車で掃除やお手入れすべき場所ってどこなの?それと、どうやって掃除すればいいかも知りたい。
大切な愛車ですから、やはりキレイに保っておきたいもの。しかしなるべく時間をかけずに、掃除やお手入れを終わらせたい気持ちもありますよね。
そんなあなたにお伝えしたいのは、車で掃除すべき場所は実は限られていることです。具体的な場所は、内装・外装それぞれ以下になります。
内装 | 外装 |
---|---|
天井 | ワイパー |
窓 | ミラー |
シート | ライト |
ハンドル・ダッシュボード | バンパー |
床 | タイヤホイール |
- | ボディ |
もしこの事実について知らなければ、なかなか掃除やお手入れが進まず、非効率的な時間を過ごしてしまうかもしれませんよ?
しかし、ご安心ください。今回の記事では車をきれいに仕上げるために必ず掃除・お手入れしておくべき場所を内装と外装に分けて、しっかりと解説していきます。
さらに具体的な掃除やお手入れの方法まで紹介しているので、愛車を大切にしたいと思っている人には必見の内容となっていますよ。ぜひ最後までご覧ください。
車を掃除する前に用意すべき8つのグッズ
車の内装と外装をキレイにするなら、掃除をする前にそれ相応の準備をしなくてはいけません。
具体的には「グッズの用意」が必要なのですが、主に以下のモノを用意しておくとしっかりと掃除ができますよ。
- 中性洗剤(食器用洗剤)
- 霧吹きスプレー
- ビニールシート
- タオル(複数枚)
- マイクロファイバータオル
- バケツ
- 歯ブラシ(使い古しでも可)
- 掃除機
中性洗剤はぬるま湯で薄めます。洗剤1に対してぬるま湯10の割合で混ぜて、霧吹きスプレーに入れてください。
様々な箇所の掃除やお手入れで使える汎用性の高いモノなので、多めに作っておくと良いでしょう
なお、掃除機以外は100円均一で手に入ることができますが、店舗によっては用意してない場合があるので注意しなくてはいけません。
一度の買い物ですべてを手に入れたいと思っているのであれば、事前に電話して確認すると良いでしょう。
なお代表的な100均一と言えば、「ダイソー」と「キャンドゥ」と「セリア」です。お近くの100円均一の支店を調べて、在庫を確認してみてください。
車の内装で掃除すべき5つのポイントと掃除方法
では早速、車の内装で掃除すべき5つのポイントを紹介しておきましょう。具体的には以下の通りです。
- 天井
- 窓
- シート
- ハンドル・ダッシュボード
- 床
なお、ゴミが落ちてきたりして、二度手間にならないように、上記のポイントを順番通りに掃除することをオススメします。
また掃除をする前には車内にあるものは全て出して、フロアマットを外した状態でいると効率的に掃除ができますよ。
では早速それぞれのポイントにおける掃除方法について、紹介していきましょう。
内装の掃除ポイント1.天井
シートにビニールシートを被せて防水をしたら、天井全体に薄めた中性洗剤をスプレーして、2〜3分待ちます。
その後、タオルをぬるま湯で濡らして、天井を拭きあげましょう。これだけで天井の汚れはバッチリ落とせますよ。
なお、以下の動画も天井の掃除をする上で参考になりますので、ぜひ参照してみて下さい。
内装の掃除ポイント2.窓
車の窓はフロントガラスとサイドガラス、バックガラスがありますが、掃除の方法はどこも変わりません。
ただ範囲が広くて、1番面倒なフロントガラスから手をつけるといいかもしれませんね。
掃除の仕方としては、まずは先ほど作った中性洗剤を薄めたモノをガラスに吹き付けましょう。
その後、水で濡らしたタオルで窓を拭きます。ムラがないように注意しながら拭きましょう。
湿り気がないほど拭き上げたら、マイクロファイバータオルで仕上げの拭き上げです。
なおマイクロファイバータオルは質の高いものを使えば使うほど、仕上げの拭き上げがきれいになります。
100円均一のものでもいいですが、仕上げをこだわりたいのであれば、以下のような商品を用意してみてもいいかもしれません。
- 商品名:「マイクロファイバー 車のバスタオル ブルー 600×1200mm 」
- 価格:1,354円(税込み 送料込み)
内装の掃除ポイント3.シート
まずはシートについたゴミを掃除機で全て吸い取ります。
いつも部屋の中で使っている掃除機を持ち込んでやるのも良いですし、小型のハンドクリーナーを使うのも良いでしょう。
場合によっては、ガソリンスタンドの掃除機を使うのもいいかもしれません。
掃除機でゴミを吸い取ったら、後は水で濡らしたタオルで拭き取りするだけです。シートの目に沿って拭いていくと効率的ですよ。
またシートベルトも意外と汚れているので、タオルで拭くことを忘れないようにしてください。
なお、濡れたタオルで落とせない汚れがあるなら、以下のようなシート専用のスプレーを使ってみると良いでしょう。
- 商品名:「オカモト産業(CARALL) シートクリーナー 布シートクリーナー 酸素系漂白剤プラス」
- 価格:548円(税込み 送料込み)
内装の掃除ポイント4.ハンドル・ダッシュボード
ハンドルやダッシュボードなどの樹脂部分は、手アカなど油分を含む汚れなので、中性洗剤を使用しないとキレイにはなりません。
お手製の中性洗剤スプレーをハンドルやダッシュボードにかけて、水で濡らしたタオルで拭き上げをしていきます。
そして各種スイッチやクーラーの風が出てくる場所にはホコリが溜まっているので、歯ブラシを使って掻き出すようにしましょう。
