車のキズは、自動車に乗っている間に、自然と付くものです。道路上の石が跳ね上げられたり、持ち物がぶつかったり、はたまたその辺の子供がイタズラでキズを付ける事も有るかもしれません。自分が大事に乗っていてもキズが付く事は避けられません。
そうやってキズ付いた車が、中古車として中古車販売店に陳列されているわけですから、中古車には多少キズが付いているのが普通です。
そのため、中古車を購入する際は、「キズが付いている」又は「キズが修復されている」事が当たり前だと思っておくべきでしょう。今回は「中古車のどこにキズが有るのか」を完全に確認する方法を見て行きたいと思います。
中古車の傷は状態図と照らし合わせて確認
中古車のキズを確認する時は「状態図」を利用しましょう。状態図には、「外装のキズの全体的評価」や「各部位のキズの評価」などが記載されています。
状態図を見れば、中古車のどの部分にキズがあるのかが、一目で分かるようになっています。
晴れていると太陽の照り返しで、「キズ」や「修復具合」が見えにくい場合が有ります。そのため、曇りの日に中古車を見に行くようにしましょう。
キズが修復された車を確認する時の注意点
また、販売店によっては、キズ付いた中古車を、修復してから陳列している場合が有ります。中でも、部品の交換が必要なほどのキズを修復した時は要注意。
部品を交換した場合には、見た目は綺麗になりますが、電子部品が正常に作動するかはわかりません。なので、キズの修復具合だけでなく、正常に作動するかどうかも確認しましょう。
例えば、ドアのキズがひどく、ドアを交換した場合には、「パワーウィンドウ」や「オートロック」などが正常に作動するかを確認するわけです。
キズの修理は販売店に任せない方が良い
「中古車にキズが付いているのは普通」である事はお話した通りです。ただ、購入するなら、修復して綺麗な状態で乗りたいですよね。
では、キズの修復を販売店に任せるべきでしょうか?これは、あまりオススメしません。購入後に、他の整備工場などにお願いした方が良いでしょう。
なぜなら、中古車販売店が行う修復作業はいい加減な物で有ることが多いからです。そのくせ、費用だけはかなり多めにとります。
そのため、中古車のキズの修復は販売店に任せるのではなく、修復作業料金が安い他の整備工場に任せた方が良いでしょう。いい加減な販売店に中古車の修復をお願いした車の末路は下記の記事を参照して下さい。
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