【年代別】10代から60代までの自動車保険料の相場と安くする方法

 
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様々な要素によって金額が変わってくる自動車保険ですが、20代・30代・40代と年代が変わってくることによって、どう相場が変わるのか気になっていませんか?

車両保険の有無、補償が増える増えないによっては金額が変わることは何となくイメージできますが、「年齢」はそこまで大きな影響をもたらさないと思いますよね?

しかし実は自動車保険にとって、年齢というのは毎月の保険料を左右する大きな要素であることをご存知でしょうか?以下をご覧ください。

このように同じ補償内容だったとしても、年齢が変われば、保険料の金額が大きく変わってしまうのです。

もしこの事実について知らなければ、自分の保険料の相場を見誤ってしまい、相場よりも高い保険に加入していたかもしれませんよ?

しかし、ご安心ください。今回の記事では10代から60代までの保険料の相場を車両保険あり・なしに分けて完全公開しています。

どうすれば保険料を安くできるのかという裏技的知識も公開しているので、自動車保険に加入したい・見直したいと思っている人には必見になっていますよ。ぜひ最後までご覧ください。

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【基礎知識】なぜ年代別で自動車保険の相場が変わるのか

自動車保険

自動車保険の相場が年代別にどのように変わってくるのかを解説する前に、なぜ年代別で保険料が変わるのかという点を解説しておきましょう。

もちろん「自分の年代の相場だけ知りたい」という人は、次の「年代別の保険料相場を実際に見積りして検証!」まで飛ばしてもらって構いません。

年代が変わると「リスク」が変わる

自動車保険の保険料は、様々な要因によって変わります。

これは契約者が交通事故に遭遇し、保険金を支払う事になる可能性(リスク)に基づいて保険料を決定しているからです。

この「リスク」は車の年式や使用目的、過去の事故歴など色々な要因によって決まるのですが、実は「年齢」も大きなリスクの要素として捉えられています。

なぜ年齢はリスクになるのかというと、10代・20代・30代と年代が違うことによって、事故率が違うことが明らかになっているから。


※画像出典:警視庁「平成29年中の交通事故の発生状況」より

上記を見てもわかる通り、10代・20代・30代と年代が上がると事故率が下がり、高齢者になると事故率は再度上昇します。

若年層の場合はまだ運転に慣れていない、判断力がないということで事故が起こりやすくなり、加齢による身体能力の低下が原因で高齢者も事故率が高くなっています。

このように年代によって明らかに事故起こす確率が変わってくるため、保険料の相場が変わってくるのです。当然、事故を起こしやすい年代ほど保険料が高くなります。以下をご覧ください。

上記は「イーデザイン損保」で全く同じ条件の下、各世代別に見積もりをとった結果です。警視庁が出した事故率のグラフとほぼ一緒の傾向が見てとれます

具体的な月々の保険料は以下の通りになりますよ。

運転者の年代月額保険料(車両保険なし)月額保険料(車両保険あり)
10代¥16,672¥31,582
20代¥6,622
¥12,105
30代¥4,452
¥7,982
40代¥4,569
¥8,370
50代¥4,806
¥8,845
60代¥6,646
¥12,490

:上記の見積もり条件は以下の通り。
■等級:6等級■車種:アクア(トヨタ)■主な運転者:本人
■使用目的:日常・レジャー■運転免許証の色:ブルー■契約区分:新規
■対人賠償保険:2億円■対物賠償保険:2億円■人身傷害:3,000万円
■搭乗者傷害:無し■車両保険:一般・免責0-10万円

何度も事故を起こされて保険料を支払っていては、保険会社も利益を出すことができません。

そのため、事故起こしやすい人から保険料を高くとっておこうというのは、企業としては当たり前と言えば当たり前の考えですね。

等級の影響で結果的に年齢が上がると安くなる

上記で解説したように、事故率の関係上、自動車保険は主に10代と高齢者が保険料が高くなるようになっています。

しかし自動車保険には「等級」があります。

等級のおかげで、年齢が高くなるほど安くなる作用もあることを忘れてはいけません

等級とは1年にワンランク上がっていく自動車保険の仕組みのこと。等級が1つ上がると自動車保険が安くなる

高齢者になってくると保険料が高くなりますが、それ以上に等級の影響力は強いです。

詳しくは後述しますが、基本的に年齢とともに等級が上がっていくことを加味すると、年齢が高くなる方が結果的に安くなるということも十分にあり得ます

もちろん、上記のグラフのように高齢者の方が今まで自動車保険に入っておらず、等級が低い状態でスタートすると30代40代よりも自動車保険は高くなるので、注意しなくてはいけません。

