「お金がないけど、車が欲しい」「何とか車が手に入らないものか」と、なんとかするための方法を探っていませんか?
現時点で自分にお金がない事は重々わかっているものの、やはり「車が欲しい」という気持ちを抑えられませんよね。
普通に考えれば、お金がないと車は買えないと思うものですが、実はうまく立ち回ることさえできれば、お金がなくても車が買えることをご存知でしょうか。
具体的にはこれだけの方法があります。
- マイカーローンを利用して購入する
- カードローンを利用して購入する
- 親からお金を借りて購入する
- 貯金したお金で購入する
このように、お金がなかったとしても、車が買える方法は結構な数があるのです。
もしこの事実について理解していなければ、本当はチャンスがあったのにもかかわらず、「お金がないから・・・」という理由で、諦めてしまっていたかもしれませんよ?
しかし、ご安心ください。今回の記事ではお金がなくても車を買える方法をシンプルに解説しています。
最後には筆者オススメのとっておきの方法も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
車がほしいけどお金がない人がチャレンジすべき金策4選
ではさっそく、お金がなくても車を手に入れる方法について紹介していきましょう。
具体的には「お金がない状態でどうやって車を買うためのお金を工面するか」という点から方法を探っていきますよ。今回紹介する方法は、以下の通りです。
- マイカーローンを利用して購入する
- カードローンを利用して購入する
- 親からお金を借りて購入する
- 貯金したお金で購入する
それではそれぞれの方法について、詳しく解説していきます。
お金がない人向きの金策1.マイカーローンを利用する
お金がないなら「借金」をするのが、方法としては非常にシンプルです。車専用の借金である「マイカーローン」を利用しましょう。
マイカーローンを使えば、1円も払わなくても車を手に入れることができますよ。
マイカーローンは「ディーラー」や「金融機関(銀行)」と、貸し出すところが変わると性質も異なるので要注意です。違いとしては以下の通り。
商品名 | 金利 | 審査期間 | 審査難易度 | 融資可能金額 | 所有権 |
---|---|---|---|---|---|
ディーラーローン | 4~8% | 最短即日 | 比較的緩い | 最大で200万円程度 | ディーラー |
マイカーローン | 1.7%~5% | 1~2週間 | 比較的難しい | 最大で300万円程度 | 融資利用者 |
金利の違い等もありますが、特に注意すべきは「所有権」です。ディーラー提供のマイカーローンを組むと所有者は「ディーラー」になり、銀行だと所有者は「あなた」になります。
そのせいでディーラーローンの場合は、売却するときに自動車販売会社に許可をもらうなどの手間がかかるので、注意しなければいけません。
審査が通りやすいのはディーラーのマイカーローン
上記のようにディーラーローンは銀行に劣っている部分がいくつかありますが、絶対に車を手に入れたいと思うのであれば、ディーラーローンを使うのをオススメします。
なぜかというと、ディーラーローンの方が銀行のマイカーローンよりも審査が通りやすいから。
銀行のローン審査落ちしたからディーラーローン
— みるしぃ🍬⛄🐏🧪🥀🌟 (@mirucyta) June 22, 2017
これらの信用情報機関に登録されると、住宅ローン、自動車ローン(銀行のだけではなく、ゆるゆるのはずのディーラーローンすら)、教育ローン、銀行カードローンの審査が一切通らなくなります。
— かぺたん(アカペラP) (@acappellaP) March 27, 2018
このように銀行のマイカーローンがダメでも、ディーラーローンなら審査に通ることがザラにあるのです。後述する「頭金」を組み合わせると、さらに審査に通りやすくなりますよ。
また審査が早いという利点もあるので、なんとしてでも審査に通りたい(=車を手に入れたい)という人は、ディーラーローンを使うことをオススメします。
なお、過去数年以内にローンや携帯料金の支払いが2~3回延滞していると、さすがのディーラーローンも使えませんので、注意が必要です。
