ラジオをつけていて、CM中に「くるまたかし」というフレーズをやたら聞くのだけど、いったい何なの?妙に気になる…
「くるまたかし」というインパクトのある名前なので、一体どんなサービスなのか気になりますが・・・名前だけではなかなか想像つきませんよね。
くるまたかしは一言でいうと、車査定を「一括」でできるウェブサイトで、一般的に「車一括査定サイト」とカテゴライズされています。
下記のような仕組みで運営されており、「くるまたかし」も同じ仕組みです。
車一括査定サイトはネット上で「車」と「あなたの情報」を入力すれば、条件に合う買取業者が自動的にマッチングされて、各社にむけて一気に査定依頼が行えます。
効率的に複数社の査定を手に入れ、競合させることもできるので、時間と手間をかけずに高価買取してくれる業者をピックアップすることが可能。
しかし、車一括査定サイトを使うと、査定の対象になった買取業者から一気に連絡がかかってきます。以下のような口コミ、見たことありませんか?
軽い気持ちでネットの車買取査定の同時申し込みをしたら、申し込みボタンを押した瞬間にTELがかかってきました。入力した電話番号に自動でかける仕組みになってるんだろうけどちょっと驚いちゃった…(;´Д`)
— おしょ~ (@osho777) July 8, 2016
戯れに一括査定を申し込んだら1秒掛らずに電話掛かってきて電話切り終わるまでに30件の不在着信あって怖いから3分くらいで解除した。
— あさキチ (@Fuji_komine) May 21, 2018
一括査定に出したら1時間で58件も着信があった
ナニコレコワイ— 兄(あに) (@ani96ani) May 22, 2018
「くるまたかし」も車一括査定サイトなので、仕組み的にどうしても買取業者から連絡が一気にかかってきます。
しかし今回実際にくるまたかしを使ってみたところ、一気にかかってくるだけで連絡の数は多くなかったですね。(申込みする地域や車種、タイミングによっても変わると思いますが)
以下は実際に「くるまたかし」を利用した時の着信履歴です。
このように今回の記事では、車一括査定サイト「くるまたかし」を実際に使ってみてわかった特徴や、申込み後にかかってくる連絡回数を解説していきます。
くるまたかしの申込みから連絡がかかってくるまでの流れも解説しているので、これから使ってみたい人と思う人、興味がある人は、ぜひ最後まで目を通してみてください。
一括査定サイト「くるまたかし」の基礎情報
この章では一括査定サイト「くるまたかし」の基礎知識を解説していきます。
「くるまたかしの申込み方法が知りたい」という人は、次の【くるまたかし申込みの流れ(依頼~業者から連絡がくるまで)】まで飛ばしてもらって構いません。
また「一括査定の使い方は大体わかるので、連絡回数が気になる」という人は、【くるまたかしの一括査定を実際に利用してみた結果】まで飛ばしてください。
「くるまたかし」を運営する会社の概要
一括査定サイトである「くるまたかし」は、ラジオCMを使ったプロモーションに力を入れています。
ラジオを日頃からよく聞いている人には、「あ、このCM聞いたことある・・」と思うのではないでしょうか。
そんな「くるまたかし」ですが、運営している会社は「株式会社くるまたかし」ではなく、実は全然違う名前です。
運営会社 | 株式会社カービュー |
所在地 | 〒106-0032 東京都港区六本木一丁目4番5号アークヒルズサウスタワー |
設立年月日 | 1996年9月 |
公式ホームページ | https://kaitori.carview.co.jp/satei/kurumatakashi/ |
一括査定サイト「くるまたかし」を運営するのは「株式会社カービュー」です。
同じく一括査定サイトとして有名な「カービュー」も、実は株式会社カービューが運営しています。
設立から20年以上経つ会社なので、一括査定サイトの運営元として十分な信頼があると考えて問題ないでしょう。
そもそもカービューは超・大企業「ソフトバンク」の子会社から始まり、現時点では同じく大企業の「ヤフー」の子会社です。
親会社が誰もが知る「ヤフー」なのですから、信頼性は抜群だといっても過言ではありません。
くるまたかし利用の流れ(依頼~業者から連絡がくるまで)
ここまで「くるまたかし」の基礎的な知識を紹介してきましたが、ここからは実際に利用する際の流れを紹介していきましょう。
一括査定サイト「くるまたかし」を使う流れをカンタンにまとめると、以下のような感じになります。