年代別の保険料相場を実際に見積りして検証

年代の違い

ここまでなぜ年代が変わると保険料が変わるのかを見てきましたが、次は10代〜60代の年代毎に保険料の見積りを取って、比較してみましょう。

なお、代理店型の損保会社から「三井住友海上」、ダイレクト型の損保会社から「イーデザイン損保」を選んで見積りを取りました。

代理店型とは店舗で契約する保険のこと。一方、ダイレクト方はインターネット経由で契約する保険で実店舗を持ち合わせていない。

そして見積りに利用する車種は、以下の通りです。幅広い世代が対象となるので、様々なタイプから人気の車種をピックアップしています。

メーカー車種グレード型式
トヨタアクアGDAA-NHP10
トヨタヴォクシーXDBA-ZRR80G
トヨタプリウスADAA-ZVW55
日産エクストレイル20X ハイブリッドDAA-HNT32
日産ノートX FOURDBA-NE12
マツダCX-5XDLDA-KE2FW
マツダデミオ13SDBA-DJ3AS
マツダアテンザセダンXDLDA-GJ2FP
ホンダステップワゴンGDBA-RP1
ホンダN-BOXGDBA-JF2
ホンダヴェゼルハイブリッドDAA-RU3
スバルレヴォーグ2.0GTアイサイトDBA-VMG
スズキスイフトXS-DJEDBA-ZC72S
ダイハツタントXターボDBA-LA600S
ダイハツムーブカスタムXSAⅡDBA-LA150S

なお、今回はリアルな相場を知ってもらうべく、先述した「等級」は統一してません。年相応の等級があるものとして、見積もりをとっています

では、順番に見積り結果を見ていきましょう。

10代の自動車保険料相場

まずは10代の保険料がどれくらいになるのか見てみましょう。見積り時の前提条件は、以下の通りです。

■初度登録年月:平成28年2月
■使用目的:日常・レジャー使用
■免許証の色:グリーン
■記名被保険者の生年月日:平成9年12月6日
■メインの運転者:記名被保険者とそのご家族に限定する
■年齢条件:年齢を問わず補償
■支払方法:年払い
■対人賠償保険:無制限
■対物賠償保険:無制限
■対物超過修理費用特約:あり
■人身傷害:3,000万円
■搭乗者傷害:無し
■車両保険:一般、免責0-10万円
■全損時諸費用特約:あり
■ロードサービス費用特約:あり
■弁護士費用特約:あり
■所在地:沖縄以外(東京)
■車両保険金額
・アクア 160万円
・ヴォクシー 220万円
・プリウス 250万円
・エクストレイル 250万円
・ノート 150万円
・CX-5 250万円
・デミオ150万円
・アテンザセダン 260万円
・ステップワゴン 220万円
・N-BOX 150万円
・ヴェゼル 220万円
・レヴォーグ 280万円
・スイフト 120万円
・タント 140万円
・ムーブ140万円

