雪道の初心者必見!11つのチェックポイントをおさえて無事故運転

冬の雪道  
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もし雪道の運転に慣れていないのであれば、どうしたら安全に走行できるのか気になりますよね。

雪国であれば、いつものように雪が積もっているので、地元の人なら運転も慣れたもの。

しかし昨今は急な寒波によって、いつもなら雪が積もらない地域も一気に積もってしまいます。

そうすると、雪に慣れていない初心者がいきなり難易度の高い雪道を走ることになるわけですが、はっきりいって、いつ事故が起きてもおかしくない状況ともいえます。

しかし実は雪道を無事故で運転するためには、いくつかのポイントを押さえておきさえすればよいことをご存知でしょうか?

以下に雪道を安全に運転するためのチェックポイントをまとめましたので、ご覧ください。

タイミングチェック項目重要度
下準備必要グッズをそろえる
スケジュールをガチガチにしない
車に乗った雪を落とす
雪のタイプを確認する
運転中車間距離を開ける
大通りを走行する
急発進・急停車しない
道の種類に合わせた運転をする
駐車時ワイパーを立てる
サイドブレーキを引かない
エンジンをかけたまま駐車しない

このように雪道を安全運転で乗り切りたいなら、いくつかのポイントだけ意識していけばいいのです。

もしこれらのポイントを意識していないなら、最悪の場合、大きな事故を起こしてしまうことでしょう。

しかし今回の記事は、初心者でも雪道を安心して運転できるポイントをわかりやすく解説しているので、しっかり最後まで読めば事故を起こすことはありませんよ。

普段、雪道に慣れていない人には必見の内容になっているので、ぜひチェックしてみてください。

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雪道を無事故で運転するための11のチェックポイント

雪道での運転

ではさっそく、雪道を安全安心に運転するためのポイントについて、解説していきましょう。

冒頭でもお伝えしましたが、改めて以下の項目について目を通してください。

タイミングチェック項目重要度
下準備必要グッズをそろえる
スケジュールをガチガチにしない
車に乗った雪を落とす
雪のタイプを確認する
運転中車間距離を開ける
大通りを走行する
急発進・急停車しない
道の種類に合わせた運転をする
駐車時ワイパーを立てる
サイドブレーキを引かない
エンジンをかけたまま駐車しない

