車検の予約っていつからできるの?やっぱりギリギリにならないと予約できない?
車検は公的に定められたルールなので、早い段階から予約はできず、ギリギリでないと予約できないイメージがありますよね。
しかし実は車検そのものも、有効期限切れになる月の1ヵ月前から可能で、車検業者への予約はなんと3か月前から可能であることをご存知でしたでしょうか?
もしこの事実について知らなければ、予約のタイミングを逃してしまい、有効期限ギリギリになっても、なかなか車検できない事態に陥っていたかもしれませんよ?
しかし、ご安心ください。今回の記事ではディーラーや整備工場などの各業者に車検予約する方法や、いつから受付をしているのかを詳しく解説しています。
ユーザー車検の予約方法や、あなたが車検予約するべき会社を効率よく見つける裏技も解説しているので、車検予約が気になる人には必見の内容となっています。ぜひ最後までご覧ください。
【全4業者】依頼先で変わる車検の予約方法!いつから予約可能なのか
そもそも車検は、有効期限切れになる月の1ヵ月前から可能です。
予約であれば、さらにさかのぼってすることが可能ですが、いつから予約可能になるのかは、依頼する業者によって変わってきます。
そして予約方法も、業者によって変わるので、注意しなくてはなりません。
では一体どのような業者に依頼できるのかというと、以下の通りになります。
- ディーラー
- 民間整備工場
- ガソリンスタンド
- 車検専門業者
上記4つの業者は、いつから予約が可能で、どのような予約方法になっているのかを、以下より見ていきましょう
ディーラーの車検予約方法と予約開始時期
ディーラーに車検をお願いするのであれば、電話で「来店予約」をしてください。
来店後、見積もりを出してもらい、価格などの条件が良ければ、具体的な車検をする日を決めて「車検予約」します。代車も車検予約時に予約できますよ。
そして、車検予約の開始時期ですが、車検の有効期限の3ヶ月前からスタートしています。ただし2週間前になると、予約不可になるので要注意。
なお、来店予約せずに行くと、担当の方がいなくて対応不可の場合や、やたらと待たされることになるので、来店予約は必ずしてください。
民間整備工場の車検予約方法と予約開始時期
民間整備工場に車検をお願いするのであれば、電話で「来店予約」をしてください。
来店後、見積もりを出してもらい、具体的な車検をする日を決めて「車検予約」します。
または以下のように、インターネット上で見積もりを出してもらった後に、具体的な車検する日を決めることも可能です。つまり来店する手間を省くのも可能ということですね。
※出典:東町自動車整備工場「ネット無料見積もり」より
車検予約の開始時期ですが、車検の有効期限の3か月前からスタートしています。店舗によっては、有効期限の1週間前まで予約を受付けてますよ。
ガソリンスタンドの車検予約方法と予約開始時期
ガソリンスタンドに車検をお願いするのであれば、インターネットで「来店予約」をしてください。
「エネオス」は専門の予約サイトを用意していますから、そちらを使って予約します。
来店後、見積もりを出してもらい、価格などの条件に納得したら、具体的な車検をする日を決めて「車検予約」します。代車も車検予約時に予約できますよ。
そして、車検予約の開始時期ですが、車検の有効期限の3ヶ月前からスタートしています。2週間前になると予約不可になるので、ご注意を。
なお、来店予約せずに行くと、担当の方がいなくて対応不可の場合が多いので、来店前は必ず予約をするようにしてください。
車検専門業者の車検予約方法と予約開始時期
車検専門業者に車検をお願いするのであれば、電話で「来店予約」をしてください。
車検専門業者は大手であったとしてもインターネット上の専用予約サイトを持っていないので、最寄りの店舗の電話番号を調べて、電話する必要があります。
来店後、見積もりを出してもらい、価格などの条件に納得したら、具体的な車検をする日を決めて「車検予約」します。
そして、車検予約の開始時期ですが、車検の有効期限の3ヶ月前からスタートしています。ただし1ヶ月半前には予約不可になるので、注意してください。
なお、来店予約せずに行っても絶対に担当者がいるので、いきなり来店しても大丈夫ですよ。
【補足知識】ユーザー車検の予約方法と予約開始時期
ここまでは一般的な車検の予約方法と、予約の開始時期について紹介してきました。
ここからは補足知識として、ユーザー車検の予約方法と、予約開始時期について解説していきます。
ユーザー車検とは車検業者にお願いをせずに、自分自身の力だけで車検を受ける方法のこと
ユーザー車検をする場合、最寄りの運輸支局に行って、自分で車検を受けなければならないのですが、運輸支局に行く前に予約が必要なのです。
具体的に予約が取れるのは、検査予定日の2週間前からになります。
ただ、実のところ、予約無しでも受けられます。つまり、いきなり運輸支局に行っても、車検が受けられるというわけ。
