「車売る時の注意点」を調べているんだけど、同じようなことばかり書いてる。こんなんじゃ全然参考にならないし!!
・・・と思っていませんか?
車売る時の注意点なのに、特殊性がなく、内容はありきたり。もっとリアルなのが知りたいですよね。
早い話が、リサイクルショップの買取を経験した人であれば、誰でも知っているような注意点ばかり書いています。
「車売る前は車をキレイにしたほうが良い」や「新しい車ほど買取金額が上がるので早めに査定してもらったほうがいい」などなど・・・。
世間一般の買取について、ある程度知っている人なら、わかるような注意点ばかり。
車売る時の注意点についてよく調べている人ほど、「もうこの注意点については飽き飽きだよ」「もっと実践的な内容が知りたい」と持っています。
実際、ネットに書かれている車売るときの注意点は「机上の空論」ばかりで、本当に車買取を経験した人が執筆しているわけではありません。
他のサイトに書いてあることを、言い方を変えて書いていたりする「二次情報」でしかないのです。
「二次情報」の注意点だけで満足していれば、本当に車を売るために動いたとき、「こんなこと、聞いてないぞ」「ネットには書いてなかった」と混乱してしまうかもしれませんよ?
そこで今回は実際に車を5台も売っており、車雑誌の編集を務めた筆者が、既存のネット記事にはない「リアルな車売るときの注意点」について書いていきます。
漠然と注意点を並べてもわかりにくいでしょうから、各ステップに分けて解説していきます。具体的には以下の通り。
- 「車買取店」とやり取りするうえで重要な注意点
- 「買取査定」をしてもらうときの注意点
- 「支払い・入金」に関する注意点
- 「すでに車を売ったことのある先輩」の注意点
机上の空論ばかりを書いた、車売るときの注意点を読んでいる人ほど、「これは目からウロコかも」「こういう注意点が知りたかった」と感じてくれることでしょう。
ぜひ最後までご覧ください。
車を売る相手になる「買取店」にかんする注意点
まずは車を売る相手となる「買取店」に関する注意点を解説していきますよ。
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」といいますから、買取店のことはきちんと理解しておきましょう。
なお、ちょっと長いテキストになっていますので、イラストで1枚にまとめてみました。チェックしてみてください。
では、くわしい内容をみていきましょう。
大手買取業者に行けば詐欺に遭うことはない
初めて車を売る人からすると、最も警戒すべきなのは詐欺トラブルでしょう。
素人とプロがやりとりするのですから、気づかないところで詐欺に合うかもしれないと思うかもしれません。
確かに素人だと馬鹿にして不利益を被るような手続きを行う業者も完全に撲滅されてはいないのが現状です。
約1年前に夫の会社の同僚の知り合いということで中古車屋に車を売りに行きました。 そこは「車のインターネットオークションに出品して希望の額で売りましょう」と言うような事だったらしいです。 私は最初親切なところかなと思っていましたが2・3ヶ月経っても連絡もなく、夫にどうなっているのか聞いても「まだみたい」とのこと。 私はだんだん不信に思い夫に、同僚を介さずに直接販売店の社長と連絡を取った方がいいのでは?と言ったのですが、夫としては同僚を顔をたてたかったのでしょうか。
そうこうしているうちにそこの社長が警察で事情聴取を受けていると耳し夫に確認したら、詐欺にあったというのです。 夫が車の所在を確認したところ、なんと車をお願いした直後に別の中古車屋に転売していたのです。所有者名義や車検証もこちらのままなので、車税も当然こちらに請求がきました。 転売先の方に車の返還を求めましたが、「代金を払ったし、相手にナンバーだけは先にはずしてほしいと言われたのではずした」
と言うのです。 車の返還も出来ず、お金も入るわけでもなく、いったいどうしたらよいのでしょう? 同僚や転売先に市場中古代金相当額を請求できますか?(弁護士ドットコムより引用)
上記のようなトラブルは大体、地場の業者です。
つまり、あなたの住んでいる地域のにしかないような買取業者に行って、痛い目に遭う可能性もゼロではないのです。
そのため、詐欺トラブルに遭いたくないと思っているのであれば、大手の買取業者に行くのがベスト。
特にCMなどでよく露出しているような買取業者にいくといいですね。
今はSNSによって何か問題があるとすぐに拡散されます。
CMで名前を出しているような業者が何か問題をしてしまうとSNS上で炎上して、致命傷を負いかねません。
