車を高く売りたいなら1店舗・2店舗だけで判断するのではなく、多くの買取店に査定をお願いしたほうが有利になることは言うまでも有りません。新車の場合は購入できる店舗が限られているので、足を運ぶ店舗も限界が有りますけどね。例えばトヨタのハリアーはトヨペット店でしか購入できないので、トヨタの系列店で値引き額を競わせることが出来ません。
一方、「車を売る」となると話は変わってきます。近隣にも多数の店舗が有るでしょうし、ネットを使えば全国津々浦々の買取店が査定に応じてくれます。今回の体験談はネットを使って査定額を釣り上げる方法と査定に出す前の心構えをしっかりと書いてくれています。
体験談
車を買い替えるにあたって、長年乗ってきた愛車を売ることのなった時の経験やアドバイスをお話したいと思います。少しでも高い値段で売却するにあたって、まず最初にやることは買い取り業者に査定をお願いするところから始まります。
一番手っ取り早い方法は、ネットで複数の買い取り業者に一括見積もりを出す方法です。検索サイトで「車 買い取り」とキーワードを入れて検索すれば、一括見積もり出来るサイトが複数出てくるはずです。
中には見積もり依頼するだけでクオカードなどがもらえるサービスもあるので要チェックです。見積もりを依頼してから程なく査定額が各社から出ますが、大体どこもそれほど大差ない金額が提示されるかと思います。
ここからが腕の見せ所で、まず直接査定に来て頂きたい業者を選ぶと、すぐに担当者が査定に来られるので見てもらいましょう。そしてその日は「他の業者にも見てもらうんで」と言って、態度を保留にしておく。さらにその後に2社目、3社目と続けて査定に来てもらい、そちらも態度を保留にしておく。
そうすると、各社から電話やメールで新たな提示額が出てくる場合が多いので、そこで一番高い金額を提示した会社に決めても良いし、時間的に余裕があるのならば「A社は◯◯円を提示している」など各社を競わせるのも良いかと思う。
次に実際に査定にしてもらう時のアドバイスとしては、申告しなければならないことは正直に申告すること。もし事故などで修復歴がある場合は、高い値段で売りたいがためにそのことを黙っておこうと考えてしまうところですが、査定する人はプロですのでいくら黙っていても見ればすぐにバレるはずです。
それどころか相手も人間ですので、一度不審なことがあると心証が悪くなり査定額に響く可能性大です。そして査定を受ける前に車を綺麗に洗車しておくことを忘れずに。
どうせもう売るのにと思うかもしれませんが、綺麗な車=車を大事に扱っているという印象を持ってもらえ、大事に扱っているということは常日頃からメンテナンスを怠っていないという印象につながります。
よくネットの中古車販売のページを見るとセールスポイントに「前オーナーは大切に乗っておられました」と書いてるのが多々見られます。大切に乗っていたということ自体が高く売る一番大きなアピールポイントとなります。こんな感じで本当に僅かな努力をするだけで、長年乗った愛車を最大限高い値段で売ることが出来るはずです。
管理人による補足
まず、補足すべきこととして一括査定に申し込んだ場合、結構買取店によって価格差が大きく開くのが現状です。中には初回の査定額(ネット上での査定額)で20万円以上差が出る場合もあります。
各買取店で現在その車がどうしても欲しい!というような状況が有るので、そういう店は高めに出してきてくれます。なので、一括査定ってそこまで金額の差が出ないのかなぁってのは違います。
■売る前にやるべき正しいこと■
体験談の中で、以下の様なことが書かれていますね。
- 修復歴があれば素直に申告すること
- 売る前に洗車をすること
- とにかくメンテナンスをすること
これらは全て正論です。特に嘘はいけません。
相手も人間ですので、一度不審なことがあると心証が悪くなり査定額に響く可能性大です。
一度フィルターがかかってしまうと、どんなに良い商品でも査定額が上がりにくくなります。大体、結構高めの希望額を言うと「上司に確認してみます」「本部に確認してみます」などの文言が査定担当者から出ると思いますが、そういうのすらやってくれなくなるかもしれません。
車を売却する時のポイントは「大胆かつ丁寧に!」ですね。
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