なお、三井住友海上は所在地の選択肢が「沖縄」「沖縄以外」しかありませんが、イーデザイン損保は各都道府県から選ぶ様になっています。

イーデザイン損保はどの都道府県を選ぶかによって保険料が若干変わるので、全て東京を選択しています。

また10代なのでまだ親と同居している事を想定して、運転者の範囲に親も含めています。保険料の見積り結果は以下の通りでした。

三井住友海上イーデザイン損保
車種/等級6等級7等級6等級7等級
アクア-
(259,390円)
314,240円
(145,560円)
329,140円
(154,040円)
198,380円
(94,000円)
ヴォクシー-
(200,980円)
291,750円
(113,610円)
300.560円
(117,470円)
181,340円
(72,200円)
プリウス-
(198,820円)
292,530円
(112,440円)
304,560円
(117,470円)
183,720円
(72,200円)
エクストレイル-
(219,700円)
303,950円
(123,860円)
317,740円
(130,650円)
191,570円
(80,050円)
ノート-
(247,430円)
308,230円
(139,010円)
320,220円
(146,460円)
193,060円
(89,480円)
CX-5-
(235,090円)
314,310円
(132,260円)
327,240円
(140,150円)
197,240円
(85,720円)
デミオ-
(222,090円)
294,370円
(125,150円)
304,410円
(130,650円)
183,630円
(80,050円)
アテンザセダン-
(280,010円)
376,930円
(156,830円)
389,240円
(163,130円)
234,190円
(99,410円)
ステップワゴン-
(222,090円)
338,990円
(125,150円)
350,360円
(130,650円)
211,010円
(80,050円)
N-BOX-
(189,610円)
243,120円
(107,070円)
276,650円
(128,340円)
167,070円
(78,670円)
ヴェゼル-
(219,700円)
335,400円
(123,860円)
350,360円
(130,650円)
211,010円
(80,050円)
レヴォーグ-
(183,380円)
327,200円
(103,980円)
335,780円
(106,480円)
202,330円
(65,650円)
スイフト-
(262,240円)
319,000円
(147,110円)
323,810円
(154,040円)
195,200円
(94,000円)
タント-
(189,610円)
240,760円
(107,070円)
274,080円
(128,340円)
165,550円
(78,670円)
ムーブ-
(189,610円)
240,760円
(107,070円)
274,080円
(128,340円)
165,550円
(78,670円)

:括弧内の数字は、車両保険を付けなかった場合の保険料です

10代の方は、免許取得後初めて自分で車を運転する事になります。

従って、まだまだ運転技術が未熟で交通事故に遭う可能性は高いと言わざるを得ません。

そして、それは6等級の保険料を見れば明らかですね。これから紹介する他の等級と比べても圧倒的に高い保険料となっています。

なお、三井住友海上については6等級の方は車両保険の見積りができませんでした。

絶対に車両保険を付ける事ができない訳では無いでしょうが、個別見積りになるので代理店に問合せをする必要がありますね。

ちなみに10代の方は基本的に等級が「6」か「7」になりますが、親から等級を引き継いだ場合はそれより高い等級になる事もあります

20代の自動車保険料相場

次に20代の自動車保険料相場を見てみましょう。見積りを取得するにあたっての前提条件は、以下の通りです。

■初度登録年月:平成28年2月
■使用目的:日常・レジャー使用
■免許証の色:ブルー
■記名被保険者の生年月日:平成3年10月9日
■メインの運転者:記名被保険者とその配偶者に限定する
■年齢条件:21歳以上限定
■支払方法:年払い
■対人賠償保険:無制限
■対物賠償保険:無制限
■対物超過修理費用特約:あり
■人身傷害:3,000万円
■搭乗者傷害:無し
■車両保険:一般、免責0-10万円
■全損時諸費用特約:あり
■ロードサービス費用特約:あり
■弁護士費用特約:あり
■所在地:沖縄以外(東京)
■車両保険金額
・アクア 160万円
・ヴォクシー 220万円
・プリウス 250万円
・エクストレイル 250万円
・ノート 150万円
・CX-5 250万円
・デミオ150万円
・アテンザセダン 260万円
・ステップワゴン 220万円
・N-BOX 150万円
・ヴェゼル 220万円
・レヴォーグ 280万円
・スイフト 120万円
・タント 140万円
・ムーブ140万円

