出典:favcars
ルノーのKANGOOは、ファミリーユースだけでなくビジネスユースにも使える万能モデルです。実用性が高くスタイルも個性に溢れている為、日本でのルノーの中核を担う人気車種となっています。
以下で、カングーの中古車査定予想価額や評判について見ていきましょう。
中古車買取査定相場予想
(2015年9月7日 現在)
参考媒体 | 形態 | 価格(単位:万) |
---|---|---|
価格.com | 個人売買 *1 | 103~240 |
カーセンサー | 買取相場 | 106.8 |
Goo-net | 市場価格 | 116.9 |
ルノー カングーの平均的な中古車査定相場は、95万~109万円と予想されます。(*2)
*1 価格com-ヤフオク予想買取価格より。
*2 上記3媒体の「個人間売買」「実際の買取価格」「市場価格」から判断した予想額。
なお、上記は年代等を考慮していない車全体の平均買取価額の予想です
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
新車価格帯 | 215万~241万 |
車種 | プチバン |
燃費 | 未公表 |
排気量 | 1.197L〜1.460L |
エコカー減税 | 不適合 |
乗員 | 5人乗り |
ドア数 | 6ドア |
全長×全幅×全高 | 4280×1830×1810mm*1 |
パワーウェイトレシオ | 13.90kg/ps*1 |
*1 ルノーカングーゼンATの場合
燃費について
カングーの燃費性能はカタログでは公表されていません。実燃費は街乗りで9〜11km/L程度、高速道路で12〜14km/L程度です。
実用性は高いのですが、燃費面については一歩劣る感じですね。なお、ガソリンはハイオク仕様なので、燃料代は結構かかるという心づもりが必要です。
ピックアップポイント
カングーの知っておきたいポイントを厳選して解説していきます。
■走りは非凡になりきれず■
カングーはあくまでも実用性と居住性に重きを置いた車です。車両重量が1400kgを超えているにも関わらず105psの1.6Lエンジンなので、力不足は否めません。走りを重視する人には物足りないかもしれないですね。
ただし、ハンドリングや乗り心地は良好で、日常使いする分には不満を感じることはないでしょう。
■実用性は抜群■
収納の数や配置は合理的かつ利便性に優れています。特に国産車では見かける事が殆どない「3連式オーバーヘッドボックス」は重宝します。
荷室スペースも用途に応じてアレンジが出来るので使い勝手も最高です。
■高い居住性■
外観は実に個性的なフォルムをしていますが、乗車してみるとそれが高い居住性に貢献していることが分かります。
後部座席はスライドやリクライニング機能は無いものの、足下や頭上のスペースは十分に確保され、シートのクッション性もいいので長時間のドライブも苦になりません。
カングーの変遷
ルノーのカングーはルノージャポン株式会社から、2002年3月に小型MPVとして日本で発売されました。本国フランスでは乗用モデルと商用モデルが存在していますが、日本では商用モデルは販売されていません。
カングーという名前は、由来が公式には発表されておらず、造語だとも言われています。
発売当初はハッチバックドアだったのですが、翌年にマイナーチェンジされ、現行まで続いている観音開きが出来るダブルバックドアが導入されました。
2009年にフルモデルチェンジをし「カングー2」が登場。従来は全長が4mを切るコンパクトサイズでしたが、現行は4200mm前後と国産のプチバンと比べると大きなサイズとなっています。その為、ファンからは「デカングー」とも呼ばれています。
2015年8月には「ラポスト(特別仕様車)」が発売されています。
カングーの口コミ
・実用性の高い車なのに、オシャレ感もしっかりと備わっているのが嬉しいですね。実用性は外車の場合あまり期待出来ないのですが、カングーはその点ではかなり優れていると思います、
・他の車に乗っているとリアワイパーを敢えて動かすことはあまりないですが、カングーはワイパーを使っている時にバックに入れると、自動でリアワイパーも動いてくれるので視界が良くなります。
・かなり独特な車なので、ライバルと言える車がないのがいいですね。長く乗っていても飽きない車だと思います。
・パワーが絶対的に足りていません。出足はとても悪いですし、特に4名乗車時の上り坂はキツいです。また、サイドブレーキがL字型なので若干違和感があります。
・車幅が大きいので、車庫入れが苦手な人は結構苦労します・・・。
・燃費が悪い!力が足りない!車体が大きい!不満は色々ありますが、それでも満足度も高いです。良い点悪い点相殺して丁度いい感じ、とも言えますね。
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