ダイハツのミラ(Mira)は、「元祖ダイハツ!」とも言える軽自動車です。30年を超える長いミラの歴史の中で多くの人気派生モデルを生み出してきた、軽自動車人気の立役者でもあります。
以下では、ミラの中古車買取情報やユーザーからの評判を見ていきましょう。
中古車買取相場予想
(2015年10月27日 現在)
参考媒体 | 形態 | 価格(単位:万) |
---|---|---|
価格.com | 個人売買 *1 | 17~95 |
カーセンサー | 買取相場 | 28.5 |
Goo-net | 市場価格 | 31.6 |
ミラの平均的な中古車買取相場は、14万~30万円と予想されます。(*2)
*1 価格com-ヤフオク予想買取価格より。
*2 上記3媒体の「個人間売買」「実際の買取価格」「市場価格」から判断した予想額。
なお、上記は年代等を考慮していない車全体の平均買取価額の予想です
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
新車価格帯 | 88万〜102万円 |
車種 | 軽自動車 |
燃費 | 21.6km/L〜24.2km/L |
排気量 | 0.658L |
エコカー減税 | 取得税40%+重量税25%(2WD) |
乗員 | 4人乗り |
ドア数 | 5ドア |
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1530mm *1 |
パワーウェイトレシオ | 12.93kg/ps *1 |
*1 X-special 2WDの場合
燃費について
ミラのカタログ燃費は、21.6km/L〜24.2km/Lです。実燃費は「街乗りで13〜15km/L・高速道路で19〜21km/L」程度です。平均して16〜17km/L程度は走るでしょう。
最近の燃費性能が優秀な軽自動車と比べると、少し物足りない感じですね。
ピックアップポイント
ミラの知らないと損する重要ポイントを紹介していきます。
■余分な物を排除しゆったり!■
内装は至ってシンプルで、余分な物を全て取り払った感じがします。それでも物足りないという感じはせず、逆に内装もゆったりとし落ち着く空間に仕上がっていますね。
大人4人が乗っても十分にゆったりと寛ぐことが出来ます(ただし、大人4人が乗ると若干力不足になるのは否めません)。
■気の利いた収納■
収納は「あったら良いな」というものが揃っています。インパネセンターボックスやショッピングフックは無くてもあまり困らないですが、あると結構重宝してしまう嬉しい収納ですね。
■MT仕様のみ■
ミラは派生車の人気が強いことなどから、市場から陰をひそめつつあります。先般の仕様変更により、従来あったAT仕様車は廃止され5MTのみの設定となりました。
MTが主流だったころの比較的高齢の女性なら問題ないでしょうけど、最近はATが主流なので若い女性にとっては手を出しにくいと言えますね。
ミラの変遷
ダイハツのミラは1980年に初代が発売されたハッチバック型の軽自動車です。ミラの名前は「Mira=(イタリア語で)羨望」から来ています。スズキのアルトを良きライバルとしていましたが、ミライースなどの登場により最近は影を潜めつつあります。
初代の名称は「ミラ・クオーレ」でしたが、1982年のマイナーチェンジで「ミラ」となりました。
1985年のフルモデルチェンジで2代目が登場。後期型ではパルコとのコラボにより「ミラ・パルコ」という女性仕様車が発売されています。
4代目(1994年〜)では、デザインが一新され丸みを帯びた外観となりました。この頃にダイハツが発売したムーヴの人気が強く、ミラは苦戦をし始めました。
1998年にはサンリオとのコラボにより「ハローキティ・バージョン」(特別仕様車)が発売されました。
その後もモデルチェンジを繰り返し、2006年のフルモデルチェンジで7代目となりました。
2007年には日本カーオブザイヤー「ベストバリュー賞」を受賞しています。
2009年4月には「X Limited ER」を発売。
2010年にはスバルに「プレオ」としてOEM供給を始めています。
2013年2月の仕様変更により、ミラは「X Special」の単一グレード(5MTのみ)となりました。
ミラの口コミ
・室内の広さは大満足です!後部座席も広すぎるくらいです。運転がし易く、小回りが利く点も気に入っています。
・燃費が良いです!ドアがほぼ90°開くのもいいですね。
・良くも悪くも年配の方向けの車だと思います。
・パワーが足りてないと思う事がよくありますね、、、大人が4人乗ると苦しそうです。高速道路では追い越し車線とは無縁です 笑
・MT設定しかないのが残念。軽自動車は女性の方がよく乗るだろうからATも出して欲しいですね。
・タコメーターが欲しかった・・・。MTなのになぜないんだろう。
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