20代になると運転も慣れてきた頃でしょう。ここでは、結婚して夫婦で車に乗る事を想定して見積りを取りました。

なお、契約者は25歳以上ですが、配偶者が20代前半という前提にしたので年齢条件は「21歳以上」となっています。

見積り結果は、以下の通りとなりました。

三井住友海上イーデザイン損保
車種/等級10等級13等級10等級13等級
アクア142,080円
(70,410円)
132,310円
(65,880円)
71,740円
(36,370円)
66,910円
(34,110円)
ヴォクシー135,060円
(56,340円)
123,010円
(52,840円)
65,860円
(28,870円)
61,450円
(27,160円)
プリウス132,340円
(55,810円)
123,280円
(52,340円)
66,670円
(28,870円)
62,200円
(27,160円)
エクストレイル137,270円
(60,740円)
127,850円
(56,910円)
69,370円
(31,570円)
64,710円
(29,670円)
ノート139,220円
(67,320円)
129,650円
(63,010円)
69,930円
(34,820円)
65,230円
(32,680円)
CX-5141,520円
(64,160円)
131,800円
(60,080円)
71,340円
(33,540円)
66,530円
(31,490円)
デミオ133,230円
(61,330円)
124,100円
(57,460円)
66,680円
(31,570円)
62,220円
(29,670円)
アテンザセダン169,240円
(75,670円)
157,490円
(70,750円)
83,890円
(38,210円)
78,180円
(35,830円)
ステップワゴン152,240円
(61,330円)
141,730円
(57,460円)
75,960円
(31,570円)
70,820円
(29,670円)
N-BOX108,850円
(53,870円)
100,480円
(50,500円)
61,370円
(31,400円)
57,280円
(29,500円)
ヴェゼル150,670円
(60,740円)
140,270円
(56,910円)
75,960円
(31,570円)
70,820円
(29,670円)
レヴォーグ147,100円
(52,190円)
136,960円
(48,980円)
72,950円
(26,620円)
68,030円
(25,080円)
スイフト141,340円
(71,110円)
131,620円
(66,530円)
70,670円
(36,370円)
65,910円
(34,110円)
タント107,890円
(53,870円)
100,580円
(50,500円)
60,850円
(31,400円)
56,800円
(29,500円)
ムーブ107,890円
(53,870円)
100,580円
(50,500円)
60,850円
(31,400円)
56,800円
(29,500円)

:括弧内の数字は、車両保険を付けなかった場合の保険料です

10等級と13等級ではそれほど保険料に差がありませんね。しかし、代理店型とダイレクト型の自動車保険とでは、保険料にかなりの差があります。

10代のケースでも同じですが、ダイレクト型損保は代理店手数料を負担する必要が無いので、その分保険料が安くなっています。

また、契約初年度に受けられるインターネット割引(多くの場合1万円)も保険料の安さに貢献しています

:損保会社によっては、インターネット割引を満額受けられるのは契約初年度のみで、次年度以降は割引額が1,000円程度に減額されるケースもあるので、事前によく調べておきましょう。

30代の自動車保険料相場

30代の方は、大体どれくらいの保険料になるでしょうか?以下の前提条件で見積りを取ってみましょう。

■初度登録年月:平成28年2月
■使用目的:日常・レジャー使用
■免許証の色:ゴールド
■記名被保険者の生年月日:昭和54年6月15日
■メインの運転者:記名被保険者とその配偶者に限定する
■年齢条件:26歳以上限定
■支払方法:年払い
■対人賠償保険:無制限
■対物賠償保険:無制限
■対物超過修理費用特約:あり
■人身傷害:3,000万円
■搭乗者傷害:無し
■車両保険:一般、免責0-10万円
■全損時諸費用特約:あり
■ロードサービス費用特約:あり
■弁護士費用特約:あり
■所在地:沖縄以外(東京)
■車両保険金額
・アクア 160万円
・ヴォクシー 220万円
・プリウス 250万円
・エクストレイル 250万円
・ノート 150万円
・CX-5 250万円
・デミオ150万円
・アテンザセダン 260万円
・ステップワゴン 220万円
・N-BOX 150万円
・ヴェゼル 220万円
・レヴォーグ 280万円
・スイフト 120万円
・タント 140万円
・ムーブ140万円