だからこそネームバリューのある大手の買取業者は詐欺トラブルは絶対に起こさないよう務めています。(まあ以下のような悪評はあるんですが・・)
https://twitter.com/ZC32Slove2257/status/1097417409005158400
もし詐欺トラブルに遭いたくないと思っているのであれば、全国に複数店舗ある大手の買取業者に行くと良いでしょう。
「高価買取」と掲げる業者には期待しない
「高価買取」「高く買います」と目につく業者は多いです。しかし単なる「客寄せ」であることをわすれないでください。
こんなキャッチフレーズを見て、「高く買ってくれるのか!!やったー」なんて、期待すると痛い目に遭いますよ。
はっきりいって、高く買いたいと思っている買取業者なんて存在しません。
商売の基本は「安く買って高く買う」ですからね。当然といえば当然です。
くれぐれも惑わされないように!!
どんな車も高価買取だと?
嘘こけ!
車検取る整備すればまだまだ走れる車を、買い取るどころか廃車手数料まで取ろうとしたじゃねーか!— おのっち (@onotch_gtk21) May 5, 2018
知人・友人に紹介された業者には売らない
筆者の個人的な経験則になるのですが、車売る業者を選ぶときに、知人友人の紹介経由で業者を決めることだけは絶対にやめたほうがいいです。
紹介になると、”なあなあ”の関係になるため、業者側も適当な対応してくることが少なくありません。
というより、適当になるのが大半です。ひどくなるとこんなトラブルにも。
約5年前に1台の車を売却する為、知り合いの自動車修理業者に依頼しました。快く「売ってあげるよ」と承諾してくれたのですが現在に至るまで売却出来ていません。従って売上代金も入ってきておりません。理由は後々のエコカーブームとガソリンの高騰、それと売り方の失敗です。売り方や売値を指定したりしませんでしたが、良心的観点から査定より大分高い値段で店頭販売したりしていました。尚、当時の評価額は40万円程ですが今は暴落しています。当初から直ぐに売却してくれる様、再三催促しましたが進展がなく月単位で価格が安くなり現在に至ります。私としては数社に査定してもらった当時の評価額である40万円を支払ってもらいたい。無理でしょうか?(引用:弁護士ドットコム)
紹介経由の業者に限って、大手の買取業者ではないですよね。
そのせいで、車売るときに査定書を出してくれなかったり、明確な見積もりを提示してくれないことが多々あります。
筆者も知人友人の紹介経由で車を売ったことがありますが、今となってはものすごく後悔しています。
何故かというと、ネットの相場価格よりも半額以下で買い取りされていたから。
あくまでも紹介だったので適当な査定はしないだろうとタカをくくっていたのですが、どうやら自分の見立てとは逆だったんですね。
紹介経由だから自分のことを信用しきって下手に相場の研究などしないだろう、と適当な金額で買い取りしてきたのです。
やはりお金のかかることですから、なあなあの関係でやってはいけません。
初めて会う人同士の「初対面のやり取り」の方がお金のやり取りに関しては、信頼がおけますよ。
平気で嘘を言う営業マンが存在する
中古車買取店の営業マンは、リップサービスが少なくありません。
「今売ってくれたら、20%割増で買い取りしますよ」と最初は言っていたのにかかわらず、後から「すいません、あの話はなかったことに」なんて言われることも。
それだったらまだマシですが、悪質な場合は「そんなこと言いましたっけ?」と言われる始末です。
初めまして。
ガリバー(IDOM)の営業マンは嘘つきです(全員ではない事を期待しています)。
私も嘘をつかれたり、騙されもしました。
私のケースはこれです↓https://t.co/gPibXPJ6OZ— 司馬龍馬 (@sibaryoma) December 21, 2018
営業マンが言ったことを頼りにして売却するかどうかを決めることもあります。
そんな時に営業マンが昔言ったことを実は言ってないなんて言ってしまうと「こんなはずでは」と不利益を被ってしまうことでしょう。
だからこそプロの営業マンなんだから嘘なんてつかないないだろうと思わずに、嘘をつく可能性が高いと思いようにしてください。
具体的にはスマホのアプリなどを使って、営業マンとの会話をしっかりと録音するようにするのです。
特に車買取価格のアップ等、金額に関することについては必ず録音すべきですよ。
なお、録音するときは勝手にしちゃだめですよ。ちゃんと許可を取ってください。
>弁護士に相談したときに録音あったほうがいいか聞いてみて隠して録音するのはだめですか?