雪道運転のポイント1.必要グッズをそろえる

まずは雪道対策といえるグッズを事前にそろえてください。以下のグッズは必要不可欠ですよ。

  • タイヤチェーン
  • ブースターケーブル
  • スコップ
  • 解氷スプレー

雪道で必須なのは、やはりタイヤチェーンですね。昨今ではジャッキなしで装着できるうえ、お安く手に入るようになっています。

タイヤチェーン

また雪の日はバッテリーがすぐに電圧が下がるので、エンジン始動に支障が出ます。

急なバッテリー上がりに備えて、ブースターケーブルを携帯しておいてください。

ブースターケーブル

さらに、積もった雪にスタックした時のためのスコップと、雪で白くなったフロントガラスの視界を確保する解氷スプレーも用意しておきましょう。

スコップ

解氷スプレー

これだけのグッズを準備しておけば、雪道対策としては十分です。

雪道運転のポイント2.スケジュールをガチガチにしない

雪道を運転するときはスピードをおさえるのが基本なので、スケジュールをガチガチにしてはいけません。

余裕をもって、いつもよりも1時間くらい早めに出ることをオススメします。

雪道運転のポイント3.車に乗った雪を落とす

車の上に積もった雪は、放置してはいけません。運転前に落とすようにしてください。

そのままで運転してしまうと、上記の動画のようにフロントガラスに落ちてきて、前が見えなりますよ。

雪道運転のポイント4.雪のタイプを確認する

発進前に今の雪がどんな状況なのか、確認してください。タイプによって走り方が変わってきます。

もし雪が積もったばかりなら、側溝との境界線が見えづらくなっているので要注意です。

油断すると、畑や田んぼに落ちてしまいますよ。

もし雪が降ってから時間が経っているなら、車の通行で雪が踏み固められているはず。

こうなると、氷のようにすべるので、タイヤチェーンは絶対に装着してください。

もっとも危険なのが「アイスバーン」状態の道路です。積もった雪が解けたあとに、凍ってしまうとアイスバーンと化してしまいます。

一見、雪が溶けたように見えますが、氷上を走るのとなんら変わりがありません。チェーンをつけたうえで、細心の注意を払って運転しましょう。

雪道運転のポイント5.車間距離を開ける

雪道を運転するなら、車間距離は多めにとりましょう。

雪道の車間距離

※画像出典:国土交通省中部地方整備局「雪道運転のトリセツ」より

発進・停車ともに通常の状態ではないので、追突などが起こりやすくなっています。

少しでも玉突き事故を防止するためにも、車間距離を空けましょう。100mは確保しておきたいものです。

雪道運転のポイント6.大通りを走行する

雪の中を運転するなら、大通りを選択するようにしましょう。

上記の動画のように大通りは優先的に雪かきされます。交通量も多いので、道路のコンディションも良くなっていますよ。

雪道運転のポイント7.急発進・急停車しない

雪道で一番危険なのは、スリップすることです。以下の動画のように、気を抜くと簡単にスリップしてしまいます。

スリップしないためには、急発進・急停車をしないこと。車体の態勢が崩れてスリップを起こしてしまいますよ。

雪道運転のポイント8.道の種類に合わせた運転をする

雪が降る時は、道の種類別に合わせた運転が必要になります。

まず「坂道」ですが、上り坂は勢いよく、下り坂はゆっくり走るのが基本です。

上り坂の場合、勢いをつけないとタイヤが空転しますので、それなりに勢いを増して坂道へ向かいましょう。

一方、下り坂になるとスリップする可能性大なので、スピードを出しすぎないようにしてください。

つぎに「カーブ」ですが、曲がる際にアクセルやブレーキするのはやめましょう。

スリップを引き起こすので、ハンドル操作だけで曲がってください。

そして「交差点」では、停止線よりも手前で止まることを心がけましょう。なぜかというと、スリップが起こるかも知れないから。

発進する時も急に進むことなく、ゆっくりと発進するようにしましょう。

最後に「トンネル」ですが、スリップが起こりやすいので要注意です。以下の動画のように先述した「アイスバーン」の状態になりやすい場所になっています。

勢いをつけて走るとスリップするので、スピードは落として走りましょう。

雪道運転のポイント9.駐車時はワイパーを立てる

雪の日に長時間駐車するなら、必ずワイパーを立ててください。立てないと雪の重みで曲がってしまいます。

https://twitter.com/iiizzzwww/status/952498702140112897

場合によっては、ワイパーのゴムの部分がフロントガラスに張り付くことも。

何にせよ良いことはないので、ワイパーは立てておきましょう。

雪道運転のポイント10.駐車時にサイドブレーキを引かない

あまり知られていませんが、サイドブレーキは凍り付きます。

https://twitter.com/ny14850_/status/1002093711864483840

踏んで駐車をしていると、凍り付いてレバーがうごかないこともありますので、サイドブレーキなしの「P」だけで駐車をしてください。

雪道運転のポイント11.エンジンをかけたまま駐車しない

エンジンをかけて駐車している間に、雪が積もるとどうなると思いますか?

なんと一酸化炭素中毒で、死んでしまうかもしれないのです。

マフラーの穴がふさがれてしまって、車内に排気ガスが溜まるのが原因なのですが、本当に起こりえる事故なので十分に注意しましょう。

雪道の運転で最低限意識すべきことはたったの2つ

危険な雪道

雪道の運転をする際、先述したポイントを意識しておくべきですが、ひとつひとつ完全に覚えておくのは少し難しいところでもあります。

いつもとは違う風景を走っているとついつい忘れてしまいがちですし、事前にメモをしていても運転中に確認するのは安全上よろしくありません。

そのため、最低限おさえておくべきポイントだけを意識しておきましょう。具体的には以下の2つです。

  1. 事前の準備を忘れないこと
  2. スリップさせないこと

この2つだけを押さえておくだけでも、雪道での事故の確率を激減させることができます。

準備については特に「チェーン装備しているのかどうか」、スリップ対策については「スピードを出していないか」というポイントが大切です。

どちらもシンプルながら特効薬となる解決策なので、絶対に忘れないようにしてください。

まとめ

今回は雪道の運転テクニックについて深堀してきました。雪道の運転でおさえておくべきポイントは以下のようになっています。

タイミングチェック項目重要度
下準備必要グッズをそろえる
スケジュールをガチガチにしない
車に乗った雪を落とす
雪のタイプを確認する
運転中車間距離を開ける
大通りを走行する
急発進・急停車しない
道の種類に合わせた運転をする
駐車時ワイパーを立てる
サイドブレーキを引かない
エンジンをかけたまま駐車しない

これらのチェックポイントを押さえておけば、雪道での事故を起こすことはないでしょう。

あまり雪道に慣れていないという人は、ぜひ今回紹介した内容を参考にしてみてください。

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