30代といえば、結婚して子供ができた頃でしょうか。

若い頃から車を所有して無事故無違反できていれば、ゴールド免許で等級も15前後にはなっているでしょう。

従って、保険料も安い事が想定されますね。結果は以下の通りでした。

三井住友海上イーデザイン損保
車種/等級14等級16等級14等級16等級
アクア89,390円
(45,970円)
86,270円
(45,180円)
54,190円
(28,630円)
51,690円
(27,440円)
ヴォクシー83,370円
(37,490円)
80,360円
(36,330円)
49,730円
(23,000円)
47,460円
(22,100円)
プリウス83,540円
(37,160円)
80,510円
(36,000円)
50,310円
(23,000円)
48,010円
(22,100円)
エクストレイル86,590円
(40,210円)
83,440円
(38,930円)
52,340円
(25,030円)
49,940円
(24,030円)
ノート87,840円
(44,270円)
84,630円
(42,830円)
52,840円
(27,470円)
50,410円
(26,340円)
CX-589,380円
(42,490円)
86,120円
(41,120円)
53,800円
(26,490円)
51,320円
(25,410円)
デミオ84,140円
(40,570円)
81,090円
(39,290円)
46,010円
(25,030円)
48,100円
(24,030円)
アテンザセダン105,700円
(48,960円)
101,780円
(47,330円)
63,030円
(30,030円)
60,090円
(28,770円)
ステップワゴン95,690円
(40,570円)
92,190円
(39,290円)
57,100円
(25,030円)
54,460円
(24,030円)
N-BOX67,140円
(34,920円)
64,740円
(33,820円)
45,040円
(24,160円)
43,280円
(23,330円)
ヴェゼル94,730円
(40,210円)
91,260円
(38,930円)
57,100円
(25,030円)
54,460円
(24,030円)
レヴォーグ92,480円
(34,930円)
89,090円
(33,860円)
54,780円
(21,310円)
52,250円
(20,490円)
スイフト88,950円
(46,400円)
85,700円
(44,870円)
53,410円
(28,630円)
50,950円
(27,440円)
タント66,580円
(34,920円)
64,420円
(34,040円)
44,680円
(24,160円)
42,940円
(23,330円)
ムーブ66,580円
(34,920円)
64,200円
(33,820円)
44,680円
(24,160円)
42,940円
(23,330円)

:括弧内の数字は、車両保険を付けなかった場合の保険料です

いかがでしょうか?代理店型の三井住友海上でも、ようやくほぼ全ての車種で年間保険料が10万円を切りましたね。

車両保険を付けなければ5万円弱にまで下がりました。イーデザイン損保にいたっては、車両保険込みでも年間5万円程度となっていますね。

40代の自動車保険料相場

40代の方は大体どれくらいの保険料になるでしょうか?見積りの前提条件は、以下の通りです。

■初度登録年月:平成28年2月
■使用目的:日常・レジャー使用
■免許証の色:ゴールド
■記名被保険者の生年月日:昭和44年5月15日
■メインの運転者:記名被保険者とその配偶者に限定する
■年齢条件:35歳以上限定(イーデザイン損保は30歳以上)
■支払方法:年払い
■対人賠償保険:無制限
■対物賠償保険:無制限
■対物超過修理費用特約:あり
■人身傷害:3,000万円
■搭乗者傷害:無し
■車両保険:一般、免責0-10万円
■全損時諸費用特約:あり
■ロードサービス費用特約:あり
■弁護士費用特約:あり
■所在地:沖縄以外(東京)
■車両保険金額
・アクア 160万円
・ヴォクシー 220万円
・プリウス 250万円
・エクストレイル 250万円
・ノート 150万円
・CX-5 250万円
・デミオ150万円
・アテンザセダン 260万円
・ステップワゴン 220万円
・N-BOX 150万円
・ヴェゼル 220万円
・レヴォーグ 280万円
・スイフト 120万円
・タント 140万円
・ムーブ140万円