→相談時に録音をするのであれば、予めその旨告げていただいた方が良いですね。(引用:弁護士ドットコム)
車を売るときに必要な「買取査定」の注意点
次は車売るときには絶対に避けては通れない「車買取査定」の注意点について解説していきましょう。
店舗ごとに査定額の差はでない
非常に勘違いされがちな知識ではありますが、買取金額はそこまで店舗ごとに差は出ません。
たくさんの中古車業者に出張査定してもらうと分かるのですが、結果的には50,000円から100,000円ほどの差に収まることが多いです。
しかも、仮に査定が一番低い業者であっても、交渉によって最高額まで引き上げることができることが大半。
つまり、誤解を恐れずに言えば、どこの中古車業者も査定金額は最終的に一緒になる、というわけ。
何故か考えてみると、答えはシンプルです。
車の買取相場は不動産と同じように、しっかりと市場価格が決まっているから。
それに合わせた買取金額を提示しているので、業者が変わってもそこまで違いが出てこないのです。
特に顕著な例は、大手の店舗です。
具体的には「ガリバー」や「ビッグモーター」などの買取業者は店舗が全国にありますが、どこの店舗でも査定結果は変わりません。
実は、実際の査定をしているのは「本社」であり、店舗は査定を行っていないのです。
さらに本社は市場価格や他店の買取金額を徹底的に研究しているため、他の買取業者と似たり寄ったりの金額提示になってきます。
これは実際にガリバーとビックモーターに聞き取り調査をして確認したので、間違いない事実ですよ。
なお、ネットの記事によっては、「大手は買取価格が一気にアップするかも」なんて書かれていますが、大手買取価格は逆に「ガチガチ」といった方が正しいでしょう。
店舗は本社の査定のために、写真撮影やデータ送信などをしてるだけで、基本的に査定には関わっていません。
ガチガチの査定基準が定められた本社に任しているため、買取価格が一気にアップするなんて事はそうそうないのです。
念のため、その地域にしかない小規模の買取店舗の買取基準も調査してみました。
結果、小さな店舗でも、大手の車買取価格を徹底的に研究しており、大手に合わせた買取金額を提示しているとのこと。
結局のところ、買取をしてもその後に買ってくれる人がいないと意味がないので、精度の高い大手の買取金額を参考にしせざるを得ないのです。
ちなみに相場が存在しないようなレアな車だと、平気で100万円以上の差がつくので要注意。
2006年式Discovery3HSEの買取査定は最低の査定から100万円以上の差があった。
入れ替わり立ち替わり来られてかなりめんどくさかったがやはり比較は大事だと実感。
業者の皆さんが言うにはこの車は滅多にでないので相場がないとのこと。
業者の皆さんありがとうございました。— Kaz (@KazDis) February 19, 2011
車体の傷で減額される基準は明確
査定金額を決める上で、重要なのは「年式」や「グレード」、そして「走行距離」です。
この3つの要素は買取を意識している人ならば、誰でも知っている常識的な知識ではあります。
では3つの要素以外に、買取価格を大きく左右する要素は何かご存知でしょうか?
