーになるんだ」という強い気持ちを持った人だけが成功できる「狭き門」です。

まとめ

今回はF1レーサーライセンスについて解説してきました。ライセンスを取るには、めちゃくちゃ厳しい条件が課せられていることを理解いただけたと思います。

もし、F1レーサーライセンスについて気になっているのであれば、ぜひ今回解説した内容を思い出してください。

以上「【3分でわかる】F1レーサーライセンス取得条件と方法とは?日本人には無理?」でした。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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