お金がない人向きの金策2.カードローンを利用する
車の購入費用以外にも、先立つものが欲しいと思う時に便利なのが「カードローン」です。
カードローンは利用目的に制限が無いので、車の購入資金としても利用可能ですよ。
大きくわけると、カードローンには以下のように3種類あります。
- 銀行系
- 信販系
- 消費者金融系
このうち「信販系」と「消費者金融系」のカードローンは、総量規制の対象となります。
総量規制とは、貸し出し金額を年収の3分の1までに制限する規定のこと
そのため、車の購入資金を満額借り入れることが出来ない場合があるので要注意です。
そもそも「総量規制」とは別に、先述した3種類のカードローン全てにおいて、貸し出しできる上限額が審査で決められます。
貸し出し金額は職業や年収、勤続年数等で判断され、先述したように過去に返済を滞納したことがあると、審査自体に通らない事もあります(一般的に銀行系の審査は厳しいです)。
そのため、車の購入資金を用意するなら、消費者金融系または信販系のカードローンとなるでしょう。どちらも審査は緩いですが、金利は18%近辺と高いので注意して下さいね。
なお、信販会社のカードローンはクレジットカードに付帯する機能の一つなので、利用前にクレジットカードを作ることになるのであしからず。
お金がない人向きの金策3.親からお金を借りる
困った時に頼れるのは「親」だけです。頭を下げて借金のお願いをしてみましょう。
実際に以下のように親に頼って、車を手に入れようとする人は結構いますよ。
ハリコンハリコン言ってたけど…私そろそろ車の買い替え考えなきゃだった…親にお金借りる予定だけど(´・ω・`)軽自動車とは言え安くはないし…な(´д`)
— Ann Azuki (@azuki_bowwow) November 23, 2016
車は親と同時に買うことを理由に親から利子無しでお金借りるから諦めるは無理なんだな………え。泣いてもいいですか…
— とーか@れもん (@Toka__nana) March 5, 2018
ただ、車は高い買い物となるので、購入金額分を貸せる財力が親にあればの話にはなります。
お金がない人向きの金策4.我慢してお金を貯める
親にお金を工面してもらえそうにないなら、「貯金」という至って単純な方法しかありません。
「貯金出来ないから、お金が無いんだ」と言われると、お手上げなわけですが・・・。念願の車を買うために、もう一度努力してみましょう。
将来的に車を買うための貯金のコツ
貯金の方法は「500円玉貯金」でも、銀行の「積立預金」でも何でも良いです。貯金しやすい方法を選択しましょう。
貯金のコツは、収入があったらすぐに貯金をすることです。お金が余ったら貯金する、というスタンスでは一向にお金は貯まらないでしょう。
貯金の目標額がマイカーローンを使うかどうかで変わる
また「車を買うためにどれくらい貯金をすれば良いのか?」という部分についてですが、これは、購入方法つまり「現金一括」か「マイカーローン」どちらにするかで変わります。
現金一括で購入する場合は、欲しい車の価格となりますね。もちろん、税金や登録代行手続などの購入諸費用分として、15~20万円ほどは多めに貯金しておきましょう。
問題はマイカーローンを選択する場合です。この時「頭金をどれくらい用意すれば良いのか?」という問題が発生します。
先述したように頭金が多ければ多いほど、ローンの審査には通りやすくなりますが、だからといって審査に必ず通る頭金の目安はありません。
なぜなら、マイカーローンの審査は、頭金や年収、勤続年数などの多数の項目を総合的に判断して行われるから。
目標とする金額が無いと貯金しにくいですが、頭金を多く用意する事で車両購入後のローン返済は確実に楽になります。
とりあえずまずは諸費用分である10~20万円を貯め、車両価格をマイカーローンだけで賄える状況を目指しましょう。
【補足】車がほしいけどお金がない人が試すべき激安中古車の探し方
上記の方法でなんとかお金を工面することができたなら、次は車選びです。お金を用意できるようになったとはいえ、そこまで大金が用意できるとは限りません。
だからこそ、なるべくなら少しでも安い車を探すことが必要になってきます。