それは車体についている「傷」です。実はあまり知られていないですからね。かなりの注意点ですよ。
ネットの注意点を見てみると、「傷は現場の査定士の主観が大きく関わるため、店舗によって査定金額が変わる」と書かれています。
しかし今回、大手買取業者に聞き取りしましたが、ネットに書かれている情報が「嘘」だということが判明しました。
残念ながら、先述したように大手の場合は、本社が最終的な判断を下すため、査定士の主観によって、金額が変わる事は基本的にありません。
小型店舗も大手の基準を参考にしているので、主観によって大きく査定結果が変動することはないでしょう。注意点としてしっかり認識しておいてください。
そして、あまり知られていませんが、中古車の買取業界では「減額すべき傷かどうか」という基準が明確に決まっています。
そのため、査定士の主観によって金額が変わるということは、査定の仕組み上ありえません。
具体的にはマイナス査定になる傷は「爪が引っかかるかどうか」という点が考慮されています。
下記の画像をご覧ください。
黒くシミのようになっている部分はれっきとした「傷」ですが、爪が引っかからなくて済む傷です。
このような傷は納品前のメンテナンスによって、新品のようにきれいにできると判断されているため、マイナス査定になりません。
次に以下の写真をご覧ください。
黒くなっている部分を、爪でひっかかるか確認してみまると、がっつりと爪が引っかかりました。
当然、マイナス査定となります。
このように傷に対する基準も明確になっているため、査定による買取価格の差が発生するという事は、期待しない方が良いでしょう。
ちなみにこの事実は、中古車の査定方法・基準を決めている「JAAI」で明確に発表されています(参考:中古自動車査定基準及び細則〔Ⅰ〕)
実は査定金額は人柄で変動する
これまでの注意点を総括すると、「会社ごとに査定結果の差がでないなら、多数の査定をしても意味がない」と考える人は多いのではないでしょうか。
筆者もそう思い、やる気を失って、ちょっとがっかりしていました。
しかし今回話をしてくれた「ガリバー」や「ビッグモーター」、地元業者のスタッフが声を揃えて言っていた興味深い一言によって、すこしやる気がよみがえりましたね。
何を言っていたかというと、「現場の申告によって、”例外”が発生することはたまにある」と言うこと。
つまりは査定に対して、明確なルールはあるものの、場合によっては例外として処理されて、ルールを逸脱した買取価格がつくことがあるわけです。
しかし例外として処理するには非常に面倒な手続きと、上司や本社に対する大変な説得が必要になるようで・・・。
いち社員として、そこまで面倒なことはしたくないそう。
それでも「例外」として処理する時は、どんな時なのか?と聞いてみました。
すると、みんな声をそろえて言ったのは「依頼主の人柄」。
結局のところ、買取をする人の人柄や印象というものが、大きく左右するのです。
「この人は良い人そうだから、頑張って上司にかけあってみるか」となるわけですね。
このように、査定そのものは非常にシステマチックですが、まだまだつけ込めるポイントは実際に存在します。
査定をするときは高圧的になるのではなく、人として好意をもたれるような対応するべきです。
そうすれば、「例外」が発生することになるでしょう。
今回紹介した注意点を頭に入れた上で、例外が発生する「好意を持ってもらえるような対応」をしていけば、他の人では出来なかった「高価買取」が実現できますよ。
よくネットでおすすめされている車一括査定も別に使う必要はありません。
嘘をついても絶対にバレる
車を売る査定の時「過去に事故に遭ったことがありますか」「何か乗っていて不具合はありますか」と聞かれることがあります。
これについて「バレないだろう」と思い、嘘をつくことだけは絶対に止めて下さい。
これも若かりし頃の過ちなのですが、ドアを直してもらったことを黙って査定してもらったことがあります。
しかしそれはいとも簡単に見破られ、買取業者の信頼を失ってしまいました。
買取業者のことをある程度信頼して、良好な関係を築く事はやはり必要です。
あなたの信頼を落とさないためにも、車売る時は嘘をつかないようにして下さいね。
車を売った後の「支払い・入金」に関する注意点
次の車売る際の注意点は、気を抜きがちである「買取業者の支払い方法」についてです。
まあ、早い話が入金に関する注意点ですね。ではさっそく見ていきましょう。
現金払いをうたう業者は疑ってかかる
車売るとき、お金はどうやって手に入ると思いますか?