基本的には、30代の方と前提条件は変えていません。

しかし、それでは面白みが無いので等級が低め(12等級)のケースと標準的(17等級)なケースとで比べてみましょう。結果は以下の通りでした。

三井住友海上イーデザイン損保
車種/等級12等級17等級12等級17等級
アクア86,340円
(44,800円)
78,460円
(40,950円)
49,870円
(25,710円)
44,140円
(23,090円)
ヴォクシー78,800円
(35,770円)
73,230円
(33,600円)
46,130円
(20,870円)
40,880円
(18,870円)
プリウス78,970円
(35,460円)
73,380円
(33,310円)
46,680円
(20,870円)
37,720円
(18,870円)
エクストレイル83,280円
(38,910円)
76,030円
(35,960円)
48,430円
(22,620円)
42,880円
(20,390円)
ノート84,490円
(42,820円)
77,110円
(39,480円)
48,690円
(24,710円)
43,100円
(22,210円)
CX-585,970円
(41,120円)
78,450円
(37,950円)
49,680円
(23,870円)
43,980円
(21,490円)
デミオ80,940円
(39,270円)
73,910円
(36,280円)
46,600円
(22,620円)
41,280円
(20,390円)
アテンザセダン101,570円
(47,290円)
92,560円
(43,530円)
58,110円
(26,910円)
51,320円
(24,140円)
ステップワゴン92,000円
(39,270円)
83,910円
(36,280円)
52,930円
(22,620円)
46,800円
(20,390円)
N-BOX65,570円
(33,770円)
59,940円
(31,230円)
41,770円
(22,040円)
37,090円
(19,900円)
ヴェゼル91,060円
(38,910円)
83,070円
(35,960円)
52,930円
(22,620円)
46,800円
(20,390円)
レヴォーグ88,900円
(33,850円)
83,100円
(31,380円)
51,060円
(19,420円)
45,170円
(17,600円)
スイフト85,550円
(44,850円)
78,070円
(41,320円)
49,130円
(25,710円)
43,500円
(23,090円)
タント65,010円
(33,770円)
59,440円
(31,230円)
41,430円
(22,040円)
36,800円
(19,900円)
ムーブ65,010円
(33,770円)
59,440円
(31,230円)
41,430円
(22,040円)
36,800円
(19,900円)

:括弧内の数字は、車両保険を付けなかった場合の保険料です

イーデザイン損保では、年間保険料(車両保険無し)が2万円を切る車種が出て来ました。

なお、12等級と17等級で保険料の差は5千円〜8千円程度と言った所ですね。等級による保険料への影響は小さくなって来ている事が伺えます。

50代の自動車保険料相場

次は50代の方について見てみましょう。前提条件は以下の通りです。

■初度登録年月:平成28年2月
■使用目的:日常・レジャー使用
■免許証の色:ゴールド
■記名被保険者の生年月日:昭和35年7月20日
■メインの運転者:記名被保険者とその家族に限定する
■年齢条件:21歳以上限定
■支払方法:年払い
■対人賠償保険:無制限
■対物賠償保険:無制限
■対物超過修理費用特約:あり
■人身傷害:3,000万円
■搭乗者傷害:無し
■車両保険:一般、免責0-10万円
■全損時諸費用特約:あり
■ロードサービス費用特約:あり
■弁護士費用特約:あり
■所在地:沖縄以外(東京)
■車両保険金額
・アクア 160万円
・ヴォクシー 220万円
・プリウス 250万円
・エクストレイル 250万円
・ノート 150万円
・CX-5 250万円
・デミオ150万円
・アテンザセダン 260万円
・ステップワゴン 220万円
・N-BOX 150万円
・ヴェゼル 220万円
・レヴォーグ 280万円
・スイフト 120万円
・タント 140万円
・ムーブ140万円

この頃になると、子供が免許を取得し親の車に乗るという家庭が増えて来るのではないでしょうか?