勘違いしてはいけないのは、買取業者から連絡が来たあとは、買取業者とあなたが直接やりとりすること。
つまり、くるまたかしが査定そのものに関わることはないのです。
あくまでも、くるまたかしは買取業者と私たちをつなぐ「橋渡し役」に徹しているのだと覚えておきましょう。
「くるまたかしが査定してくれる」「くるまたかしが買取する」と勘違いしがちですが、全然ちがいますのでご注意を。
では、くるまたかしの一括査定を実際に利用する際の流れを、実際の画面を確認しながら見ていきましょう。
※出典:くるまたかし「申込みページ」より
まずは「くるまたかし」の一括査定申込みページへとアクセスします。
TOPページすぐ下に入力画面が出てきます。
※出典:くるまたかし「申込みページ」より
上記の画面になったら、売却しようと思っている車の情報を入力していきます。
「メーカー名」「車種名」など色々な項目がありますが、全てクリック方式になっているため、サクサクと入力できるのでご安心を。
車両情報の入力が終われば、個人情報の入力です。
こちらは手打ちになり、少し時間がかかりますが、これを打ち込みさえすれば他に入力することはないので、サッと入力してしまいましょう。
※出典:くるまたかし「申込みページ」より
個人情報まで入力すると「お聞きになったラジオ局を選択」という項目が出現します。
もし覚えていないのであれば、馬鹿正直に書く必要はないですが、覚えているのであればきちんとチェックしておきましょう。
そしてチェックができたら、オレンジ色の「【無料&簡単】確認画面へ進む」をクリックします。
※出典:くるまたかし「申込みページ」より
ここまでくれば、最終確認画面ともいえるページになります。
自分が入力した車両情報と、個人情報を間違っていないかもう一度確認しましょう。
また、上部には査定の対象となる会社も表示されています。
もし既に査定をうけたことがある会社がいるなら、ここのチェックを外しておきましょう。
これで「同じ会社にもう一度査定してもらう」というトラブルを避けることができますよ。
問題なければ、オレンジ色の「【無料&簡単】査定お申し込み」をクリックします 。
※出典:くるまたかし「申込みページ」より
無事にこの画面が表示されれば 申込みは完了です。後は業者から連絡が来るのを待ちましょう。
実際に利用してみた結果(連絡は何件?どんな内容?)
では「くるまたかし」を申し込みしたあと、どんな結果が待っていたのか紹介していきましょう。
結果を振り返るうえで「連絡回数」「連絡内容」という2つの要素に注目しながら解説していきます。
なお、今回は地方(どちらかというと田舎)を対象にした申込みのため、都市部の方が利用すると、全然違う結果になる可能性もあります。
どんな地域でも適用される結果ではないため、「くるまたかしを申込むと、こんなこともある」といった具合でとらえてもらえると幸いです。
かかってくる連絡の回数は9回
くるまたかしを使うと、買取業者から何件ほどの連絡がかかってくるのでしょうか。
着信履歴をキャプチャーしていますので、ご覧ください。
平日の昼休み直前に申込みをしたのですが、依頼完了とともに一気に連絡がかかってきましたね。
頑張って連絡をとりつづけ、結果的には連絡回数は「9回」になりました。
連絡をかけてきたのは4社だったのですが、連絡に出れなかったというのもあり、9回という回数になりました。
もし連絡をして相手が出てくれない場合、少し間を開いて連絡かけてくるのが普通と思いませんか?
しかし今回に限っては、すぐさま連絡をかけ直してきていましたね。
もしこのまま連絡に出れないことが続いたら、9回という数字にはならなかったでしょう。
連絡回数「9回」は多いの?少ないの?
くるまたかしに申し込みした後、9件の連絡がかかってきました。
もしかすると、初めて一括査定サイトを使う人からすると、9件は十分に多いと思うでしょうね。
しかし実のところ、一括査定サイトの中では、くるまたかしの連絡回数はかなり少ないのです。
「カーセンサー」を使ったときは、くるまたかしとは比にならない数の連絡がかかってきましたよ。
証拠といってはなんですが、以下の着信履歴を見てください。
申込みと同時に30分間も連絡ラッシュが起こり続けたので、まともに対処するのも難しいかったですね。
カーセンサーは「同時査定数」「提携数」ともに圧倒的な数値なので当然といえば当然ですが。
このようにカーセンサーの結果と比べると、くるまたかしはまだ「良心的」ともいえる連絡回数といえるわけです。
かかってきた連絡はどんな内容だった?
