車のアクセルの踏み方なんて、今更教えてもらわなくても分かってるよ・・・。と思う方が多いかもしれませんが、アクセルの踏み方を侮ってはいけません!
アクセル操作はドライバーの性格が表れると言います。また、踏み方を間違えると大きな交通事故に繋がる事も有りますし、反対に正しく踏めば燃費の向上も期待出来ます。
そこで、ここではアクセルの正しい踏み方やNGな踏み方について紹介していきます。
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基本的なアクセルの踏み方
アクセルは「右足の指の付け根あたりで踏む」のが基本です。アクセルを踏み込むときは、かかとをフロアに付けてペダルに徐々に力を加えていきます。ペダルを踏むというよりは、触るという言葉の方が合っているかもしれませんね。
一方で、アクセルをゆるめるときは、かかとをフロアに付けたまま、足先に入れた力をゆっくりとゆるめていきます。つまり、加速時も減速時もかかとはフロアに付けたままという事ですね。
NGなアクセルの踏み方例
アクセルは踏み方を間違えると、最悪の場合事故に繋がりかねません。例えば、足先だけでアクセルを踏むと、滑って踏み外してしまう可能性が有ります。
また、足全体でアクセルを踏むと速度の微調整が出来ないので、危険です。上述した様に、右足の指の付け根あたりを常に意識してアクセルを踏む様にしましょうね。
冒頭でも書きましたが、アクセルの踏み方でドライバーの性格が同乗者に伝わります。同乗者の不安を煽る様なアクセル操作ではなく、安心出来るアクセル操作を心がける様にしましょうね。
周りの状況に合わせてアクセルを使用!
アクセルは走行時の周りの状況に応じて使い分ける事が必要です。例えば、低速で一定走行をする場合は、アクセルのオンオフを繰り返す事で前を走る車との距離を一定に保ちます。
また、渋滞時には前との車間距離が開いたらアクセルを軽く踏み、車間距離が狭くなったらブレーキでの減速を繰り返します。
高速道度への合流や追い越しをする際には、一気に加速する事が必要です。そこで、アクセルを一気に踏み込んでギアを低速に切り替える「キックダウン」を利用しましょう。
周囲の状況に応じてアクセルを使いこなす事が出来ると、一人前という感じがしますね。
燃費を良くするアクセル操作のコツ
アクセルは踏み方に注意をすれば、燃費を良くする事も可能です。
具体的には、アクセルは一定に保つ事が重要です。流れにのって走行している場面では、アクセルはむやみに操作するよりも一定に保った方が燃費が良くなります。
また、急発進は燃費の敵です。しかし、ずるずると加速するのもあまり好ましく無いので、2,500回転程度を目安に少しアクセルを踏み込んで発進し、早めに巡航速度に達する様に心がけましょう。
なお、ブレーキの使い方も燃費に影響が有ります。ペダルでブレーキを踏むよりも、アクセルをオフにしてエンジンブレーキを積極的に使うとわずかでしょうが燃費は良くなります。
アクセルとブレーキを頻繁に使うと、ギクシャクした走りとなる事からもエンジンブレーキを使うメリットは有りますね。