そこで、運転者の範囲を配偶者だけでなく家族にまで広げ、年齢条件も21歳以上まで引き下げてみました。

保険料はどうなるでしょうか?結果は以下の通りです。

三井住友海上イーデザイン損保
車種/等級18等級20等級18等級20等級
アクア115,620円
(58,170円)
94,530円
(48,390円)
65,280円
(33,210円)
53,540円
(27,760円)
ヴォクシー107,560円
(46,880円)
88,040円
(39,300円)
59,970円
(26,430円)
49,270円
(22,310円)
プリウス107,780円
(46,440円)
88,230円
(38,950円)
60,700円
(26,430円)
49,860円
(22,310円)
エクストレイル111,740円
(50,400円)
91,410円
(42,130円)
63,150円
(28,880円)
51,830円
(24,280円)
ノート113,320円
(55,690円)
92,680円
(46,390円)
63,650円
(31,820円)
52,220円
(26,640円)
CX-5115,310円
(53,290円)
94,160円
(44,350円)
64,920円
(30,650円)
53,240円
(25,690円)
デミオ88,810円
(42,520円)
108,510円
(50,880円)
60,710円
(28,880円)
49,860円
(24,280円)
アテンザセダン137,430円
(62,400円)
112,060円
(51,790円)
76,300円
(34,890円)
62,410円
(29,110円)
ステップワゴン123,770円
(50,880円)
101,070円
(42,520円)
69,120円
(28,880円)
56,640円
(24,280円)
N-BOX88,810円
(44,740円)
72,850円
(37,450円)
53,350円
(27,470円)
43,950円
(23,140円)
ヴェゼル100,060円
(42,130円)
122,500円
(50,400円)
69,120円
(28,880円)
56,640円
(24,280円)
レヴォーグ120,020円
(43,930円)
97,740円
(36,610円)
66,370円
(24,380円)
54,430円
(20,660円)
スイフト115,030円
(58,740円)
94,060円
(48,850円)
64,310円
(33,210円)
52,760円
(27,760円)
タント88,040円
(44,740円)
72,240円
(37,450円)
52,900円
(27,470円)
43,590円
(23,140円)
ムーブ88,040円
(44,740円)
72,240円
(37,450円)
52,900円
(27,470円)
43,590円
(23,140円)

:括弧内の数字は、車両保険を付けなかった場合の保険料です

等級が高いので保険料は下がるかと思いきや、運転初心者の子供が運転者の範囲に加わったので、逆に高くなりましたね。

40代(12等級)の場合よりも大幅に高くなってしまいました。やはり、運転者の年齢は重要視されているという事が分かりますね。

60代の自動車保険料相場

最後に60代の方は保険料がどれくらいになるのかを見てみましょう。前提条件は以下の通りです。

■初度登録年月:平成28年2月
■使用目的:日常・レジャー使用
■免許証の色:ゴールド
■記名被保険者の生年月日:昭和26年8月19日
■メインの運転者:記名被保険者とその配偶者に限定する
■年齢条件:35歳以上限定(イーデザイン損保は30歳以上)
■支払方法:年払い
■対人賠償保険:無制限
■対物賠償保険:無制限
■対物超過修理費用特約:あり
■人身傷害:3,000万円
■搭乗者傷害:無し
■車両保険:一般、免責0-10万円
■全損時諸費用特約:あり
■ロードサービス費用特約:あり
■弁護士費用特約:あり
■所在地:沖縄以外(東京)
■車両保険金額
・アクア 160万円
・ヴォクシー 220万円
・プリウス 250万円
・エクストレイル 250万円
・ノート 150万円
・CX-5 250万円
・デミオ150万円
・アテンザセダン 260万円
・ステップワゴン 220万円
・N-BOX 150万円
・ヴェゼル 220万円
・レヴォーグ 280万円
・スイフト 120万円
・タント 140万円
・ムーブ140万円

60代になると、「子供が家を離れてまた夫婦二人きりの生活が始まる」という家庭も多いでしょう。

そこで、運転者の範囲を契約者と配偶者に限定し、年齢条件も35歳以上に引き上げました。結果は以下の通りです。

三井住友海上イーデザイン損保
車種/等級19等級20等級19等級20等級
アクア83,850円
(42,880円)
69,410円
(36,290円)
45,080円
(23,470円)
37,980円
(20,230円)
ヴォクシー78,240円
(34,950円)
64,850円
(29,860円)
41,730円
19,140円)
35,240円
(16,680円)
プリウス78,400円
(34,640円)
64,990円
(29,610円)
38,480円
(19,140円)
35,650円
(16,680円)
エクストレイル81,280円
(37,520円)
68,460円
(33,080円)
43,780円
(20,700円)
36,930円
(17,960円)
ノート82,460円
(41,360円)
68,270円
(35,050円)
44,010円
(22,570円)
37,120円
(19,500円)
CX-584,000円
(39,750円)
69,500円
(33,740円)
44,900円
(21,820円)
37,860円
(18,890円)
デミオ65,440円
(32,220円)
78,960円
(37,860円)
42,140円
(20,700円)
35,580円
(17,960円)
アテンザセダン99,140円
(45,600円)
81,780円
(38,480円)
52,440円
(24,540円)
44,060円
(21,130円)
ステップワゴン89,870円
(37,860円)
74,280円
(32,220円)
47,810円
(20,700円)
40,240円
(17,960円)
N-BOX62,910円
(31,970円)
52,310円
(27,300円)
37,390円
(19,970円)
31,680円
(17,360円)
ヴェゼル88,970円
(37,520円)
73,560円
(31,950円)
47,810円
(20,700円)
40,240円
(17,960円)
レヴォーグ86,820円
(32,520円)
71,800円
(27,890円)
46,130円
(17,840円)
38,860円
(15,610円)
スイフト83,420円
(43,280円)
69,060円
(36,610円)
44,420円
(23,470円)
37,440円
(20,230円)
タント62,370円
(31,970円)
51,880円
(27,300円)
37,090円
(19,970円)
31,430円
(17,360円)
ムーブ62,370円
(31,970円)
51,880円
(27,300円)
37,090円
(19,970円)
31,430円
(17,360円)