業者が殺到する週末や、月末以外は予約なしでも問題なくできるでしょう。
ユーザー車検終了。ふらっと寄ったら予約なしで枠が取れ幸運でした。
普乗1台の内訳
自賠責保険、24950円
車両重量税、24600円
審査証紙代、1400円
検査登録印紙代、400円
普通車OCR用紙代、20円
ライト光軸修正、3000円
〆て54370円也でした。— らぶろう (@mayuganori01) January 9, 2013
ユーザー車検、予約無しの飛び込みでも割と普通にいけるぞ
— 鷹師 (@tks_GoDio35) May 20, 2018
しかしあくまでもユーザー車検は「予約制」なので、いきなり行って車検を断られる場合も十分にありえます。
「絶対にこの日にしたい」と思っているのであれば、予約を取った方が良いでしょう。
そこで「念のため」と言ってはなんですが、ユーザー車検をする際の具体的な予約方法について、次項より紹介していきます。
今まで紹介した予約方法と違って、ちょっと面倒な作業が多いので、細かく解説していきますよ。まずは、普通車の予約方法から解説していきます。
もちろん「ユーザー車検をする予定は無い」と言う場合は、次の「【裏技】あなたが車検予約するべき会社を効率よく見つける方法」まで飛ばしてもらって構いません。
普通車のユーザー車検の予約方法
普通車の車検の予約方法は「インターネット予約」のみです。電話予約はありません。
インターネット予約は、国土交通省の「自動車検査インターネット予約システム」から行います。予約する際は、車検証を用意して下さい。
「初めてインターネット予約をする方」または「前回利用から2年と1カ月以上経過している方」はアカウントの登録が必要です。
「氏名・電話番号・メールアドレス」を入力し、システムにログインする為のパスワードを設定します。
なお、スマートフォンでも利用可能ですが入力するメールアドレスを携帯メールアドレスにする場合は、ちょっとした設定が必要なので要注意。
具体的には「naltec.go.jp」のドメインを受信出来るように設定して下さい(迷惑メールの拒否設定等をしている場合)。
上記の画面でアカウント登録を行うと、設定したメールアドレスに本登録のメールが送信されます。
メールに記載されているURLから、本登録を完了させます(URLをクリックするだけです)。本登録完了画面にログイン用のIDが表示されるので、メモ(コピペ)しておいて下さい。
なお、IDが記載されたメールも送信されるので、保存しておきましょう。
ここまで無事に終わりましたら、インターネット予約サイトのTOPページからログインします。
取得したIDと設定したパスワードを入力し、ログインボタンをクリックします。
すると、メニュー画面に遷移するので「検査の予約」をクリックしてください。
予約内容の選択画面では、車検を受ける運輸支局又は自動車検査登録事務所を選択し、「継続検査」と「普通車」の欄にチェックを入れます。
なお、車検はどこの運輸支局・自動車検査登録事務所でも受ける事ができます。通常は最寄りの運輸支局等ですね(参考:運輸支局・自動車検査登録事務所一覧)。
次は「予約日時」を決定します。「○」「△」又は「数字」が表示されている箇所が選択可能です。再検査の事も考えると、午前のラウンドを選択した方が良いでしょう。
当日予約も可能ですが、午前のラウンドは午前8時までに、午後のラウンドは正午までに予約する必要があります。
ちなみに「○」「△」などは、そのラウンドの空状況を示しています。例えば、「○」なら15台以上の空きがある事を意味していますよ。
ここまで進めることができれば、次は予約情報を入力していきます。住所・登録番号・車台番号の下4桁などを入力しましょう。
なお、車台番号は「下4桁」ですが、間違えて入力しても予約は取れてしまいます。そして、誤情報での予約として車検が受けられない可能性も。
そのため、車検証を見て、間違いの無いように入力して下さい。
予約情報の内容を確認して「予約」をクリックします。
これにて予約完了です。「予約番号」が表示されるのでメモ又は完了画面を印刷しておきましょう。当日の受付の時に、予約番号を提示するかもしれませんよ。
予約の変更や取消を行う場合は、画面左のメニュー欄にある「予約の確認・変更・取消」をクリックし、予約一覧に表示ある「確認・変更・取消」にて、変更・取消の処理を行って下さい。
なお、予約の変更・取消に手数料は掛かりませんので、ご安心を。
軽普通車のユーザー車検の予約方法
続いて、軽普通車の車検の予約方法を見ていきましょう。普通車とは違ってインターネット予約だけてなく、電話予約も可能なのが特徴です。
まずはインターネット予約の方法について、紹介していきましょう。
軽自動車のインターネット予約方法
インターネット予約は、軽自動車検査協会の「軽自動車検査予約システム」から行います。予約する際は車検証を用意して下さい。なお、スマホからも可能ですよ。
