自動車を購入する前にディーラーでカタログを眺める事が有りますよね。この自動車のカタログですが、実は値段が付いて販売されているんです。
知らなかった人も多いのではないでしょうか?
なぜディーラーなどで無料で貰えるカタログが販売されているか?以下詳しく見ていきます。
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自動車のカタログが販売される理由
自動車のカタログが販売される理由は以下の通りです。
- コレクション
- 車を購入した思い出
- 旧車のカタログの需要 等
このような理由から、自動車のカタログには一定の需要が有り、販売が行われています。
コレクション
車が好きな人って結構いますよね。車が好きな人にとって、自動車のカタログはコレクションしたいアイテムの1つです。自動車そのものを集めるわけにはいきませんからね。
カタログの楽しみ方は人それぞれです。颯爽と走行している写真を楽しむ人もいれば、諸元表を見比べて楽しむ人もいます。
また、コレクションとまではいかないにしても、高級車のカタログが欲しい人もいます。カタログを眺めるだけで高級車に乗っているような感覚を味わえるのも自動車のカタログの魅力の1つでしょう。
自動車を購入した思い出
自動車は非常に高い買い物です。値段が張る分、オーナーの思い入れも強くなるものです。購入した思い出としてカタログが欲しい人は少なく有りません。
また、車自体は売却してしまうと何も残りませんが、カタログは手元に残りますよね。自分の自動車購入の歴史をカタログは物語ってくれるわけですから、思い出の1品として最適なアイテムと言えるのではないでしょうか。
旧車のカタログの需要
コレクションとも言えますが、廃盤となった旧車のカタログが欲しい人もけっこういます。旧車好きの人をはじめとして、今自分が乗っている車の初代の車はどんな車だったのかを知りたい人など、旧車のカタログには一定の需要が有ります。
また、カタログが廃盤となっている事も有り、プレミア価格が付く場合も有ります。売却目的で集める人もいるかもしれませんね。
カタログの買取・販売店が有る
こうした自動車のカタログの需要を利用して、カタログの買取・販売を行っているお店も有ります。例えば「古書 青木書店」です。
こちらの店舗では乗用車だけでなく、二輪車やトラックなどのカタログも取り扱っています。
ちなみに、高値で販売されているカタログの一例は以下の通りです。
- 日産の消防車・・・150,000円
- 日産のダットサン・スポーツ・・・100,000円
- トヨタのクラウンエイト(v8-wide saloon vg10-a)・・・50,000円 等
基本的に古いカタログに高値が付けられているようです。古いカタログを持っている人は試しに買取してもらってみてはいかがでしょうか。
【参考】自動車のカタログの注意点
自動車を購入する時に、まずカタログを貰う人が多いはずです。購入候補を見比べて購入する車を決定するために有用ですからね。
ただカタログを貰う時には注意して欲しい事が有ります。それは、基本的にカタログには1車種に3種類のカタログが有る事です。
- ① 性能表示のカタログ
- ② オプションカタログ
- ③ 値段表
多くの人は①の性能が表示されているカタログだけを貰ってしまいます。これではオプションの種類やオプションを付けた場合の価格などが分かりません。最終的な意思決定を行う為には3種類のカタログを貰うようにしましょう。
また、カタログを見るだけで車を選ぶのはダメです。もちろん、カタログに掲載されている情報は正しい内容です。しかし、実際の走行時のフィーリングや運転席・後部座席などに座った時に感じる広さ・快適さはカタログからは分かりません。
カタログは車選びには重要なアイテムですが、実際に試乗して色々と確かめてから車を購入するようにしましょう。