TOYOTA クラウンの中古車買取情報や特徴を解説！

クラウンはトヨタが誇る純国産の高級セダンで、1955年に登場してから「いつか乗りたい憧れの車」として認知されて来ました。

2000年代には、セダン人気の衰退を巻き返すべく大きな変貌を遂げ、現在はロイヤルやアスリート、ハイブリッドなど様々な人気車種が用意されています。

以下で、クラウン（アスリートが基本）の中古車買取情報や特徴を見ていきましょう。

中古車買取相場予想

（2015年9月2日 現在）

クラウンの平均的な中古車査定相場は、151万~203万円と予想されます。（*2）
※価格com及びカーセンサーについては、クラウンアスリートの相場を記載し、Goo-netはクラウン全般の相場を記載しています。

*1 価格com-ヤフオク予想買取価格より。

*2 上記3媒体の「個人間売買」「実際の買取価格」「市場価格」から判断した予想額。

なお、上記は年代等を考慮していない車全体の平均買取価額の予想です

スペック

燃費について

クラウン（アスリート）のカタログ燃費は9.6km/L〜23.2km/Lとなっています。ハイブリッド車があるのでカタログ燃費の幅が広くなっています。ハイブリッド車の燃費はLサイズセダンでも優秀なレベルですね。

実燃費は、ハイブリッド車の街乗りで15〜16km/L程度、高速道路で18〜20km/L程度です。ガソリン車の場合は、街乗りで5~6km/L、高速道路で7~8km/L程度となります。

なお、3.5Lガソリン車はハイオク仕様で、それ以外はレギュラーガソリンを使用することになります。

ピックアップポイント

クラウンの知っておきたい特徴点を紹介していきます。

■運転がし易い様に配慮■
車両自体は大きく感じますが、実際に運転してみると取り回しは抜群によく、車両感覚も掴み易いです。後方視界は良好で、パノラミックビューモニターを装備する事で、バック動作も安心してすることが出来ます。

また、スイッチ類がタッチパネル方式を採用していて、表示が大きいので運転中も直感的な操作が行えます。

■高級車に相応しい居住空間■
室内はボディが大きいこともあり、ゆったりとした空間が確保されています。大人4名が乗車しても窮屈さは無く、材質や細部の作り込みは「さすが高級車」という感じが伝わって来ます。

■安全装備は万全■
ドライブスタートコントロール（ブレーキとアクセルの踏み間違いによる急発進を抑制）やクリアランスソナー（超音波センサーによってて障害物を検知し、接近部位をディスプレイに表示するとともにブザーを鳴らす）といった最新の安全設備が備わっています。

また、予防設備だけでなく、乗員や歩行者の被害を軽減するなどの衝突安全装備も充実しているので安心出来ますね。

クラウンの変遷

クラウンは1955年に発売されたセダンで、トヨタを代表する車種の一つです。国外メーカーとの提携無しで作り上げていることで話題を呼びました。

過去にはワゴンやライトバン、ピックアップトラックなども発売されていました。

1974年のフルモデルチェンジ（5代目）で、初めてロイヤルサルーン（Royal Saloon）のグレード名が登場し、現在まで続くロイヤルシリーズとして様々なモデルが発売されて来ました。

1983年のフルモデルチェンジ（7代目）に伴い、スポーティさをウリにした「アスリート」が登場。また、12代目（2003年）にはゼロクラウンが発売され、従来のクラウンのイメージを刷新するデザインとなり、エンブレムも変わりました。

13代目（2008年）ではハイブリッド車が発売され、燃費性能が一気に向上。2012年のフルモデルチェンジで現行の14代目となり、スポーティさにさらに磨きがかかり、ゴージャスさもとことん追求されています。

なお、クラウンはタクシー・パトカー・教習車などとして使われることが多いことでも有名です。

クラウンの口コミ