レクサスLSは、国産セダンの中では数少ない車両価格が1,000万円オーバーとなる、超高級サルーンに相応しい高級セダンです。快適なだけでなく走りを楽しむ事の出来る、高額な車両価格に見合った満足度の得られる車です。
2012年秋にデビュー6年を迎え、フルモデルチェンジをするかと思いきやマイナーチェンジに留まっています。しかし、今回のマイナーチェンジで特に走りの質が進化しフロントまわりのデザインも一新されています。今後の展開が楽しみな1台ですね。
中古車査定相場予想
(2015年7月27日 現在)
参考媒体 | 形態 | 価格(単位:万) |
---|---|---|
価格.com | 個人売買 *1 | 193~977 |
カーセンサー | 買取相場 | 276.5 |
Goo-net | 市場価格 | 633.6 |
レクサスLSの平均的な中古車査定相場は、240万~381万円と予想されます。(*2)
*1 価格com-ヤフオク予想買取価格より。
*2 上記3媒体の「個人間売買」「実際の買取価格」「市場価格」から判断した予想額。
なお、上記は年代等を考慮していない車全体の平均買取価額の予想です
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
新車価格帯 | 854万~1595万 |
車種 | セダン |
燃費 | 7.7km/L〜11.6km/L |
排気量 | 4.608L&4.968L |
エコカー減税 | LS600hは取得税60%+重量税50% |
乗員 | 4〜5人乗り |
ドア数 | 5ドア |
全長×全幅×全高 | 5090×1985×1475mm *1 |
パワーウェイトレシオ | 5.88kg/ps *1 |
*1 LS600h versionLの場合
燃費について
カタログ燃費はハイブリッドで11.6km/L、ガソリン車だと、7.7〜8.4km/Lです。同クラスでは優秀な燃費性能ですが、セダンと考えるとやはり見劣りしてしまいますね。
実走行では街乗りで4〜5km/L程度、高速道路で7km/L前後といった感じです。ハイブリッドでもう少し伸びるかなといった程度です。
ピックアップポイント
レクサスLSの注目すべきポイントを紹介していきます。
■居住性は最高■
LSの居住性は国産のセダンではトップクラスのレベルです。乗り降りのし易さや後部座席の座り心地、スペースの広さなど高級セダンの名に恥じない仕上がりとなっています。
特にマイナーチェンジによって、吸音材の追加やノイズリダクションアルミホイールを採用するなどして、静粛性が一段とアップしています。
■ライバルは欧州の高級車■
レクサスLSのボディサイズや車格からすると、ライバルは日産のシーマの様に思えますが、搭載されている技術や性能ではシーマを凌駕しています。
安全性能や足回りなどの性能も申し分無く、同クラスでのライバルはもはや国産車ではなく、ベンツのSクラスやアウディA8をターゲットにしていると言えるでしょう。
■運転のし易さは微妙か■
ボディサイズが大きく、全長は5メートルを超えています。一般的なセダンを運転して来た人にとっては車両感覚を掴むのが最初は大変かもしれないですね。ボディサイズが大きいので仕方ない事ですが、小回りも利かないです。
後方の視界も良いとは言えず、運転のし易さという点では微妙ですね。
レクサスLSの変遷
レクサスのLSは、1989年に発売された大型の高級セダンです。なお、LSの名前は「Luxury Sedan(高級セダン)」からきています。
発売は1989年にされていますが、初代から3代目まではトヨタのセルシオとして販売されていました。
現行の4代目が2006年に発売され、このときにレクサスLSという名が付きました。また、2007年にはハイブリッド車も登場しています。
2012年にマイナーチェンジ(レクサスではメジャーチェンジと言います)を行い、走行性能と静粛性が進化しています。
2015年1月には、レクサスの日本開業10周年を祝して特別仕様車が発売されています。
レクサスLSの口コミ
・後部座席の座り心地はとてもいいです。また、セダンなのに後部にテレビも付いているという贅沢ぶり。運転する人だけでなく、後部座席に乗る人も満足出来る車だと思います。
・施錠忘れや窓が開いたままなど、車の状況がメールで携帯電話に送られてくるのがとても助かります。執事が車の中にいるみたいです。
・車が大き過ぎです。普通のセダンだと思って運転すると、すぐに擦ってしまうかもしれませんね。
・トランクの容量が少し足りないかなと思います。ゴルフバッグを入れるのも少し窮屈ですね。
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