ナンバープレートの文字が光る字光式ナンバープレート、正式な名称は字光式自動車登録番号標と言います。
視認性が向上するなどのメリットが有りますが、オーナー自身は運転中には見れないので、ドレスアップの一環として車に取り付ける人が多いかもしれませんね。
今回は、字光式ナンバープレートへ変更する手続きの必要書類などについて紹介します。
注:字光式ナンバープレートへの変更と併せて「希望ナンバー」へ変更する場合は、予め希望する番号を申請しておく必要が有ります。その際に受け取る「予約済証」を字光式ナンバーへの変更書類と共に提出して下さい。
字光式ナンバーへの変更手続きの流れ
字光式ナンバーへの変更手続きの流れは概ね以下の通りです。
手続きを行う場所は管轄の運輸支局・自動車検査登録事務所です(軽自動車は軽自動車検査協会)。
- ① ナンバープレートを返納し、登録番号標交付手続きを行う
- ② 必要書類を提出し、字光式ナンバーと透過方式番号灯装置を購入
- ③ 透過方式番号灯装置を取り付けてもらう
- ④ 字光式ナンバーを取り付け、封印してもらう
なお、透過方式番号灯装置を事前に購入し取り付けてから手続きを行う事も出来ます。ただし、その場合には仮ナンバーを取得する必要が有ります。
運輸支局は複数の建物で構成されている事が多く、ナンバープレートの返納場所や書類の入手場所などの各手続きを別々の建物で行う事になると思います。
手続きをスムーズに行う為に、どの建物(窓口)でどの手続きを行うのかを予め調べておいた方が良いでしょう。
字光式ナンバープレートに変更するために必要な書類まとめ
では、必要書類について場面別に見ていきましょう。
新車購入時に字光式ナンバーにする場合
新車購入時に字光式ナンバーにする場合には、ディーラーにその旨を伝えれば、必要書類の入手から手続きまでディーラーが行ってくれます。
そのため、購入者自身が各書類を集める必要は有りません。
ただ透過方式番号灯装置をどのタイプにするかを選択する必要が有ります。
電球式やLEDタイプの物など、価格は前後のナンバープレート1組でおよそ1万円~4万円です。
なお、字光式のナンバーの交付手数料はおよそ5,000円~6,000円です(都道府県によって異なります)。
ペイント方式から字光式ナンバーに変更する場合
所有している車のナンバーをペイント方式から字光式ナンバーへ変更する場合の必要書類は以下の通りです。
- 申請書(OCRシート第3号様式)
- 手数料納付書
- 自動車検査証
- 委任状(車の使用者と所有者が異なる場合)
- 旧ナンバープレート
- 字光式自動車登録番号標交付願
- 透過方式番号灯装置
- 自動車税申告書
委任状以外の必要書類は運輸支局にて入手出来ます(約100円で販売されている場合が有ります)。
なお、書類の書き方は各窓口に見本が置いて有るので、それに倣って記入して下さい。委任状は所有者に作成してもらいましょう。
なお、手続きの際には認印が必要になるので、当日持参する事を忘れないで下さいね。
住所変更等と同時に字光式ナンバーに変更する場合
住所変更や名義変更と同時に字光式ナンバーに変更する場合は、住所変更等に必要な書類に「字光式自動車登録番号標交付願」を加えるだけとなります。
ただし、申請書(OCR1号様式)の上部の「標板」の左側に「1(字光)」を記入する点は住所変更等のみの手続きとは異なります。
【参考】軽自動車の場合
軽自動車のナンバープレートを字光式ナンバーに変更する場合もこれまで説明してきた内容とほとんど変わりません。
書類の名称が「字光式自動車登録番号標交付願」から「字光式車両番号指示願」に、「自動車税申告書」から「軽自動車税申告書」に変わるぐらいです。あと手続きを行う場所が軽自動車検査協会になります。
なお、軽自動車は封印が必要無いので、普通車よりも簡単に手続きを終える事が出来ます。