スピード違反をした方が「オービスに撮られた!」と言っているのを耳にする事が有りますよね。
オービスの種類はいくつか有りますが、どれも自動速度取締装置の事を指しており、スピード違反の車を撮影する為の装置です。
オービスは撮影時にフラッシュが焚かれるので光ります。しかし、撮られた方の感想を聞くと「白く光った」「チカッと赤く光った」などバラバラです。実際のところ、オービスの光は何色に光るのでしょうか?
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オービスは赤く眩しい!
結論から言うと、オービスは赤いストロボが焚かれているので、その光は赤で、しかもとても眩しいです。但し、オービスは一般の市場に出回っておらず、普通に手に入るような物ではないので、実際どの様になっているかはメーカーと警察関係者等しか分かりません。
従って、「絶対に赤色!」とも「白く光るオービスは無い!」とも言い切れません。しかし、オービスは30年以上前から赤いストロボというのが常識となっていたので、敢えて運転者が気付くにくい白色に変更する意義は乏しいですよね。
そもそも、技術的には光らずに撮ることは十分可能なはずなのに、何故赤く&眩しく光るのでしょうか。
これは、正式な理由は不明ですが「オービスに撮影された・・」と運転者に強く印象付けるためだと考えられます。
道路を走っていて1度でもオービスの強い光を経験すると、トラウマの様になって以後はスピードに気をつけるようになる、とも言われています。もし、違反者の今後の違反牽制の為に敢えて強い光を発しているのであれば、一定の効果は有りそうですね。
眩しい赤以外の場合は?
一方で、それほど眩しくなく「チカッと赤く光った」程度に感じた場合、オービスではないかもしれません。
オービスの光を経験したことのある方に聞くと、かなり眩しく、目の前が真っ赤に変わるくらい強い光の様です。従って、チカッと光った程度の場合は、何か別の光がオービスのガラスに反射しただけという可能性が濃厚です。同様に、白く光った時も別の光の可能性が高いです。
注:ちょっと目線を下に反らしたときにオービスが光った、という可能性は有ります。
他にも、「前や横を走っている車がオービスに撮られた」という可能性も有ります。なぜなら、オービスのストロボは指向性(※)があるので「自分以外の自動車が撮られた場合はそこまで眩しくは感じない」という特徴が有るからです。
※:音や電波、光などが方向によって強さが異なる現象の事。
ただし、現実的には前や後ろを走っている自動車が撮られる状況でオービスの光に気付く距離にいると、自分の車もオービスに撮られそうですけどね。
従って、「チカッと赤く光った」「ほんのり赤いものが見えた」程度の場合、オービスではなくむしろNシステムやTシステムに撮られた可能性を考えた方がいいかもしれませんね。
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