くるまたかしで申込みをすると、買取業者から連絡がかかってくるのですが、どんな会話内容になるのでしょうか。
どこの会社も基本的に一緒の内容で、具体的には以下のような会話になります。
- 「突然のお連絡、失礼します。株式会社●●です」
- 「インターネット経由での査定申し込み、ありがとうございます」
- 「査定をする時間を決めたいのですが、1時間ほどとれる日はいつですか?」
上記の内容以外は、話が広がることはありません。
とにかく「査定日」さえ決まればいいのでしょう、決まりさえすれば連絡が切れます。
実際に連絡してくるスタッフも営業マンではなく「査定日を決めるだけの専用スタッフ」といった感じなので、セールストークもゼロでしたよ。
なぜ連絡回数が少ないのか改めてかんがえてみた
車一括査定サイトの印象について調べてみると、以下のような口コミをかんたんにみつけることができます。
軽い気持ちでネットの車買取査定の同時申し込みをしたら、申し込みボタンを押した瞬間にTELがかかってきました。入力した電話番号に自動でかける仕組みになってるんだろうけどちょっと驚いちゃった…(;´Д`)
— おしょ~ (@osho777) July 8, 2016
戯れに一括査定を申し込んだら1秒掛らずに電話掛かってきて電話切り終わるまでに30件の不在着信あって怖いから3分くらいで解除した。
— あさキチ (@Fuji_komine) May 21, 2018
一括査定に出したら1時間で58件も着信があった
ナニコレコワイ— 兄(あに) (@ani96ani) May 22, 2018
「連絡回数が異常」「申込みと同時に連絡ラッシュが来る」と書かれていることが多いですね。
筆者も一括査定サイト「くるまたかし」を実際に使うと、口コミ通りの結果になると思っていましたが・・・結果としては連絡回数9件でした。
確かに口コミにあるように申込みと同時に連絡がかかってきましたが、件数的には抵抗を感じるほどではなかったです。
以上を踏まえて、くるまたかしの連絡件数が少なくなったのか、あらためて考えてみましょう。
業者からかかってきた連絡をキチンと出ることができたというのが、まず考えられる要因です。
連絡に出ていなかったら、もう少し連絡回数が増えていたことでしょう。
しかしそれ以上に大きいのが、筆者のいる地域が「地方(福岡県の田舎)」だからです。
つまり筆者が住む地域には、くるまたかしと提携する業者が周りに居なかったというわけ。
実際に以前「くるまたかし」と同じ運営元である「カービュー」を利用した際も、連絡回数はそこまで多くなかったです。当時の着信履歴は以下の通り。
一方で同じ田舎でも「カーセンサー」を使った時は、30分間ずっと連絡ラッシュが起こりました。
そのため、先述した「提携数」「同時査定数」が、少なからず連絡回数に影響しているのも間違いないでしょう。
そう考えると、「連絡回数が少なくなれば使うのに・・・」と希望を持つ人、つまり一括査定の初心者と「くるまたかし」の相性は良いのではないでしょうか。
なお、連絡がかかってくるなんて言語道断!こそっと査定してもらいたい!・・・という人は、以下の記事をチェックしてみてください。
まとめ
今回、ラジオCMで耳にすることも多い「くるまたかし」を実際に使ってみてみました。
どれくらいの連絡がかかってくるのかが気になるところですが、結果としては以下の通りです。
連絡回数は9回と「くるまたかし」は一括査定サイトの中では、そこまで連絡がかかってこない部類でした。
もちろん、申込みをする地域や、車種によっても結果は異なるのは間違いないですが、カーセンサーよりは連絡回数が少なくなります。
そのため「連絡ラッシュだけは避けたい」という人には、相性の良いサイトとなってくれるでしょう。
「くるまたかし」を使ってみようか考え中なのであれば、今回解説した知識をぜひ参考にしてみてください。
以上「くるまたかしってよく聞くけど何のサービスなの?プロが利用してみてわかった驚愕の実態」でした。