走行距離もかなり多いし、所々ガタがきている・・・そのような軽自動車を持っているのであれば、「そろそろ廃車をした方が良いのではないか」と考えが巡りますよね?
廃車いえば、なんとなく大掛かりな手続きが必要になるというイメージがあるので、どんな流れをこなしていけば、廃車できるのか気になるところです。
廃車手続きは自分ですることもできますが、あなたがイメージしているとおり、はっきり言って素人がやるには大掛かりな手続きです。
言い換えれば「めちゃくちゃ面倒な手続き」とも言えるでしょう。流れとしては、以下の通りになります。
流れとしてはシンプルですが、実際に行うとしたらものすごく時間かかります。1~2週間はかかることでしょう。
しかし実は、軽自動車の廃車手続きを「買取業者」に頼めば、無料でやってくれることをご存知ですか?
依頼すれば1週間なんて言わず、早くて即日で終わりますよ。
場合によっては「買取金額」という形で、お金がもらえることも。
このように今回の記事では、軽自動車の廃車手続きの方法を解説しつつ、無料で業者に廃車してもらうための方法についても解説していきます。
「買取金額」という形で、プラスのお金が発生させる方法についても解説しているので、廃車予定の軽自動車を持つオーナーの方は、必見の内容となっていますよ。
かなり面倒?軽自動車の廃車を行う流れ
まずは軽自動車の廃車手続きを行うための流れについて、解説していきましょう。
軽自動車廃車をしたいのであれば、以下の流れを実行していくことになります。
軽自動車の廃車をするのであれば、先に車を解体しなくてはいけませんので、解体業者もしくはスクラップ業者を見つけ出しましょう。
ネット経由で見つけることもできますが、最寄りの地域で信頼できる業者を見つけることは至難の業になりますので、あらかじめ覚悟しておいてください。
なお、解体業者・スクラップ業者には「自動車リサイクル料」として8,000円~10,000円、「解体費用」として10,000円~20,000円を払うことになります。
そして、専門業者に軽自動車の解体をしてもらったら、「解体返納」手続きをしましょう。
「解体」が軽自動車を物理的に消す作業だとしたら、「解体返納」は法律的に軽自動車を消す手続きです。廃車するためには、避けて通ることはできません。
解体返納は最寄りの「軽自動車検査協会」にいって、手続きを行う必要があります。
手続きさえ完了すれば、軽自動車の廃車が無事に完了したことになりますよ。
知られざる「軽自動車検査協会」での解体返納手続き
多くのネット記事はここまでで解説が終わっているのですが、「軽自動車検査協会」に行って、「解体返納」手続きの流れを体験してみました。
「軽自動車検査協会」で、解体返納手続きをしていく流れは、以下の通りです。
残念ながら廃車すべき軽自動車を筆者は持ち合わせていないため、現地に行って流れを追って見るだけになりましたが、それだけでもめちゃくちゃ大変でしたよ。
では、その一部始終を紹介していきましょう。
軽自動車協会での廃車手続き1.軽自動車検査協会まで行く
何はともあれ、まずは軽自動車検査協会まで行かなければなりません。
広い敷地を必要とするせいか、各都道府県に1~3つとそんなに数がないため、相当な時間をかけて現地に行かなければならないことを覚悟してください。
なお、全国の軽自動車検査協会はコチラのページから探すことができます。
やっと現地に到着しましたが、筆者の場合は現地まで往復3時間を費やすことになりましたね・・・。
思った以上に人が多く、作業着を着た業者さんだけが行き来していましたよ。
そのため、先に言い訳しておきますが、各窓口に接近して写真を撮ることが非常に難しく、遠目からの撮影が多くなっていますがあしからず。
軽自動車協会での廃車手続き2.専用窓口でナンバープレート返納
軽自動車検査協会に足を運ぶ時点で、軽自動車は解体され、手元にナンバープレートだけが残されているはず。
まずは専用窓口でナンバープレートを返納しなければなりません。返納するべく、以下のような建物を目指します。
地域にもよりますが、軽自動車検査協会は、区役所や市役所のような作りになっていることが多いです。
しかし「ナンバープレート返納窓口」などとわかりやすく書かれておらず、どこに返せばいいのか探すのに非常に時間がかかりました。
その上、区役所や市役所と違って、窓口を案内してくれる人もいません。
結果的に人の流れが絶ち切れるのを待って、受付をしている人に聞きましたが、初心者の人が返納窓口をすぐに判別するのは、ほぼ不可能と言えるでしょう。
なお、ナンバープレートの返納窓口はこちらでした。
人が多かったため、遠目からしか撮れていませんが、「ナンバープレート返納窓口」なんてまったく書かれていませんでしたよ。
軽自動車協会での廃車手続き3.現地で必要書類を手に入れて記入する
軽自動車の場合は、以下の書類(OCRシート軽第4号様式)を書いて提出することになります。
市役所などで「印鑑証明」などを取得する場合、誰でもすぐに取れるようなところに申請書類が置いていますが、この用紙に限ってはどこに置いているかさっぱり分かりませんでした。
探しに探しましたが、結果的には以下の窓口に並んで、書類をもらわなければならなかったのです。(なお提出も同じ窓口です)
つなぎを着ている業者さんだらけで、窓口近辺はかなりごった返していたため、書類をもらうだけでも非常に時間がかかりましたね。
