ここ数年、中古車買取の業界は急成長を遂げていますが、その原因の1つに「買取査定額がネットで簡単に調べられる」という点が挙げられます。
一昔前まで、車を乗り換える際にはディーラーに下取りに出すのが一般的でした。しかし、消費者がネットで中古車の買取相場が調べられる様になった事で、下取りよりも業者に売った方が得する可能性が有るという事が分かり、市場の拡大に繫がったと考えられます。
また、買取業者側はよりよいサービスを提供する為に、日々新たな手法を採用しています。最近では、スマートフォンのアプリを使って、査定価格を調べたり、無料一括査定の申込をしたり出来る様になりました。
そこで、この記事では買取査定に使える代表的なスマホアプリを紹介していきましょう。
車の買取手続きもスマホで出来る!
以下では、買取査定依頼や参考の買取額を調べる事が出来る、代表的なスマホアプリを紹介します。
かしこく得する車買取ガイド
まず紹介するのは、ウェブクルー社が運営している「かしこく得する車買取ガイド」です。
このアプリは、「高価買取のコツ」や「買取車種ランキング」、「買取業者の満足度ランキング」など、これから車を売ろうとしている方にとって有益な情報をたくさん提供しています。
また、アプリ上で「ズバット車買取」の無料一括査定を依頼する事も出来ます。
アプリには、査定や契約時に必要となる書類の「チェックリスト」も付いているので、書類漏れを防ぐ事が出来ます。
スマホさえ有れば、思い立った時にどこからでも無料一括査定が申し込めるのでとても便利ですね。
Goo Lite
次に、Goo-netが提供している「Goo Lite(現在配信停止中)」です。このアプリでは、簡単な操作で査定価格を算出する事が出来ます。
車の査定はアプリ内で完結する仕組みになっており、業者に査定依頼をする訳ではありません。個人情報の入力も不要なので安心して利用する事が出来ますね。
まず、車種や走行距離、ボディカラーなどの情報を入力し、査定対象の車を決定します。今回はトヨタのプリウスで買取価格を調べてみました。
注:2016年4月時点、アプリのレビューにも投稿されていましたが、「年式/車種/グレードから査定」を選ぶとアプリが落ちる様です(iPhone6sで検証済)。これらの写真は「車検証の情報から査定」で進行しています。
次に、キズや凹み等がある場合は車の断面図に入力(キズの箇所をタップ)します。そして、不具合(エンジンオイルが漏れたり、異音がしたりetc…)が有る場合は、該当する不具合をリストからチェックしましょう。
必要事項を入力し終えると、以下の様に査定結果が表示されます。所要時間は2〜3分といったところでしょうか、とても簡単に査定結果までたどり着く事が出来ました。
注:あくまでも参考価格なので、実際の買取額とは異なります。表示された金額を鵜呑みにしない様にして下さいね。
まとめ
自分で1から買取業者を探すとなると、意外と手間がかかりますし、何も知らずに業者とやり取りをしているとトラブルに巻き込まれる事も有ります。
トラブルに巻き込まれる事無く、より気軽により効率的に車を売却出来る様に、査定依頼や情報収集が出来るスマホアプリをフル活用していきたいですね。
最近は、査定業務にiPadアプリを導入している買取業者も出て来ています。
作業が効率化されるとコスト削減が可能になり、将来的には査定価格もアップする・・・かもしれないですね。