車を運転していると、「腰が痛いなぁ」と思う事が無いですか?特に、仕事で毎日の様に長時間運転している方にとっては、腰痛は切っても切れない関係ですよね。
なぜ運転していると腰が痛くなるのでしょうか?また、腰痛を和らげる方法は有るのでしょうか?
ここでは、運転中の腰痛対策と腰痛を緩和するクッションを紹介していきます。
なぜ運転すると腰痛になり易い?
そもそも、なぜ車の運転をしていると腰痛になるのでしょうか?これは、まずなによりも「座っている」事が原因です。上半身は、内臓や頭部など重いものが満載です。立っている状態であれば、この上半身の重みを、股関節や足の関節などを通じて下半身に分散する事が出来ます。
しかし、座っていると上半身の重みが腰に直接乗っ掛かって来る事になります。その結果、立っているときの2倍近くの重さが腰に掛かる為、腰への負担が大きくなるのです。
また、運転時は基本的にずっと同じ姿勢ですよね。同じ姿勢を続けいていると血行不良になり、腰痛を招きます。
そして、座っているときの重心の位置も腰痛に関係しています。立っているときは、背骨よりも少し前の位置に重心が来るため、身体の前と後ろのバランスを上手く保つ事が出来、腰への負担は少なめです。
しかし、座っているときは立っているときよりも重心が前に来るので、腰への負担が大きくなるのです。
運転中の腰痛対策
「運転に腰痛は付き物だから」、と腰痛を諦めていませんか?しかし、実は腰痛はきちんと対策をすれば怖く有りません!以下では、運転時の腰痛対策を紹介します。
正しい姿勢で運転!
まず何よりも大事なのは、正しいシートポジションかつ正しい姿勢で運転をする事です。これだけでも、腰痛は大きく改善されます。
車を運転する際は、シートには深く座り背もたれに身体がピッタリと付く様にしましょう。但し、これはシートの角度が合ってなければ意味が有りません。シートの角度は、深く座りヘッドレストに頭を付けた状態で、前方をストレス無く見れる角度に設定しましょうね。
なお、座った際に膝の位置が股関節よりも高くなると、腰の負担が増えてしまうので注意が必要です。
定期的にストレッチ!
上記で説明した様に、同じ姿勢を取り続けると血行が悪くなり、腰痛の原因となります。それは、正しい姿勢で運転をしていても同じ事です。そこで、長時間運転をする際は、定期的に休憩し、ストレッチをする事が重要です。
とはいえ、高速道路のパーキングエリアなどで人前で堂々とストレッチをするのも気が引ける・・・という方もいますよね。そこで、座っていても簡単に出来るストレッチの動画を紹介します。
参考:動画の最初の方はコントの様になっています。実際のストレッチは2分20秒を過ぎた頃から始まります。
エアコンを直接身体に当てない!
夏場の運転は、車内が非常に暑くなるので大変ですよね、車に乗っている間はエアコンをガンガンに効かせたいものです。しかし、エアコンの冷気を直接身体に浴びるのは腰痛の観点からすると、好ましく有りません。
吹き出し口から出て来る冷気を身体に直接浴びると、その部分が冷えて血行が悪くなります。血行が悪くなると・・・何度も出て来ている様に、腰痛になり易くなります。従って、エアコンを使う場合は身体に直接冷気が当たらない様に、向きを調整する様にしましょう。
目を休ませる!
運転時は、周りの車や歩行者に常に注意をしているので、目を酷使している状態です。特に、長時間運転したり、西日などで眩しい時には目を細めたりしていると、目に負担がかかります。
目に負担がかかると周りが見えにくくなり、ちゃんと見ようと無意識の内に前傾姿勢となってしまいます。そして、前傾姿勢になると腰への負担が増えてるので、結果として腰痛となります。
そこで、目が疲れて来たらコマメに休憩を取り、目薬をさしたり日よけにサングラスをかけるといった対策を取りましょうね。
腰痛を緩和するおすすめクッション
ここからは、腰痛を緩和するためのグッズをいくつか紹介します。
uLife低反発クッション
人間工学に基づいて設計された、低反発のランバーサポートです。運転時に腰や背中に掛かる圧力を、均一に分散し吸収してくれるので長時間座っていても疲れない様になっています。
ゴムバンドが上部に付いているので、簡単に車に取り付ける事が出来ますし、ファスナー仕様なので汚れても簡単に取り外して洗う事が出来ますよ。
EXGELモニートツーリングシート・クッション
エクスジェル(EXGEL)の自動車専用クッションです。3Dフィット構造で骨盤や腰椎などをサポートし、最も圧力のかかる箇所にジェル素材が使われているので、腰への負担を和らげてくれます。
また、生地にはクールマックスファブリックが採用されていて、汗を素早く吸収し速乾性にも優れているので、長時間の運転時も快適に過ごす事が出来ます。
クッションとしては値段が高いですが、それ相応の価値が有りますよ!
まとめ
いかがでしたか?運転時の腰痛は、楽しいドライブや仕事を頑張っている人の敵です。しっかりと対策をして、クッション等のグッズも活用し、腰痛を和らげられると良いですね。