ミニバンって乗れる人数が多ければ何でもいい?とにかく広いモノを選んでおけば問題ない気がするけど…
子供が増えてきて手狭になった軽自動車やコンパクトカーの「次の車」として、選択肢となるのがミニバンです。
だからこそ、広さや収容人数だけに意識がいきがち。
しかし実はミニバンには様々な種類があり、きちんとポイントを押さえておかなければ、満足いく車選びができないことをご存知でしょうか。具体的には以下の通り。
- 人気モデルを選ぶ
- 目的にあったサイズにする
- 安さ重視も全然アリ
- 素直にデザインで選ぶ
- プロに選んでもらう
もしこの知識について知らなければ、ディーラーや中古車販売店の的外れな提案に身を任せてしまい、あなたが本当に購入すべきミニバンを逃していたかもしれませんよ?
しかし、ご安心ください。今回の記事ではあなたが100%納得できるミニバンを買うための具体的な選び方について紹介しています。
これからミニバンを検討する人には必見の内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
【基礎知識】ミニバンとは?長所・短所は何?
ミニバンにしぼって車を選ぶなら、定義・長所・短所という基礎知識は身につけておきましょう。
もちろん、選び方だけ知っておきたい人は、次の【100%満足いくミニバンを購入できる5つの選び方】まで飛ばしてもらって構いません。
そもそもミニバンとは?
ミニバンとは「3列シート」「乗車定員を6人以上」といった特徴をもつ、ワゴンタイプの乗用車のこと
他にも「客室から荷物スペースがつながっている」「屋根は車体の最後部まである」というのもミニバンの特徴です。
ミニバンの長所・短所
まずミニバンの長所を見てみましょう。
- たくさんの人数(7〜8人)で乗れる
- 荷物が多く載る
- 視点が高くて運転しやすい
- 長距離運転でも疲れにくい
なお、なぜ長距離運転で疲れにくいかと言うと、そんなにアクセルを踏まなくても車がスイスイと進んでくれるため。筆
者の昔の愛車であった「ヴォクシー(トヨタ)」も、めちゃくちゃスイスイ進んでくれていました。
軽自動車やコンパクトカーのあとにミニバンに乗ると「車の伸び」にびっくりすることでしょう。
では続いて、ミニバンの短所をチェックしてみましょう。
- 燃費が抜群に高いモデルがない
- 小回りが利かない(狭い場所が乗りにくい)
車体が大きいのでコンパクトカーや軽自動車と比べると、燃費があまりよくないですね。プリウスのリッター40㎞なんて絶対無理です。
さらに車体が大きいのは燃費だけでなく小回りがきかないという点でも悪影響をもたらします。狭い場所はかなり乗りにくいですよ。
100%満足いくミニバンを購入できる5つの選び方
ここまではミニバンの基礎知識について紹介しましたが、ここからは本題の「ミニバンの選び方」について紹介していきましょう。具体的には以下の通り。
- 人気モデルを選ぶ
- 目的にあったサイズにする
- 安さ重視も全然アリ
- 素直にデザインで選ぶ
- プロに選んでもらう
上記の選び方全てを真似することができません。「優先順位」を決めて、最もあなたが優先すべき項目だけを意識すればいいでしょう。
つまりは、最も自分に都合が良い選び方をチョイスして、参考にするといいですよ。
それではそれぞれの選び方について、わかりやすく解説していきましょう。
選び方1.人気モデルを選ぶ
人気の高いモデルは、性能に定評がありハズレがないため、選択肢としては1番安定しています。
また、人気モデルは中古車価格が下がりにくいため、高額で売却できるのもうれしいところ。
なお、車種ごとの販売台数を計測している「自動車販売連合会」による、最新の人気売り上げランキングは、以下のようになっています。
順位(ミニバン) | 車種 | メーカー | 販売台数 | 全乗用車順位 |
---|---|---|---|---|
1位 | フリード | ホンダ | 95,483 | 6位 |
2位 | ヴォクシー | トヨタ | 91,187 | 7位 |
3位 | シエンタ | トヨタ | 90,756 | 8位 |
4位 | セレナ | 日産 | 81,005 | 10位 |