基本的には査定をした後、後日振り込みでの入金という形になります。
しかし業者の中には査定をした当日に、現金でお金を支払ってくれるというケースが存在します。(以下引用「ウルトラモーターズ」)
筆者も恥ずかしながら、お金に困っているときに現金で即日買取をしてくれるという業者に査定を持っていったことがあります。
その業者はホームページでは「どんな車でも現金買取・即日対応」というふうに言っていたのですが、実際に査定をしてもらうと、100万円以上値がつく車の場合は現金支払い不可でした。
どうしても現金で支払って欲しいのであれば100万円まで金額を落としてもらう必要があります、と言われたときに驚愕しましたね…。
査定してもらった車の買取金額は200万円でしたから、およそ半額ほど落としたら現金で入金できるよと言われたというのです。
これを悪徳と言わずに何を悪徳というべきでしょうか…。
すべての業者がそうというわけではありませんが、即日査定・即日現金支払いをアピールする業者は注意してください。
査定即日入金の後日対応に要注意
現金で即日買取してくれる業者の中にも、それなりに良心的な業者は存在します。
しかしそんな業者ですら、即日でお金をもらった後に後日文句を言われたことが筆者は実際にあります。
「査定したときの気づかなかったけど、今よく見てみたら傷が入っていた」など難癖をつけられたのです。
そして「マイナス査定分のお金を返してもらわなきゃならないので、後日80,000円を持ってきてくれ」と言われたことがあります。
現金買取をしてもらったとき、査定には2時間ほど時間をかけたので、後で気付くような傷に気づかないはずがありません。
これは明らかな難癖だろうなと思い、勉強対応していなかったのですが、その後1年間かけてお金を支払ってくれと追跡されたので、泣く泣くお金を支払いました。
車買い替えの流れでも解説していますが、本当に現金で支払いしてくれる業者の中にも悪意を持った業者がいますので、十分に注意してください。
【体験談】車を売る経験をした人が教える注意点
「先人の知恵」といいますが、すでに車売却を経験した人のリアルな注意点を知ることも非常に重要です。
この章では筆者が汗水たらして集めた、すでに車売却を経験した人の注意点を紹介していきます。
捏造なしのリアルガチな体験談となっていますので、ぜひ参考にしてください。
せっかく本人に書いてもらった体験談なので、原文をそのまま掲載しています。そのため、若干の誤字脱字などがありますが、ご了承ください。
所有権が未確認だとスムーズに売れない
ガリバーでトヨタのプラッツを売りました。商談が成立した場合、大方買い取り会社の方で今までの車の一時登録抹消もしてくれるはずです。
私は印鑑証明書、自賠責保険の証書、車検証の提出を求められました。しかし、後日プラッツの所有権がトヨタのままであること、すぐに買ったときの店に電話して所有権放棄の書類をもらってくれと言われました。
所有権がトヨタのままとは驚き、よくみたら確かに車検証の所有権の欄はその通りでした。
書類はスムーズにもらえましたが所有権が私でないことに疑問は残りネットで調べたところ、ローンで購入した場合、払えなくなった、またはローン途中での売却を防ぐためのいわば担保とゆう形で所有権は販売元のままにしておくことがあるそうで、ローンを払い終えた段階で自分で所有権を放棄してもらう手続きしておかねばならなかったのです。
私が知識不足だったでしょうが所有権の確認は注意しておくべきです(女性・43歳)
見積もり金額が下がる要素はたくさんある
オートバックスで車の売却を行いました。家の近くで二つほど見積もりをした時に金額が一番良かったことと、親切にしていただいたことにより、愛車をこちらの会社で手放しても安心かなと思ったからです。
軽自動車の日産ピノという車を手放しました。
車を売るときには基本的には綺麗で、走行距離が少なかったり、事故車でないことを気を付けなければなりませんが、ボディーの傷はあればあるほど、見積もり金額が下がると言われました。
でも、自分で直したからといっていいわけではなく、素人は手を加えない方がいいということでした。
