車を乗っていて迎える試練(少し大げさですが)の1つに、ガソリンスタンド(GS)での給油が有ります。教習所では給油の仕方は特に教えてくれないので、悩む方も多いのでは?
そこで、ここではガソリンスタンド(スタッフが給油してくれる場合)での給油の仕方や手順について紹介していきます。
セルフスタンドの場合は自分で給油しなければなりません、「セルフのガソリンスタンドで給油する手順・やり方・注意点のまとめ」にて手順等を紹介しているので参考にして下さい。
ガソリンスタンドでの給油
遠出する時は、途中で燃料切れにならない様に出発の前にガソリンスタンドで給油しておきたいですよね。ガソリンスタンドのメインのサービスは燃料の補給ですが、他にも洗車や消耗品の点検や交換など様々なサービスが有ります。
参考:ガソリンスタンドでの点検や消耗品の購入は、カー用品店と比べると割高です。緊急時以外はあまり利用しない方が良いでしょう。(参考記事:ガソリンスタンドのバッテリー無料点検・交換にまつわる怖い話)
また、最近はガソリンスタンドにコンビニやカフェが併設されている事も多く、給油やメンテナンス等をしている間に買い物や休憩をする事が出来ます。
給油の手順や方法、注意点
ここからは、実際にガソリンスタンドで給油をする場合の手順や注意点について解説していきます。
入ってから車を止めるまで
ガソリンスタンドの多くは、県道や国道沿いに有ります。歩道をまたいで乗り入れる事が多いので、歩道の手前で一時停止をして歩行者や自転車などがいないかを必ず確認してから入る様にしましょう。
ガソリンスタンドに入ると、スタッフが車を止める場所まで誘導をしてくれるので指示に従って進みます。そして、停止したらギアはパーキングに入れてサイドブレーキを引き、エンジンを切ります。
エンジンを切らなかったからといって、ガソリンが引火して爆発するという訳では有りません。
しかし、エンジンをかけたまま車外に出ていると、給油中に車が盗難に有ったり子供が触れて誤作動したりする事も考えられるので、エンジンは切る様にしましょうね。
車を止めてから出るまで
スタッフが近づいて来たら、窓(若しくはドア)を開けてお互いの声が聞こえる様にしましょう。スタッフは客が初めての給油かどうかなんて知る由も無いですから、「いらっしゃいませ」しか言ってくれない事も有ります。
スタッフに告げるべき内容は以下の3つです。
- 燃料の種類
- 量
- 支払方法
燃料の種類は「レギュラー・ハイオク・軽油」の3種類から自分の車に合った燃料を言いましょう。なお、軽自動車に乗っている方で、燃料に軽油を使っていると思っている方がたまにいますが、軽自動車の燃料はレギュラーガソリンです。間違えない様にして下さいね。
次に給油の量ですが、満タンまで入れる場合は「満タン」といい、満タンまでは入れない場合は「○リットル」若しくは「○円分」と伝えるのでも構いません。
最後に支払方法ですが、現金かクレジットカードのどちらかを伝えましょう(電子マネーやその他の支払方法が有る場合もあります。詳しくはスタッフに聞く様にして下さい)。
実際には、上記の内容は簡単に伝えるので「レギュラー満タン、カードで」や「ハイオク2千円分、現金で」といった様な言い方をする事が多いですね。
ガソリンの給油口は、運転席の足元に有る事が多いです。これは自分で開けないといけないので、予めどこに有るかは把握しておきましょう。
ここまで終わると、後はスタッフの方が全てやってくれます。灰皿を綺麗にしたり、ゴミを回収したり、窓ガラスを拭いてくれたりもします。なお、窓を開けたままだと、窓を拭いてくれない事も有るので、支払方法などを伝えたら一旦窓を閉める様にしましょうね。
車内を拭く為に雑巾を貸してくれる事も有るので、必要な場合は借りる様にしましょう。なお、給油中はトイレにいったり買い物をしていても構いませんが、次のお客さんが来るので給油が終わるまでには戻る様にしましょうね。
給油が終わると、スタッフが来るので支払を済ませます。支払が終わると出発ですが、道路に出る際にはスタッフが誘導してくれる事が多いので、指示に従いましょう。
簡単ですね。