予約システムの「アカウントを持っていない人」または「アカウントの有効期限(2年1カ月以上未使用)が切れた人」はアカウント登録が必要です。
キャリアメールを入力する人は「kei-reserve.jp」のドメインの受信設定を行って下さい(迷惑メールの拒否設定等をしている場合)。
上記の画面でアカウント登録を行うと、設定したメールアドレスに本登録のメールが送信されます。
メールに記載されているURLから、本登録を完了させましょう(URLをクリックするだけです)。入力したメールアドレスがログインIDとなりますよ。
ここまでの作業が終われば、軽自動車検査予約システムのTOPページの「ログイン」をクリックします。
ID(メールアドレス)およびパスワードの入力画面に遷移するので、入力して下さい。
ログイン後、車検の予約を行います。「予約」をクリックして下さい。
検査種別が表示されるので「継続検査」をクリックします。
次に車検を受ける軽自動車検査事務所を選択します。まずは、都道府県からです。
なお、車検はどこの軽自動車検査事務所でも受ける事ができますが、通常は最寄りの事務所になりますね(参考:軽自動車検査事務所一覧)。
そして、選んだ都道府県内にある事務所が一覧表示されるので、車検を受けたい事務所を選択します。
「終了」「×」及び「-」以外から車検を受けたい日時を選択します。
「車両番号」と「車検証の有効期間が満了する日」を車検証に記載されている通りに入力してください。
予約内容を確認し、正しければ「完了」をクリックします。
これで予約完了です。予約番号をメモ(印刷)して車検当日に持参して下さい。なお、予約番号は登録したアドレスにも送信されていますよ。
予約の変更・取消を行いたい場合は、サイトの左のメニュー欄の「予約の確認」をクリックします。
すると、予約内容が表示されるので「確認・変更・取消」をクリックして、必要な処理を行って下さい。
軽自動車の電話予約方法
軽自動車の車検予約を電話でする場合、車検を受けたい軽自動車検査事務所の検査予約専用の電話番号に電話をして、予約を行います。
軽自動車検査事務所と検査予約専用電話番号の一覧は、以下のようになっていますので、参考にしてみてください。
※出典:「軽自動車検査協会」より
なお、電話で予約する場合も、電話番号でのアカウント登録が必要です。
アナウンスに従ってアカウント登録を行って下さい。車検予約もアナウンスに従い、必要情報を番号で入力していくことになりますよ。
【裏技】あなたが車検予約するべき会社を効率よく見つける方法
ここまで各業者の予約方法について見てきましたが、そもそもどこの業者にお願いすればいいのか、気になっていませんか?
インターネット予約や電話予約をする際、先んじてどこの業者にお願いするか決まっていなければ、公式サイトを見たり、電話番号を調べることすらできません。
だからこそまずは、どこの業者に車検をお願いするか決めなければならないのですが、選択肢が多いせいでらなかなか決めれないのが本音ですよね
そんな時に役に立つのが「楽天車検」です。
楽天車検とは、あなたの地域で車検を担当してくれる業者をピックアップしてくれるサービスのこと
このサービスを使えば、あなたにぴったりの車検業者を見つけ出せるうえに、簡単に車検の予約もできますよ。
楽天車検にアクセスして、自分の郵便番号を入力すると・・・。
※画像出典:楽天車検「郵便番号入力ページ」より
以下のように、最寄りの車検業者が一気に出てきます。
右側には車検金額が出ているので、この中から自分の予算内の業者を選択してください。すると、以下のような画面になります。
※画像出典:楽天車検「車検業者詳細ページ」より
わかりやすく「見積もりの申し込みをする」という赤いボタンがありますよね?
ここクリックすれば、見積もり依頼ができます。実際に見積もりしてもらい、条件に納得すれば、具体的な車検予約日を設定することができますよ。
なお、このページでは、該当する車検専門店を既に利用した人の評判や口コミも見ることができます。
※画像出典:楽天車検「車検業者詳細ページ」より
リアルな口コミによって、接客などがちゃんとしてるのか、安心感はあるのか等のポイントを予約前に確認できます。
気になる業者をピックアップし、口コミを確認していけば、予算内であなたにぴったりの車検業者を簡単に見つけることができるでしょう。
まとめ
今回は車検の予約方法や、いつから車検ができるのかを深掘りしてきました。
結論から言いますと、車検そのものは有効期限の1ヵ月前からできますが、車検予約は3ヶ月ぐらい前から可能です。
もし車検の予約方法について気になっているのであれば、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
以上「車検予約はいつから可能?具体的な予約方法も完全ガイド」でした。最後までお読みいただき、ありがとうございます。