あと、冬タイヤについてもどう処理してくれるかも確認した方がいいのかなと思います。(31歳・女性)
パーツを純正品にもどしたら高く売れる
関西のディーラーのTOYOTAに売りました。車の種類は日産のシルビアS15のターボです。
売った当時はスポーツカーの改造が流行っていたので、ディーラーに少しでも高く買ってもらうために、改造してあったところをキレイに純正品に戻しました。
知ってる人から、要らなくなった純正品のものをいただいて交換したり。
ノーマルのまま乗ってたように、あちこち戻しました。
やはり、改造車を売ってるお店とは違って、ディーラーは色々厳しく見られるところがあるので、出来るだけキレイに見せれるようにしてから、お店に見せに言った方がいいと思います。
あとは、改造するにしても、あとで売るときのことを考えて、ノーマルに戻すことが出来るように改造する。
売るときは、キレイな見た目で売った方が少しでも高く見てもらえると思います。(39歳・女性)
売るつもりの車でも普段からメンテナンスをすべき
昨年の8月にビッグモーターにて車を売りました。その時に売った車は約3年乗ったスバルのインプレッサで2014年式で不動産業に勤めていたのもありかなりの距離を走っていました。
傷もあり、エンジンにも異常があるのがわかっていたのでそこまで高くはならないだろうなと思いながら査定してもらうと予想通りの25万という査定金額が出ました。
買い替えだったので新しい車のローンに残債を組み込めたので良かったですが、そういう部分も調べていけばよかったなと思いますし、普段からしっかり車のメンテナンスもしておくべきだと感じました。
あと気を付けておくべきなのはしっかりとした担当者に見てもらうべきです。(26歳・男性)
洗車をすると買取金額がアップする
私が車を売却した際まずは一括査定等のサイトは避けました。仲介料を取られるため査定額が下がると聞いたことがあるためです。
あとはディーラーに下取りで出すのも買取専門店に比べると安いのでやめました。(ただ次買う車の値下げ交渉に使うことがディーラーではできるので、その場合はディーラーもありかもです。)
なので買取実績もかなり有名なガリバーに車両をみせることにしました。車種はハイエースバン四型ワイドです。
車を売る時の注意点としては、傷があったりする場合直したりした方がいいと思いがちですが、そのまま査定にだして大丈夫です。その修理費分が上乗せで査定される保証がないためです。
あとは洗車や掃除を細かいところまで行っておくと汚い車よりは査定額があがるでしょう。
私の場合かなり綺麗な車両でしたので掃除、洗車を一通り行い査定にだし、380万と納得の行く査定がついたので即売却となりました。(22歳・男性)
複数会社に査定しないと後悔する
5年間乗っていた日産のティーダをガリバーで売りました。WEBの買取査定で1番高く値段をつけてもらったのがガリバーだったので、実際に車を見ての査定もガリバーだけに頼みました。
ですが、実際に車を見て査定してもらうと最初に電話で言われていた金額とは大きく違って、10万円行かないくらい査定額を下げられてしまったので「そんなに下がるものなのか」とショックを受けました。
しかも、査定をしてもらうと売って欲しい気持ちが強いのかなかなか話を終わろうとしてくれなかったです。
価格もそこまで安くはないのでそのまま売りましたが、複数の会社で金額を出して平均金額を出しておくべきだったなと後から後悔しています。(27歳・女性)
相場価格の勉強をすべき
私が車を売ったのは新車の購入時です。新車の購入に伴い、古い車を売って少しでも頭金の足しになれば嬉しいと思ったからです。
新車はBMWだったので、そのディーラーで売りました。古い車はトヨタのパッソでした。
購入から12年も経過していたことや細かい傷などがついていたこともありもう売れないのではないかと思いましたが、少しでも高く売れればすぐに新車を購入するといったのでなんとか売れました。
ディーラーには新車の購入がなければ正直この車の価値はゼロでしょうと言われましたが、なんとか売ることができました。