:括弧内の数字は、車両保険を付けなかった場合の保険料です

等級が高くなったおかげで、運転者の年齢も高いので保険料は今までで一番安いですね。

今まで安全運転を心がけて来たご褒美とも言える安さです。毎年これくらいの保険料であれば、あまり負担にならないのですけどね…。

年代別の自動車保険料相場の比較【アクア編】

最後に同車種であれば、年代別にどの程度自動車保険料が変わるのかを車種「アクア」に絞って、上記の結果をまとめてみました。

check三井住友海上の場合のまとめ

年代等級車両保険あり車両保険なし差額
10代6等級259,390円
10代7等級314,240円145,560円168,680円
20代10等級142,080円70,410円71,670円
20代13等級132,310円65,880円66,430円
30代14等級89,390円45,970円43,420円
30代16等級86,270円45,180円41,090円
40代12等級86,340円44,800円41,540円
40代17等級78,460円40,950円37,510円
50代18等級115,620円58,170円58,450円
50代20等級94,530円48,390円46,140円
60代19等級83,850円42,880円40,970円
60代20等級69,410円36,290円33,120円

checkイーデザイン損保の場合のまとめ

年代等級車両保険あり車両保険なし差額
10代6等級329,140円154,040円175,100円
10代
7等級198,380円94,000円104,380円
20代10等級71,740円36,370円35,370円
20代13等級66,910円34,110円32,800円
30代14等級54,190円28,630円25,560円
30代16等級51,690円27,440円24,250円
40代12等級49,870円25,710円24,160円
40代17等級44,140円23,090円21,050円
50代18等級65,280円33,210円32,070円
50代20等級53,540円27,760円25,780円
60代19等級45,080円23,470円21,610円
60代20等級37,980円20,230円17,750円

ご覧いただければ分かるように、原則として年を取れば、等級があがるので保険料も安くなっていますね。

また、イーデザイン損保と三井住友海上の保険料の差も目に付きます。

【総評】あくまでも自動車保険の年代別“相場“であることを忘れない

自動車保険の乗り換え

ここまで各世代の保険料について紹介してきましたが、これらはあくまでも「相場」です。

あなたが実際に見積もりをしてみると、金額が変わる事は大いに考えられます

上述したように車両保険があるかないかによってもかなり変わりますし、どれくらいの等級があるのかによっても変わってきます。

もちろん保険会社が変わるのも大きく金額が変わる要素のため、上記に示した相場はあくまでも参考知識と捉えてください。

ただ1つだけ言えるのは、相場だからこそ上記に提示した金額よりも安くできる可能性が非常に高いということです。

最も簡単な方法は、あなたの希望する保険内容で最も安い金額を提示してくれる保険会社を見つけ出すことでしょう。

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まとめ

以上、今回は年代別の自動車保険の相場について見てきました。

年代が変わると、以下のように相場が変わってきます。

運転者の年代月額保険料(車両保険なし)月額保険料(車両保険あり)
10代¥16,672¥31,582
20代¥6,622
¥12,105
30代¥4,452
¥7,982
40代¥4,569
¥8,370
50代¥4,806
¥8,845
60代¥6,646
¥12,490

自分の年齢も、自動車保険の金額決定に大きく関わっていることをご理解いただけたことでしょう。

これから自動車保険に加入しようと思っている人、自動車保険の見直しをしようと思う人はぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

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