5位 | ノア | トヨタ | 57,668 | 16位 |
6位 | ステップワゴン | ホンダ | 53,665 | 18位 |
7位 | アルファード | トヨタ | 44,964 | 23位 |
8位 | エスクァイア | トヨタ | 43,826 | 24位 |
9位 | ヴェルファイア | トヨタ | 42,978 | 25位 |
10位 | オデッセイ | ホンダ | 20,318 | 36位 |
11位 | D5 | 三菱 | 13,303 | 39位 |
12位 | エスティマ | トヨタ | 12,020 | 43位 |
選び方2.目的にあったサイズにする
近所での買い物がメインの目的であれば、あまりにも大きなミニバンを購入すると不便です。
また、家族は増える予定なのにもかかわらず、小型のミニバンを買ってしまうと、いつか広さが足りなくなり、買い換えるという本末転倒になってしまいますよ。
どんな目的でミニバンにしたいのか、普段からどのような乗り方をしてるのか、という要素については、しっかりと振り返っておきましょう。
なお、代表的なミニバンのサイズは以下のようになっています。
- SSサイズ・・シエンタ(トヨタ)、フリード(ホンダ)
- Sサイズ・・WISH(トヨタ)、アイシス(トヨタ)
- Mサイズ・・ヴォクシー(トヨタ)、セレナ(日産)
- Lサイズ・・オデッセイ(ホンダ)、エスティマ(トヨタ)
- LLサイズ・・アルファード(トヨタ)、ヴェルファイア(トヨタ)
選び方3.安さ重視も全然アリ
価格の安さを重視して選ぶのも、全然アリです。
とにかくミニバンが欲しい、手に入りさえすればいい、と思ってるのであれば、他の要素は一切気にせず、安さ重視で行ってみてはどうでしょうか。
ちなみにミニバンは新車価格になると200万円を超えることが多いのですが、新車価格200万円を下回る安いミニバンは以下のようになっていますよ。
なお、2017年まではトヨタのミニバンである「WISH」と「アイシス」も新車価格200万円以下で販売されていましたが、現在は販売終了。新車は手に入りません。
選び方4.素直にデザインで選ぶ
やっぱり、かっこいい車に乗りたいもの。
ミニバンはかっこいいデザインがたくさんあるので、素直にデザインで選ぶのも全然アリです。
メインで乗る人が、かっこいいと思うものを選べば、満足度も高くなりますよ。
ちなみに当サイトが「かっこいい車は何?」とアンケートを取った時、ミニバンの中で最も順位が高かったのはトヨタの「ヴォクシー」でした。
選び方5.プロに選んでもらう
自分自身ではどのミニバンにすべきなのか選べない、という人もいるでしょう。
そんなときにおすすめなのが「ガリバー」の提案サービスです。
中古車販売店「ガリバー」は、日本の中古車販売店の中でも圧倒的に規模の大きい会社です。
そんな「ガリバー」では、あなたに最適のミニバンを提案してくれる「車選び何でも相談」と呼ばれるサービスを展開しています。
利用の流れとしては、以下の通りになりますよ。
※出典:ガリバー「車選び何でも相談」より
このようにあなたの家族構成やライフスタイルを聞き取りして、どんなミニバンが合っているのか見出してくれます。
結果的に自分では気づけなかった「あなたにベストなミニバン」を知ることができるでしょう。
場合によっては「ミニバン以外の車の方がいい」という”気づき”を与えられるかもしれませんね。
また「ズバット車販売」というサービスもガリバーと同じように相性の良いミニバンを探してくれるサービスを展開していますので、ぜひ使ってみてください。
まとめ
今回はミニバンの選び方について紹介してきました。具体的には以下の通りです。
- 人気モデルを選ぶ
- 目的にあったサイズにする
- 安さ重視も全然アリ
- 素直にデザインで選ぶ
- プロに選んでもらう
ミニバンには様々な種類がありますが、基本的に「あなたに都合の良い車種」を選ぶべきだと、ご理解いただけたと思います。
今後真剣にミニバンを選んでいかなければならないという人は、ぜひ今回紹介した内容参考にしてみてください。
以上、「100%満足いくミニバンを購入するための5つの選び方」でした。