なお記入においても、見本が見あたらず、記入をサポートする案内係もいないので、どう書けばいいかわかりません。安全に「初心者お断り」といった印象です。
軽自動車協会での廃車手続き4.申請窓口で書類を提出・申請する
無事に書類を書くことができれば、申請窓口で提出して完了ですが、申請して受理されるまで待つ時間が、かなりかかるのではないかと予想されます。
なお申請窓口の仕組みとしては、銀行や市役所などと同じです。
番号札を取り、該当する番号が呼ばれたら、窓口まで行って書類を提出するという仕組みになっていましたよ。
軽自動車の廃車を無料・即日で終わらせる裏技
今回は実際に廃車をするわけでなく、軽自動車検査協会で廃車に必要な手続きの流れをたどってみただけです。
そのため、待ち時間等はありませんでしたが、実際に手続きをするなら、窓口の処理で大いに待たされることでしょう。
非常に時間がかかるだけでなく、手出しすべき費用もかかるため、ハッキリいって軽自動車の廃車手続きなんて手を出さない方が絶対にいいです。
ではどうすればいいのかというと、「買取業者」に廃車手続きを任せるべきでしょう。
買取業者に廃車手続きをお願いした場合、流れとしてはめちゃくちゃ簡単かつシンプルになります。
なんと「印鑑証明」を取得して、買取業者に車を持っていくだけで完了です。
大手買取業者の「ビッグモーター」などでは、これだけで廃車手続きをやってもらえますよ。しかも無料です。
もちろん、事前に解体をしてナンバープレートを外したり、軽自動車検査協会に行く必要もありません。
買取業者に車を引き渡すだけで、廃車手続き完了です。
こう考えると、わざわざ軽自動車検査協会まで行ったりするのはもはやナンセンスで、何のメリットもないといえますね。
場合によっては「買取金額」がつくこともある
ハッキリいって、軽自動車を廃車だけで終わらせようと思っているのであれば、少しもったいないですよ。
先ほど紹介したように、大手買取業者「ビッグモーター」などでは、無料で廃車手続きを行ってもらえますが、これは基本的に「買取」の一環として行います。
つまり「買取金額ゼロ円」で、車を回収してもらうというのが正しい表現なのです。
そのため、回収される前にきちんと「車はいくらの価値があるのか」という査定を受けることになります。
場合によっては「買取金額」がつく場合もあるでしょう。つまり無料で廃車どころか、お金がもらえるようになるわけ。
しかしそうなると、欲が出てくるのが人間というもの。できる限り、高い金額で引き取ってもらおうと思いませんか?
実際に廃車予定の軽自動車だとしても、修理用のパーツ回収になりますし、オーバーホールして再度売り出すなど、様々な試みを考えている業者は存在します。
もしそのような業者と出会うことができれば、無料で引き取りどころか、「高価買取」が実現できることでしょう。
しかしそんなニーズを持つ業者を見つけるのは至難の技。一社ずつ回っていても、永遠に見つからない可能性だってあります。
そんな時に多いに役立ってくれるのが、「車一括査定」になります。
軽自動車を廃車するなら一度は車一括査定サイトを使うべし
車一括査定サイトとは、インターネット経由で一度申し込みすれば、複数の業者に買取査定ができるというサービス。仕組みとしては、以下の通りです。
車一括査定サイトを使えば、廃車しようと思っている軽自動車だとしても、「高い金額で購入したい」と思う業者を簡単にあぶり出すことができます。
つまり、自分は一社も回ることなく、向こうの方から「あなたの車を高く買い取りたい」と手を挙げてくれるわけです。
このような裏技ともいえる方法が実現できるのは、車一括査定サイトだけといっても過言ではないでしょう。
最強の車一括査定サイトは「カーセンサー」
もし車一括査定サイトを使って、廃車予定の軽自動車を引き渡すのであれば、「カーセンサー」というサイトを使ってみてください。
カーセンサーは他の車一括査定サイトに比べて、3倍以上の査定数を稼ぐことができます。
つまり、他の一括査定サイトよりも高い確率で「ウチは廃車予定の軽自動車でも買いたい」と思っている業者をあぶり出せるというわけ。
このように廃車予定の軽自動車だととしても、まだまだ無限の可能性があります。
自分で廃車手続きをするのはもってのほかですが、もし業者に無料引き取りをしてもらうのであれば、カーセンサーを使って高価買取をする業者を見つけ出すようにしましょう。
まとめ
今回は軽自動車の廃車手続きについて、深掘りしてきました。
軽自動車の廃車手続きを自分でやる場合、以下のような流れになります。
最後まで読んだ人はお分かりでしょうが、シンプルに見える流れであるものの、非常にめんどくさい作業です。「買取業者」に任せた方が絶対にいいでしょう。
車一括査定サイトを使って買取業車にまかせれば、買取金額という形でプラスのお金が入ってくることもありますよ。
もし廃車予定の軽自動車を持っているのであれば、今回紹介した知識をぜひ参考にするようにしてください。
「保険スクエアbang!」なら、一度の申し込みで最大19社から見積もりハガキが届く。
自動車保険は同じ保険プランなのに、保険会社によって値段がマチマチ・・・
同じ保証なのに、5万以上安くなった人もたくさんいます。
実際に私も「12万円→5万円」になりました!