ただ事前に中古車価格を調べておかなかったので、ディーラーに言われるままの金額で売ることしかできず、その点はもう少し勉強をすればよかったなと後悔しています。
また、ディーラーではなく中古車販売専門業者にも見積もりを取っておけばもう少し高く売れたのではないかと思いました。(34歳・女性)
いくらで売りたいか聞いてくる業者もいる
昨年車の買い換えの為、フィアットプントHGTアバルトという車種の車を売りました。(イタリアの車です)その車は2ドアの4人乗り。年式は平成15年なのでもう古い方に入ります。
さてこの車を売るときに私はほとんど値がつかないだろうなと考えて、1円でも安く売れる、もしくは次の車の値引きを大きくしてもらえることを目的に、複数社からまとめて査定してもらえるサイトで探すことにしました。
ただその後の電話が鳴り止まず、大変な思いをしました。ひどいところは夜の20時頃に電話をよこす業者もあり、その時点で売りたくないという感情を覚えました。
結局はカーセブンで売ることになり、相手からいくらで売りたいか?を聞かれました。
その質問はまじめに売るのであればかなり大事な質問だと思いました。
売る場合は相場をある程度調べておき、自分の車のアピールと高めに言えば高く買い取ってくれると思います。(30歳・男性)
売る気があるならすぐに売ったほうがお得
ディーラーは日産、軽自動車のデイズを売りました。
私は週末に買い物へ行く程度で、たまにしか長距離を走らなかった為、コンパクトなデイズはちょうど使いやすかったのですが、子供が産まれ、チャイルドシートや少しのお出かけでも多くなる荷物などで手狭になった為買い替えをしました。
傷や凹み、アレンジを加えていると高くならないと感じました。走行距離もかなり重要かと思います。車検の時期にもよります。
私の場合は、大きな傷が無かったこと、車内もきれいに保っていたこと、走行距離が少なかった事があり、かなり高額で引き取ってもらえたように思います。
店員さんの話では、査定金額は購入から毎月毎月、少しづつ下がっていくそうです。
もし買い替えを検討しているなら一か月でも早く決断した方が良いかも知れません。
タイヤを半年ほど前に交換してしまって少なし後悔しましたが、買取金額には満足でした!(38歳・女性)
車売るならガチの注意点だけを参考にしよう
ここまで、車売るときの具体的な注意点について解説してきましたが、なぜネットの「よくある注意点」を鵜呑みにしてはいけないのか、最後に改めて考えてみましょう。
ネットを調べてみると、車査定について書かれた記事が数多く存在します。
その中の大半は、冒頭でもお伝えした通り「二次情報」であることが多く、自らの経験ではなくて、どこかの誰かが書いた記事から借用して書いたものでしかありません。
信用できない記事には共通点がある
二次情報の記事には、ある明確な共通点があります。
それは「なぜ注意しなければならないのか」という理由や根拠の明記がないこと。
ポイントだけを書いて、肝心の「なぜ?」の部分が抜け落ちてしまっています。
実際に自分が経験したり、取材・調査したわけではないので、理由が書けるはずもないので当然といえば当然です。
リアルなのは筆者の経験談が内包されている
実際にネットの記事の中には、筆者がリアルに経験した情報も存在します。
そのような記事には、筆者のプライベートな経験談が「理由・根拠」として書かれています。
経験談といえば、プライベートな情報や独自性の強い情報になることが多く、パクるためにはあまりにも露骨すぎて使えません。
早い話が、「パクった」とバレないために、注意点の理由を書いていないわけです。
これからいろいろな知識を調べていくのであれば、なぜ注意すべきなのかという「理由・根拠」をしっかり書いているかどうかを、チェックするようにしましょう。
ネットにあふれている車を売るときの注意点は「二次情報」ばかりなので、飽き飽きしている人も多いでしょう。
そんな人たちに向けて、ネットではあまり見かけることのない、リアルな経験や調査に基づく「車を売るときの注意点」を解説してきました。
今後、車を売る機会があるなら、ぜひ今回紹介した内容を参考にしてください。
以上「車を売る時の注意点!車買取の初心者でもトラブルなしで売却する方法」でした。