中古車情報サイト「グーネット」を使えば、30万円程度で販売されている中古車をカンタンにピックアップできますよ。
※画像出典:グーネット「中古車絞りこみ機能」より
「グーネット」のトップページにアクセスしたら、青丸で囲った「詳細検索」をクリック。すると、以下のような画面が。
※画像出典:グーネット「中古車絞りこみ機能」より
ここで自分の求める予算額を入力しましょう。なお「支払総額」をクリックしておくと、諸費用込みで予算内で済む車に絞りこめますよ。
※画像出典:グーネット「中古車絞りこみ機能」より
すると上記のように、予算内で買える車だけが表示されるようになります。
ただ年式は古く、走行距離も長めの車が多く、あくまで車を選り好みしない、というのが条件になりますね。
さらなる安さを求めるならオークション代行を利用するのも可能
中古車を購入できる場所は、中古車販売店だけではありません。
業者内の「カーオークション」を利用して、購入する事もできますよ。
販売店を介さない(利益を上乗せされない)分だけ、中古車を安く購入することが可能になります。
ただし、あくまでも”業者内”オークションですので、参加資格のある業者しか参加出来ません。
そのため、オークションに出品されている車を狙うなら、代行業者に依頼する事になります。代表的な会社は以下の通り。
仕組み的には中古車を安く手に入れられますが、代行手数料などもかかるうえに試乗もできないので、あまりオススメできる購入方法ではありません。
普通に「グーネット」などの中古車サイトを使って、安い中古車を探すことをオススメします。
【総評】お金がない人が車をほしがるのはリスクがある
ここまで「お金がないけど、車が欲しい」という人のための対策方法について紹介してきましたが、1つだけ注意しなければならない点があります。
それは、本来お金がない人が無理をして車を手に入れる時、どこかで必ず「しわ寄せ」が来るということです。
つまりは、ノーリスクで車を手に入れる事はできない、ともいえます。
マイカーローンを使うのであれば毎月の支払いが発生し、その支払いが延滞すれば最悪の場合、車を没収されたりします。
またノーリスクと思われる「貯金」にも、まったくリスクがないというわけではありません。
無理して貯金を続けていけば、毎月使えるお金がなくなっていくので「豊かさ」がなくなってしまうという一面もあります。
このようにお金がない状態で車を買うことは、何かしらのリスクを背負うということを忘れないようにしてください
お金がない状態でもリスクを極力低くして車を手に入れる方法
とは言え「お金がない状態で車も欲しい」そして「リスクを極限まで少なくしたい」と思うのが人の性というもの。
最低限リスクを少なくした上で、車を買いたいと思っているのであれば「残クレ」を使ったうえで、安い中古車を購入してください。
残クレとは「希望する分割回数」と「後で支払う金額(残価)」を設定して、毎月支払っていく金額を下げるというディーラーローンのこと
言葉にするとわかりにくいので、図にまとめてみました。以下をご覧ください。
このように残クレを使えば、月々の支払いを少なくした上で目当ての車を購入できるというわけ。もちろん、デメリットもあるので要注意ですよ。
「所有者が自動車メーカー」「設定した支払期間が終わると、残った分を一括で払うか、それともローンで支払っていくか選択肢を迫られる」という一面もあります。
しかし審査難易度も高くなく、月の支払いが安くなるので、安い中古車を残クレで買うと、さまざまなリスクを極限まで低減できるのです。
「お金がないけど車が欲しい」と思っているなら、先述したように「グーネット」で安い車を見つけて、「残クレ」で購入することをオススメします。
まとめ
以上、今回はお金がなくても車を買う方法について紹介してきました。具体的な方法を挙げると、以下の通りです。
- マイカーローンを利用して購入する
- カードローンを利用して購入する
- 親からお金を借りて購入する
- 貯金したお金で購入する
お金がなかったとしても、何とか車を買う方法はいくつかあるということをご理解いただけたと思います。
なかなか予算がないけれども、車を買いたいと思っている人は、今回紹介した知識をぜひ参考にしてみてください。