ゴールド免許を取得すると、更新時の講習時間が短くなったり、任意保険の保険料が安くなったりと様々な特典を受ける事が出来ます。
そのため、なるべく早くゴールド免許を取得した方がお得です。そこで今回はゴールド免許を取得するまでの期間について紹介します。
ゴールド免許取得までの期間
ゴールド免許を取得する条件は、更新年の誕生日の41日前から過去5年間無事故無違反で有る事です。単純に考えれば5年でゴールド免許を取得する事が出来ます。
ただし、無事故無違反の期間が5年経過した時点でゴールド免許が交付されるわけでは有りません。更新又は併記(新たな免許の取得など)をした時点でゴールド免許が交付されます。
そのため、ゴールド免許を早く取得したければ、更新時期などを考慮する必要が有ります。
ちなみに、各免許の有効期間は以下の通りです。
- グリーン免許・・・交付から3回目の誕生日の1カ月後
- ブルー免許・・・交付から3回目又は5回目の誕生日の1カ月後
- ゴールド免許・・・交付から5回目の誕生日の1カ月後(71歳は4回目、72歳以上は3回目の誕生日の1カ月後)
最短何年でゴールド免許になれるのか?
答えは最短で5年です。厳密に言うと5年と11日ですね(誕生日の1カ月前から更新が可能なため)。ただし、免許の取得時期が非常に重要になります。
では、いつ免許を取得すれば良いのでしょうか?
誕生日の41日前がベスト
例えば、7月30日が誕生日の人が2016年の6月19日に免許を取得したとしましょう。その時交付される免許はグリーン免許です。このグリーン免許の更新時期は交付から3回目の誕生日が到来する年です。つまり、2018年に初回の免許更新を行います。
初回免許更新時に交付されるのはブルー免許です。まだゴールドじゃ有りませんよ。このブルー免許の有効期間は交付から3回目の誕生日が到来する2021年までです。2021年に免許更新を行うとゴールド免許が交付されます。なぜなら、取得した2016年の6月19日から2021年の誕生日の41日前である6月19日まで5年が経過しているためです。
最短でゴールド免許を取得したければ、誕生日の41日前に免許を取得する事です。ただし、最初に交付される免許の有効期間が2年71日と短くなってしまいます。
誕生日以後なら約6年
誕生日直後に免許を取得すれば、グリーン免許の有効期間は長くなりますが、ゴールド免許取得までの期間が長くなってしまいます。この場合も2回目の更新時にゴールド免許を取得できますが、それまでに6年弱の期間を要します(グリーン免許が3年+ブルー免許が3年)。
最悪なのは誕生日の前日から40日前の間
あと、一番最悪な取得時期は誕生日の前日から40日前の間です。上記の事例で言うと、6月20日(40日前)~7月29日(誕生日の前日)の間です。この場合は2回目の更新時に少しだけゴールド免許の取得条件を満たさない事になってしまいます。
つまり、3回目の更新時にゴールド免許を取得する事になります。しかも、免許を取得してから無事故・無違反で過ごしているわけですから、2回目に交付されるブルー免許の有効期間は5年となり、免許取得からゴールド免許取得まで約10年かかってしまうんですね。
さらに言うと、最初に交付される免許の有効期間も短くなるというオマケ付きです。
ただし、これは通常の免許更新を行っていく場合に限った話です。ゴールド免許の取得条件を満たした時点で別の免許を取得して併記を行えば、ゴールド免許を取得する事が出来ます。これなら、たとえ最悪の時期に免許を取得しても約5年でゴールド免許を取得する事も可能です。
他の免許を取得する予定が無い場合は、この時期だけは避けた方が良いでしょう。