またメーターはファイバータオルでさっと拭いてあげると、かなりきれいになりますよ。
なお、以下の動画もハンドルやダッシュボードの掃除をする上で参考になりますよ。ぜひ参照してみて下さい。
内装の掃除ポイント5.床
まずはマットを取り外して棒状のもの叩き、ホコリを落とします。
あまりにもカビ臭い場合であれば、中性洗剤を薄めたスプレーをかけて、水濡れしたタオルで拭き上げましょう。その後に乾燥させると、カビ臭さが消えますよ。
マットを掃除したら、床の掃除です。掃除機やハンドクリーナーでゴミを吸い取りましょう。ハンドクリーナーなどで取れないようなゴミであれば、タオルで擦るといいですよ。
床がきれいになったら、マットをつけてすべての掃除が完了です。ちなみに床の掃除については以下の動画も参考になるので、ぜひチェックしてみて下さい。
車の外装でお手入れすべき6つのポイントと掃除方法
ここまでは主に車の内装の掃除方法について紹介してきましたが、ここからは外装に目を向けてみましょう。
具体的には以下のポイントのお手入れ方法について、解説していきますよ。
- ワイパー
- ミラー
- ライト
- バンパー
- タイヤホイール
- ボディ
ではそれぞれのポイントをどのように掃除すればいいのか、解説していきましょう。
外装のお手入れポイント1.ワイパー
ワイパーは汚れを落としてキレイに保っておかないと、使用時にガラスに傷が付きますし、ワイパー自体の寿命も短くなってしまいますので、欠かさずお手入れしましょう。
ただ難しいことをする必要なく、ワイパーの汚れは濡れたタオルで拭うだけでOKです。簡単にきれいになりますよ。
外装のお手入れポイント2.ミラー
フロントガラスやミラーが汚れていると、周りの光が乱反射して周囲が見えにくくなったり、曇りの原因となります。
内装の掃除でも使った中性洗剤を薄めたスプレーをかけた後に、濡れたタオルで拭き上げをしてキレイにしましょう。
外装のお手入れポイント3.ライト
ライトの表面が汚れていると、しっかりと照らす事が出来ないので危険です。
水で濡れたタオルで拭くだけでもかなりきれいになりますが、どうしても汚れが取れないのであれば、中性洗剤を薄めたスプレーをかけた後に濡れたタオルで拭き上げをしましょう。
外装のお手入れポイント4.バンパー
バンパーは小さなキズでも放っておくとサビの原因となります。小さいキズであれば、カー用品店で同色のペン型ペイントを購入して塗ればOKです。
- 商品名:「ソフト99(SOFT99) ペイント筆塗り タッチアップペン」
- 価格:405円(税込み 送料込み)
一方で、キズが大きい場合は下手に自分で塗ると目立ちますし、車の価値を下げてしまいます。整備工場等で塗装をしてもらった方が良いでしょう。
外装のお手入れポイント5.タイヤホイール
タイヤのホイールなどの金属パーツは、磨いておくだけで全体がキレイに見えます。
専門のクリーナーも販売されてはいますが、先程から何度も使っている中性洗剤を薄めたスプレーをかけて拭き上げをするだけでも、かなりきれいになりますよ。
どうしても専門のクリーナーを使いたいと思うのであれば、以下のような商品を使ってみてはどうでしょうか。
- 商品名:「洗車用品 クリーナー ブレーキダスト マグナショット 500ml PS60」
- 価格:528円(税込み 送料込み)
外装のお手入れポイント6.ボディ
中性洗剤を薄めたスプレーをかけていき、濡れたタオルで拭き上げていくという方法は他の部位と変わりません。以下の動画がボディを掃除をする上で参考になるでしょう。
ただ範囲が広い分だけ、かなり面倒な作業になるので、ガソリンスタンドでシャワー洗車をするのも良いですね。
ガソリンスタンドでシャワー洗車さえしてしまえば、ここまで紹介してきた外装の掃除は一発で終わることができますので、時間がない人にはオススメです。
【総評】月に一回は車の掃除やお手入れをしよう
ここまで車の内装と外装の掃除や、お手入れ方法について紹介してきましたが、最後に解説するのは「頻度」です。
結論から言いますと、1ヵ月に1度は上記で解説したような掃除や、お手入れをすることをオススメします。
もちろん掃除の頻度はどれだけ車を使うかによっても変わってきますが、週に数回乗る人やガレージなどに保管していない人はどうしても車が汚くなってしまいます。
だからこそ、月に1度は掃除やお手入れをすべきであり、定期的に行っていれば毎回大掃除にならないので、そこまで時間をかけずに終わらせることができますよ。
なお車内でタバコを吸う人は、内装の掃除だけは2週間に1度行うと良いでしょう。
そうしなければヤニが残ってしまい、何度掃除をしても取れなくなってしまいますよ。
車を買取してもらう時にタバコのせいで売却額が少なくなるので、なるべくならば隙を見つけて掃除をすることをオススメします。
まとめ
今回は車掃除しする時に必ず押さえておくべきポイントについて紹介してきました。
もし車をキレイに保ちたいなら、以下に示す箇所は1か月に1回は掃除・お手入れするようにしてください。
内装 | 外装 |
---|---|
天井 | ワイパー |
窓 | ミラー |
シート | ライト |
ハンドル・ダッシュボード | バンパー |
床 | タイヤホイール |
- | ボディ |
以上「車の内装で掃除すべき5か所と外装でお手入れすべき6か所」でした。最後までお読みいただきありがとうございます。